土曜日に掲載されたテーマは「泣き入りひきつけ(憤怒けいれん)」。
○赤ちゃんが激しく泣いたあと、意識を失ったり、けいれんをおこすもの。
○けいれんまで行かないこともあるが、生後半年から二歳までの子どもの4〜5%に見られる。
○発作の前に必ず「大泣き」や「びっくりする」などのきっかけがある。
○睡眠中にはおこらず、後遺症は残さない。てんかんとは発症機序がちがうよう。
○かんしゃくを起こすように激しく泣いたあと唇が青くなりチアノーゼを起こす青色失神タイプと、
びっくりしてほとんど泣かずに迷走神経反射で呼吸が止まり顔が白くなる白色失神タイプがある。
○青色タイプは我が強い子に多く、白色タイプは繊細な子に多い。
○発作は1分以内のことが多く成長とともに減少、7歳以降はみられなくなる。
○貧血がなくとも鉄剤投与で治療でき、予後は良好だが鉄欠乏への注意が必要。
○乳幼児期の鉄欠乏はその後の発達に影響する。
○鉄分を摂るなら、ホウレンソウやヒジキ(非ヘム鉄--吸収されにくい)ではなく、赤身のお肉(ヘム鉄--吸収されやすい)を。
書いてみて、情報量なにげに多いなと思ったのだった。
でも、子どもにとって鉄分は本当に重要。
検査して貧血はないのに、鉄剤を飲んでいると調子が良くなる子がけっこういるのは不思議。
昨夕は秋田市小児科談話会があった。
コロナはまた増えてきているが、ほぼコロナ前の診療に戻っているクリニックが増えていた。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)
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