気がつけばもう大晦日・・
年賀状はどうにか終わり、ここへきてやっと年末年始気分を味わえるように。
以前、干支の「うし」を作るにあたっていろいろ考えていたら
ふと子供の頃読んだ「はなのすきなうし」という絵本を思い出した。
スペインの牧場に暮らすフェルジナンドは、子供の頃から
ひとり静かに花の匂いを回でいるのが好きな穏やかな牛。
周りの牛が強い闘牛の牛に憧れ、勝つため戦いの練習をする中
フェルジナンドだけが、のんびり座って花と戯れる毎日。
ところが、ひょんな事で荒々しい牛と勘違いされ
彼はマドリードの闘牛場に大抜擢されるのだが・・というお話。
思い出して気になってしまい、本屋で探し買い求めた。
闘牛場の女性達が付けていた花の匂いで、まるっきり戦わなかった
フェルジナンドだったので、
当時の印象は「花の匂いを嗅いでばかりの面白い牛」だったのだが
今読めば「あなたはあなた、皆と同じでなくともかまわない」という
自分らしさを問う話だった。
大人になって数十年ぶりにまた会えた絵本を、今違った意味を持って
読めた事に、静かな興奮と喜びを感じた。
来年はもうちょっと、マメに更新出来たらいいなあと思いつつ・・
それではよいお年をお迎え下さい。
年賀状はどうにか終わり、ここへきてやっと年末年始気分を味わえるように。
以前、干支の「うし」を作るにあたっていろいろ考えていたら
ふと子供の頃読んだ「はなのすきなうし」という絵本を思い出した。
スペインの牧場に暮らすフェルジナンドは、子供の頃から
ひとり静かに花の匂いを回でいるのが好きな穏やかな牛。
周りの牛が強い闘牛の牛に憧れ、勝つため戦いの練習をする中
フェルジナンドだけが、のんびり座って花と戯れる毎日。
ところが、ひょんな事で荒々しい牛と勘違いされ
彼はマドリードの闘牛場に大抜擢されるのだが・・というお話。
思い出して気になってしまい、本屋で探し買い求めた。
闘牛場の女性達が付けていた花の匂いで、まるっきり戦わなかった
フェルジナンドだったので、
当時の印象は「花の匂いを嗅いでばかりの面白い牛」だったのだが
今読めば「あなたはあなた、皆と同じでなくともかまわない」という
自分らしさを問う話だった。
大人になって数十年ぶりにまた会えた絵本を、今違った意味を持って
読めた事に、静かな興奮と喜びを感じた。
来年はもうちょっと、マメに更新出来たらいいなあと思いつつ・・
それではよいお年をお迎え下さい。