■ 一人綴り

イロイロやってますが、停滞中。(モノが出来たらアップする感じですから...。)更新はしますが数が減るかも。

■ Power Director 10 Ultra

2012年04月07日 | ○ Software





 久しぶりに動画編集ソフトを追加しました。
今回は、


 【 Power Director 10 Ultra 】





です。このソフトは、Premiere Elementsよりも多いオーバー
レイトラックを使えるので、ハードウェアの許す限りオーバー
レイトラックを追加できます。

 この点では、Premiere Elementsに近いモノがありますね。
プロジェクトはフルHDまでなんですが、今回の決め手は


 ■ MEPG-4 MVCの入力
 ■ オーバーレイトラックの数
 ■ 3D出力
 ■ ステレオコピック


です。64bit環境が生きるソフトがあったほうがいいなぁと
思ってたので、ソレを導入しました。(色とかを拘る人だと
EDIUS NEoとかVEGASの安いやつもありかなと思います。)

 そして、個人的に一番魅力を感じたのは、3D編集機能です。
このソフトは低価格ながらステレオコピックに対応していま
す。

 通常3Dというと、コンポジットや3DCGツールで、プレビュ
ー画面をアナグリフやインターレースで表示させてその画像
を3Dモニターで表示させ、エフェクト部分の調整を入れる感
じだったので、トランジションの動きやタイトルの立体感の
調整などが少し大変でした。

 当然、こうしたエフェクトやトランジションについては、
BlenderやNiveとかでもアナグリフ表示させて絵の調整入れ
てしまえば作れなくもないし、そうした表示をするものを
Python(Blenderの場合はね。確かNiveはC#)で書いてしま
えばいいんですが、やはり高定数は増えていました。

 ステレオコピックと言うのはこれが平面の映像処理と同
じように行えるモノで、そうした処理を3Dに反映できるモ
ノだったりします。


 低価格のソフトで、コレを実装しているのは、VEGASの低
価格版のみだったのですが、このソフトではオーバーレイ
トラックも多いのでマシンスペックを必要としますが、か
なり自由度の高い映像を作ることが出来ます。

 このオーバーレイトラックですが、Niveに追加するレイ
ヤーと同じ効果を持っています。ただ、パーティクルとか
の性能やプラグインの種類の違いとかあるので、できる事
が異なるのと、基本的にノンリニア編集なのでカメラとレ
ンダリングという概念はありません。

 なので、あくまでもフレキシブルに振舞うレイヤー部分
だけガ存在する感じです。

 NiveやJavie(これは、MAC版があります。)だと数値の
変化でコントロールする(というかマウススクロールで数
値は変化させれます。)のですが、直感的にある程度そう
した操作ができるようになっています。

 あとキーマスクは少し前からこの手のソフトには実装さ
れている(同社のソフトも相当前からそうなってるのです
が、VideoStudioもかなり前のバージョンからオーバーレ
イトラックはそうなってますし、Premiere Elementsは出
た時からそうなっていました。)のでNiveやJavieのよう
な 【 立体的な位置関係のコントロールは不可能 】 
なんですが、平面的な位置関係でのコントロールなどは
可能です。(NiveやJavieでいうとローカル座標のX,yに
該当するモノのコントロールですね。)

 パッケージに


 ■ ネイティブ64bit対応
 

 ■ ニコニコ動画正式対応


 ■ 3D編集対応



と書かれているのですが、このソフトでは、ステレオ映像
編集時に


 ■ アナグリフ表示をしてプレビューできる


という仕様になっています。

 ちなみに、広げるととこんな感じです。


■ メガネ



この手の表示と言うのは、Shade 12でも実装されているの
ですが、そうしたアナグリフ表示をするソフトを同時に開
いて(メモリーとスレッド数が結構必要ですが)作業する
のにも向いています。

 今PCに入ってるのが32bit AIPなので、ネイティブ64bit
ではどんな感じなのか確認してみようかなと思っています。

 とりあえず、使った後にレビューのほうを書いてみよう
かなと思っています。

 このソフトでは、2D-3D変換(視差調整可能)とかも可能
なんですが、Intel Media SDK対応なので、Core i7とかに実
装されている 【 Quick Synk Video 】 の機能を生かし
Core i7だと1時間の尺のモノが数分でエンコードできるよう
なバケモノじみたエンコードスピードを誇っています。

 この手のエンコードスピードは近年の動画編集ソフトで
実装されている(Adobeのは確認していないからなんとも言
えませんが)のでそうした機能を生かす事も可能です。

 また、少し前からインターネットのブラウザもGPGPUで
アクセラレーションがかかるようになり、グラフィック機
能を使うことでネットの動画の再生が軽くなった(これは、
GPGPUもあるのですが、ソレと同時にFLASH10.1以降の恩恵
も存在しています。)のですがこのソフトでもGPGPUによる
アクセラレーションで、フィルター利用時のプレビューが
速くなるような構造になっています。これは、少し前のバ
ージョンから実装されているのですが、便利な機能だとい
えます。

 Video Studio使ってたので、そのX4にしようかと思って
いたのですが、X5が出るので、それを待つ事にして、とり
あえずパッチとか揃ってるこのソフトを今回は選んでみま
した。





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