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里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

小振りの茎立ち菜に追肥と土寄せ

2025年02月17日 | 畑:花菜類

越冬中の茎立ち菜に追肥と土寄せをしました。
茎立ち菜は当地では通称「茎立ち」。とう立ち菜のことです。
我が家で作っている茎立ち菜は仙台雪菜、かき菜、つぼみ菜の3種。
茎立ち菜はアブラナ科のトウを食するもので、各地域に根ざした在来種が多々見られます。
我が家ではトウを食するナバナ類の中で冬季に穫れるアスパラ菜、寒咲花菜に続き春先に穫れてきます。
種播きは10月21日。例年並ですが昨年よりは少し遅い。
我が家では標準よりは早播きし大株にして越冬させます。
その方がわき芽が多くなり沢山穫れるからですが、今年は小振りです。
極端な降水量不足だったことと2月に入ってからの低温が影響しているのではないかと思います。
昨年は暖冬で何れも今年より一回りも二回りも大きくなっていました。
これが「仙台雪菜」。


当地方のいわゆる伝統野菜で、葉物としても美味しい。
我が家ではトウが他より早くから穫れ、柔らかく美味しいので茎立ち菜として作っています。
3種の中では一番弱く作りにくい。旺盛だった昨年に比べると小柄ながら欠株はないのでまずまずと言ったところ。


低温に晒され縮みが出ています。
畝の両肩に追肥。


見にくいですが小さい白い粒が肥料です。
追肥用の粒状化成肥料が甚だ高いため在庫の硫安に苦土石灰を混合し施用しました。
土寄せに管理機を使用。


但し、あまり跳ね上げると土が葉に被ってしまうので、根元までは寄せられません。
この後、クワで根元まで十分に寄せました。


昨年はこの時期すでにわき芽が大分見えていました。今年は少し遅れそうです。
こちらは「かき菜」。


「かき菜」は在来アブラナの一種で、北関東での呼び名。類似のアブラナが各地にみられます。
丈夫で作りやすく、我が家では昔から作っています。


但し、昨年、今年と育ちがイマイチ。欠株はありません。
同様に追肥して土寄せ。


「かき菜」は元来丈夫で最終的には大きく育つのが常です。これから次第に旺盛になってくるでしょう。


「かき菜」は「仙台雪菜」のように葉物としての利用はできず、茎立ち菜としてのみです。
トウと言っても蕾が大きくなる前に伸びてきた新葉を利用するのが特徴。
こちらが「つぼみ菜」。


「かき菜」と葉の形が似ています。但し、こちらは葉色が明緑色で艶があります。
他の2種に比べて生長が早い。「かき菜」より一回り大きくなっています。


昨年はこの時期にすでに沢山のわき芽が伸びていました。さすがに今年はそうはなっていません。
同様に追肥し土寄せ。


「つぼみ菜」は名前のとおり花の咲く前の蕾のうちに新葉を食べます。


他の2種より穫れるのが明らかに早く、通常でも3月10日頃に穫れ始めます。昨年は特に早く2月中から穫れ始めました。
何れの茎立ち菜も暖冬だった昨年よりは10日から2週間ほど遅れるでしょう。概ね平年並と想定しています。


ブロッコリーはバラエティに富んだ花蕾が穫れる

2025年02月13日 | 畑:花菜類

この畑はごく緩い南傾斜のため日照条件が良く、過日の雪も週明けには殆どなくなりました。
ブロッコリーもすっかり雪を被りましたが、いち早く溶けています。
葉は少々垂れたものの実害はなく、まだまだ元気な様子です。
厳寒期が後ろにずれている感じですが、酷寒と言うほどではなさそうです。
今季のブロッコリーは種播きが3回になっています。今では予見がなければ判別は難しいでしょう。


品種は全て「緑嶺」。
まだ大きな花蕾が散在しています。一方小さな花蕾は沢山見えています。
これが1回目のブロッコリー。


未だ大きな花蕾が見えています。もちろんこれらは全て側花蕾。


今季は1株から複数の頂花蕾並の大きな側花蕾が穫れており、それがまだ残っているのです。
頂花蕾も含め大きい花蕾が1株から3個、4個と穫れることはあまりないことです。


普通の小さな側花蕾も多数着いています。
これが2回目のブロッコリー。


こちらも残っているのは全て側花蕾。中央に見えるのが頂花蕾の穫り跡です。


1回目のような大きな側花蕾は穫れていません。ただ、普通の側花蕾とははっきり違う一回り大きな側花蕾です。


大きな側花蕾になるのは頂花蕾のすぐ下に着く小さな側花蕾とは根本的に違うものです。
大きな花蕾は主枝の地際から伸びている大きな葉を付けた太くて長い側枝だけです。
そのために小生は土寄せに少々こだわっていますが、やはり当地では植え付け時期に大きく左右されるようです。
これが3回目のブロッコリー。


見えている大きな花蕾は全て頂花蕾。12月半ばから穫り始め、未だ穫っています。
株数が1、2回目を合わせたくらいあるので絶対数が多いこともありますが、低温期なので穫り遅れることがないからです。
一方、側枝から大きな側花蕾を穫ることは無理で、このような普通の小さな花蕾だけです。


花蕾は酷寒ともなれば凍害を受けやすい。酷くなると凍った後飴状になり変色してきます。
今季は昨年のような暖冬ではないものの真冬日はまだなく、-5℃以下も単発である程度。
この程度の低温ならさほどの実害はありません。
それでも多少の凍害の症状はあり、マーカーのところは軽い霜焼け状になっています。


もちろん低温に晒されるので花蕾の色はアントシアニンの色素が出て明緑色ではなくなります。
面白い現象が見られます。
この花蕾は葉が垂れ半分ほど被っています。


葉を退けてみるとこんな風なツートンカラーになっていました。


この葉は花蕾にすっかり被さっています。


退けてみると綺麗な明緑色です。


日陰と言うこともありますが、低温に晒されなければアントシアニンの発色がないことがよく分かります。
このような畑の状況から現在の花蕾は大中小のバラエティに富んだ花蕾が穫れています。


今作は1回目のブロッコリーの苗の出来が悪く3回の種播きになってしまいました。
天候とも相まって結果的に長期間大きな花蕾が穫れ続けています。



アスパラ菜が再び盛りになる

2025年01月30日 | 畑:花菜類

アスパラ菜は11月早々から穫り始め、11月20日頃からは子茎(1次側枝)が穫れ始めました。
さらに12月半ばからは孫茎(2次側枝)が穫れ始め、1月始めにかけ盛りに。


しかし、株に疲れが出てきたのか外葉に斑点が目立ち、次第に枯れ葉になりました。
もしかするとこのまま終焉に向かうかとも思いましたが、さにあらず。
斑点が出た外葉は枯れてなくなったものの見事に盛り返しました。


一旦は穫れ方が疎くなりましたが、再び沢山の孫茎(2次側枝)が伸びています。


孫茎になると、株の力が落ち気温も下がってくるため伸びは鈍くなってきます。
茎も次第に細身になり丈が短くなってくることが多い。しかし、よく伸びています。


大寒になって逆に気温が上がってきたのも幸いしたかもしれません。
株の勢いがはっきりと蘇ったように見えます。


アスパラ菜はそもそも収穫するときには花がかなり咲いていることが多い。
しかし。当地の厳寒期にはさすがに花はあまり目立たなくなるのが普通。それが数日置いただけで花盛りと言った雰囲気になっていました。


この株を見ると、主枝(親茎)子茎の穫り跡はこのようになっています。


子茎は2、3芽で切るようにしていますが、孫茎も同様に2、3芽残しで切ります。


孫茎を切りました。


孫茎からはひ孫の茎(3次側枝)が伸びてきます。
今冬は「寒咲花菜」のわき芽(側枝)の穫れ方が予想よりも大分遅れました。
そんな中アスパラ菜は順調に穫れ続け、この先も期待できそうな姿です。


急激な低温を免れており耐寒性も増しているようです。
数株穫ってみます。


長さも太さも十分。孫茎でこのくらいのボリュームになれば言うことはないでしょう。
アスパラ菜は多少花が咲いても食べるのに支障はありません。
味に癖がなく嫌う人間もいないので助っ人もせっせと穫っています。
過去には春先までアスパラ菜が生き残りナバナ類が勢揃いしたこともありました。今年は可能性があるかもしれません。


ナバナ「寒咲花菜」は少し遅れて側枝(わき芽)を穫り始める

2025年01月28日 | 畑:花菜類

生育は順調ながら暖冬だった昨年とは大分様相が違い予想より1週間ほど遅れました。


例年よりも揃っていると見ていましたが、一斉収穫とはならずまだ主枝の花芽が若干残っています。
最低気温-5℃以下が連続するような酷寒の年だと凍害を受けやすい。幸い今冬はたまに単発で遭遇する程度。
厳寒期を迎え葉がやや垂れているとは言え全体の姿としては非常に旺盛です。


しかし、側枝(わき芽)の収穫は予想より半月ほど遅れようやく始まったところ。
ただ、穫り始めが遅れたからと言って特にマイナスと言うわけではありません。
収穫期間が長くなり茎立ち菜にスムーズに繋がり上手くナバナ類のリレーができるメリットがあります。
ナバナ類の中で花菜(はなな)は店では菜の花の名で売られることが多い。
花菜は普通は春になって花が咲くナタネですが、これは寒咲きなので「寒咲花菜」と呼ばれます。
こんな風に外葉が大きく茂り、花芽もあまり伸びてこないため一見どこにあるか分かりにくいと思います。


主枝はできるだけ数芽で切るようにしていますが、下位の節間が詰まっているため実際には10芽くらい残ることが多い。
旺盛にわき芽が伸びています。


近づくとわき芽が沢山伸び花芽が出ているのが分ります。
花菜はわき芽が伸びてくれば1株から穫れる数が飛躍的に増えるので最盛期入りです。
但し、気温が低い時期は花芽が葉の下に蕾のままで留まり花が咲くようにはなりません。
そのため葉をかき分けないと蕾は見えにくい。蕾が容易に見えるような株はむしろ勢いが良くない株です。
旺盛な株だと多くの側枝が伸び、主枝の穫り跡も見えなくなっています。
一番進んでいる株で見てみます。
中央の変色した切り跡が主枝、手前の2本の側枝(わき芽)はすでに穫っています。


後方の側枝を収穫してみます。脇から見るとこのようになっています。


収穫する時は、側枝のわき芽を2、3芽残して切ります。
切りました。


後ろに隠れていた側枝も切ったので、纏めて3本の収穫です。


すでに側枝にもわき芽が見えています。これが伸びて孫茎になり、また先端に花芽が出来ます。
数本でも十分なボリュームになります。


これはまだ残っている主枝の花芽。主枝の蕾は大きい。厳寒期なので容易に咲くまでには至りません。


比べてみると右側が側枝、左側が主枝。一回り主枝の方が大柄。


今季は暖冬だった昨年と比べると気温が低いものの強い霜に見舞われていないのが幸い。
徐々に低温に晒されたため「寒咲花菜」も次第に耐寒性が付いているように見えます。
花菜は蕾、茎、新葉と余すところなく食べられ、用途も多様。
我が家郎党でも人気があり、小生も特に花菜の卵とじには目がありません。
今季はこれから最盛期に向かうところで、一層軟らかく風味が増し美味しくなります。


ブロッコリーは大きな頂花蕾と側花蕾が穫れ続ける

2025年01月09日 | 畑:花菜類

今年のブロッコリーは種播きが3回になりました。今では一見したところ区別が付きません。


大きな頂花蕾と側花蕾が同時に穫れています。助っ人はみな頂花蕾のつもりで穫っているようです。
品種は全て「緑嶺」。
これが1回目のブロッコリー。


頂花蕾は10月末から、側花蕾は12月10日頃から穫っています。
頂花蕾並の側花蕾が未だ穫れ続けています。


1株から2個、3個と穫れることはごく少ないのですが、今年はその少ない例。


これが2回目のブロッコリー。


頂花蕾は11月下旬から側花蕾は12月20日過ぎから穫り始めました。
さすがに1回目のような側花蕾とはいきませんが、大きい花蕾も見えます。


それなりに大きい側花蕾が穫れそうです。


これが3回目のブロッコリー。


頂花蕾を12月半ばから穫り始め、今盛んに穫っています。
暖冬の昨年は常に前進する印象でした。今年は遅れ気味に穫っています。
気温が低いので肥大もゆっくりのため穫り遅れる心配もありません。


結果的に長く穫れることになり、幸いしています。
極端な低温に当たれば障害も発生しますが、今年はまだ殆ど症状は見えません。
暖冬だった昨年今頃は直径15㎝を遙かに超える特大の花蕾になり市場では嫌われるような大きさでした。
今年は丁度良い直径13、4㎝の2L級です。


頂花蕾と側花蕾を穫って比べてみます。
右が1回目のブロッコリーの側花蕾、左が3回目のブロッコリーの頂花蕾。


酷寒にならなければ長く穫れそうですが、凍害を受ければ茎葉はシンナリし花蕾も傷みます。
少し収穫の進度を上げた方が無難かもしれません。