先日、とてもさむくて寝られなかったのでコタツに入りました。
足を暖めるだけのつもりが、なんとなくテレビをつけてしまい、見入ってしまいました。
NHKの番組で、若者向けの「あこがれの職業に就くために~」みたいな内容でした。今回は「漫画家」。田舎から周囲の反対を押し切って東京に出てきて漫画家を目指す23歳の女性が出ていました。
その女性がインタビュアの「東京に出てきて漫画家を目指すって大変な決意がいると思うんですが、やはり迷いましたか?」という問いに対してその女性は「いいえ、迷った時点でその人は終わりだと思います。もし、今漫画家になろうかどうしようか迷っている人がいるならやらないほうがいいと思います」ときっぱりいいやがった!
23歳の小娘(茶髪で派手派手むすめ)にしては中味はしっかりした奴だと思いました。
実は仲本師匠も同じ考えです。
そこでチャンスをものにした人、逃した人、わたくしは仲本師匠と仕事をするなかでいくつかそういう場面に遭遇しました。
かく言うわたくしもそうでした。
「かわはら青年、一緒に三線つくろう!」
「はいっ!」
「かわはら青年、コンサートに出してやるから2週間で島太鼓覚えろ」
「はいっ!」
「かわはら青年、明日から日曜の朝の授業をしろ」
「はいっ!」
「かわはら青年、これから埼玉に行ってひとりで三線弾いて来い」
「はいっ!」
「かわはら青年、その棹切れっ!」
「はっ、はい!」・・・(これにはちょっと驚いた)
俺ってすごい?(笑)
そしてこのかわてつの師匠は仲本光正です。
「なぜ私はこの仕事を選んだのか」 岩波ジュニア新書・・・是非読んでください。
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