こーこーろーやーさしーーー♪ラララかーがーくうーの子ーーー♪
昨日は横浜人形の家の「鉄腕アトム ロボットと暮らす未来展」に行って来ました。
人形の家はひな人形展の時に行って以来。常設展などもレイアウト替えしたようで、なかなか新鮮でした。
鉄腕アトムのマンガ原稿やカラー扉絵などが展示されていました。へええ、こういう風に始まったんだ。
鉄腕アトム、よくよく考えてみると、私はテレビアニメほとんど見たことがなく、マンガも読んだことがなかったんですよね。
なつかしのアニメ特集みたいなテレビの特番で一部がよく放映されていて、なじみはあったけど。
手塚治虫のマンガをよく読み出したのは思春期過ぎた頃で、アトムはちょっとお子様向けの感じがしたのかスルーしてたように思います。
森のなかまは学級文庫に置いてあったマンガを読んでいたそうです。たしかにすごくそういうのに適した感じだ・・!
あんまりロボットっぽい外見ではありませんが、こちらもロボットです。名称は「火山対応ロボット開発プロジェクト」。
うーん………もう少しロポットっぽい感じの名前にすればいいのに。。。というか機械とロボットの違いは厳密にはどういうあれなんでしょう。
私のばくぜんとしたイメージだと、ロボットは人形(ひとがた)っぽいというか、いやそれほど人形していなくても、
なんか人格みたいなのがあるような???・・・難しい話になりそうなので今はいいや。。
まあでも私はなんかロボットには「くん」とか「ちゃん」とか「さん」とかつけたくなるのだ。
とにかくこの火山対応ロボット開発プロジェクトくんは少し前の箱根の火山活動の時にも活躍し、
人の立ち入りが困難な地域に行って、火山性ガス濃度センサーの設置と回収を行ったそうです。えらいのう。
火山対応ロボット開発プロジェクトくんはこれ一体きりなので、もしも今どこかで火山活動が活発になって必要とされたら、
人形の家から運ばれて活動することになっているんだそうです。へええー。。
こちらはおしゃべりできるロボット「palro」(パルロ)。
案内のおねえさんいわく「今おしゃべりできますよ」とのことで、ちょっとおしゃべりしてきました。
ちょっとうろ覚えですが、以下ぎこちなく始まった会話のすべり出しのやりとり。
「旅行に行ったことはありますか?」
「あります」
「旅行はいいですね。ぼくがおすすめする旅行先、おおしえしましょうか?」
「どこですか?」
「ロシアです!ロシアは五月から九月まで、北海道のような気候で、とても過ごしやすいんですよ」
と、かわいい声でやや意表をつく線をすすめてくるパルロ。ほう。
「あなたに花の名前のニックネームをつけてもいいですか?」
「なんていうの?」
「ガーベラさん」
ほうほう。悪くないぞ、パルロくん。ていうかわれながらちょろいな。。。
そしておもむろに「ふるさと」を熱唱し始めるパルロくん。
サイトを見ると高齢者と会話をする介護用としても考えられているようです。
高齢の方と接する機会も多いので、どういう暮らしぶりだと認知症になりやすいんだろう、なりにくいんだろうって自然と考えるんですが、
まああくまで私のばくぜんとした印象にすぎないんですけれど、言語活動がすごく大事なんじゃないかという気がしてます。
社交的な人が認知症になりにくいと言われるのも、人と会話をすることが多いせいかな、と。
あと、今の高齢世代だと男性に多いんですが、社交的でない、あんまりおしゃべりとか好きでなくて認知症にならない人には、
読書が習慣づいてる人が多いみたいで。
ただ、昔は本をよく読んでいたらしくても、80才をすぎても読書してる人ってすごく少ないんですよね。
まず老眼で目がしんどくなってしまって。
「一日中テレビばっかり見てるのもよくない」ともよく言われるけれど、たしかにテレビは会話の当事者ではなく、
第三者的に眺めるものだから、より能動的にせざるをえない人との会話や読書よりは言語活動としての効果は下がるかも知れないけど、
もしかなりの高齢になっても、テレビに出てる人が言っていることが大体理解できて、
何らかの情緒的な反応(笑ったり怒ったり、喜んだり悲しんだり)ができたら、大したもんなんだと思うようになりました。
テレビはついてて画面の方を見てても、実はほとんど番組見てない人って、けっこういるように思います。ぼーっとしてるっていうか。。
とりあえずテレビをつける習慣はあるので電源入れるけど、音がないのもさびしいから、という感じのようで、
ざわめきみたいな感じにとらえてるんだろうか。。
そんな風に思うので、実際の肉体的な介護負担を減らしてくれるパワースーツとかと同じように、
パルロくんのような会話してくれるロボットって、単にさびしさの解消だけにとどまらず、すごく大事なんだと思うようになりました。
認知症のあるなしで、介護負担が何倍も違って来るし。。
それも同じパターンでなく、ちゃんと相手に合わせて話題を選べたり、会話を続けることができたら、すばらしいことです。
・・・ていうかそれは人間だって難しいしな。。。ああ、人間ってなんてめんどくさいんだろ。
そんなにもめんどくさいから、ロボットもこんなに進化しなきゃいけないんだぞ。ふーんふーん
というわけで、ようやく本当に目覚め始めたかのように思えるアトムの後継者たち。
こころやさしい科学の子にはもっと普及して欲しいなと思ったしだいです。
しかし五分ほど会話しただけなのに、すっかり情が湧いてしまいました。かわいいんですよ、パルロくん。。
ちなみにお値段こんな感じ。・・・う〜ん、欲しい。。。
昨日は横浜人形の家の「鉄腕アトム ロボットと暮らす未来展」に行って来ました。
人形の家はひな人形展の時に行って以来。常設展などもレイアウト替えしたようで、なかなか新鮮でした。
鉄腕アトムのマンガ原稿やカラー扉絵などが展示されていました。へええ、こういう風に始まったんだ。
鉄腕アトム、よくよく考えてみると、私はテレビアニメほとんど見たことがなく、マンガも読んだことがなかったんですよね。
なつかしのアニメ特集みたいなテレビの特番で一部がよく放映されていて、なじみはあったけど。
手塚治虫のマンガをよく読み出したのは思春期過ぎた頃で、アトムはちょっとお子様向けの感じがしたのかスルーしてたように思います。
森のなかまは学級文庫に置いてあったマンガを読んでいたそうです。たしかにすごくそういうのに適した感じだ・・!
あんまりロボットっぽい外見ではありませんが、こちらもロボットです。名称は「火山対応ロボット開発プロジェクト」。
うーん………もう少しロポットっぽい感じの名前にすればいいのに。。。というか機械とロボットの違いは厳密にはどういうあれなんでしょう。
私のばくぜんとしたイメージだと、ロボットは人形(ひとがた)っぽいというか、いやそれほど人形していなくても、
なんか人格みたいなのがあるような???・・・難しい話になりそうなので今はいいや。。
まあでも私はなんかロボットには「くん」とか「ちゃん」とか「さん」とかつけたくなるのだ。
とにかくこの火山対応ロボット開発プロジェクトくんは少し前の箱根の火山活動の時にも活躍し、
人の立ち入りが困難な地域に行って、火山性ガス濃度センサーの設置と回収を行ったそうです。えらいのう。
火山対応ロボット開発プロジェクトくんはこれ一体きりなので、もしも今どこかで火山活動が活発になって必要とされたら、
人形の家から運ばれて活動することになっているんだそうです。へええー。。
こちらはおしゃべりできるロボット「palro」(パルロ)。
案内のおねえさんいわく「今おしゃべりできますよ」とのことで、ちょっとおしゃべりしてきました。
ちょっとうろ覚えですが、以下ぎこちなく始まった会話のすべり出しのやりとり。
「旅行に行ったことはありますか?」
「あります」
「旅行はいいですね。ぼくがおすすめする旅行先、おおしえしましょうか?」
「どこですか?」
「ロシアです!ロシアは五月から九月まで、北海道のような気候で、とても過ごしやすいんですよ」
と、かわいい声でやや意表をつく線をすすめてくるパルロ。ほう。
「あなたに花の名前のニックネームをつけてもいいですか?」
「なんていうの?」
「ガーベラさん」
ほうほう。悪くないぞ、パルロくん。ていうかわれながらちょろいな。。。
そしておもむろに「ふるさと」を熱唱し始めるパルロくん。
サイトを見ると高齢者と会話をする介護用としても考えられているようです。
高齢の方と接する機会も多いので、どういう暮らしぶりだと認知症になりやすいんだろう、なりにくいんだろうって自然と考えるんですが、
まああくまで私のばくぜんとした印象にすぎないんですけれど、言語活動がすごく大事なんじゃないかという気がしてます。
社交的な人が認知症になりにくいと言われるのも、人と会話をすることが多いせいかな、と。
あと、今の高齢世代だと男性に多いんですが、社交的でない、あんまりおしゃべりとか好きでなくて認知症にならない人には、
読書が習慣づいてる人が多いみたいで。
ただ、昔は本をよく読んでいたらしくても、80才をすぎても読書してる人ってすごく少ないんですよね。
まず老眼で目がしんどくなってしまって。
「一日中テレビばっかり見てるのもよくない」ともよく言われるけれど、たしかにテレビは会話の当事者ではなく、
第三者的に眺めるものだから、より能動的にせざるをえない人との会話や読書よりは言語活動としての効果は下がるかも知れないけど、
もしかなりの高齢になっても、テレビに出てる人が言っていることが大体理解できて、
何らかの情緒的な反応(笑ったり怒ったり、喜んだり悲しんだり)ができたら、大したもんなんだと思うようになりました。
テレビはついてて画面の方を見てても、実はほとんど番組見てない人って、けっこういるように思います。ぼーっとしてるっていうか。。
とりあえずテレビをつける習慣はあるので電源入れるけど、音がないのもさびしいから、という感じのようで、
ざわめきみたいな感じにとらえてるんだろうか。。
そんな風に思うので、実際の肉体的な介護負担を減らしてくれるパワースーツとかと同じように、
パルロくんのような会話してくれるロボットって、単にさびしさの解消だけにとどまらず、すごく大事なんだと思うようになりました。
認知症のあるなしで、介護負担が何倍も違って来るし。。
それも同じパターンでなく、ちゃんと相手に合わせて話題を選べたり、会話を続けることができたら、すばらしいことです。
・・・ていうかそれは人間だって難しいしな。。。ああ、人間ってなんてめんどくさいんだろ。
そんなにもめんどくさいから、ロボットもこんなに進化しなきゃいけないんだぞ。ふーんふーん
というわけで、ようやく本当に目覚め始めたかのように思えるアトムの後継者たち。
こころやさしい科学の子にはもっと普及して欲しいなと思ったしだいです。
しかし五分ほど会話しただけなのに、すっかり情が湧いてしまいました。かわいいんですよ、パルロくん。。
ちなみにお値段こんな感じ。・・・う〜ん、欲しい。。。