フェリーがなくなるなんて！

何気なく夕方のローカルニュースを見ていたら、衝撃的なニュースが！
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/20191111/4020004068.html
私が生まれて初めて四国に足を踏み入れたのは瀬戸大橋の開通前です。新幹線で岡山に行き、在来線で宇野に出て、連絡船で高松に渡り、急行列車で徳島に行きました。
宇野駅で電車を降りた途端周りのほぼ全員の人が走り出して「え？？」と思いながらのんびり歩いて連絡船乗り場に行き、船に乗ると、すでに座席がない。みんな、座るために走っていたのだ…。まあ、若かったので１時間の船旅、座れなくても大したことないのですが、高松で下船してからも、みんな走る！高松から徳島行の急行列車は「０番線」発。ええっ、０番線って何？と思いながらまたしてものんびり歩いて行くと、急行なのに２両しかない！しかも、乗客がぎっしり！！高松から徳島まで、ぎゅう詰めの列車に（勿論立ったまま）揺られて行ったのでした。そんな状況で受験した大学になぜか合格したことで、私の「楽しい４年間徳島生活」があるのです。
瀬戸大橋は大学に入ってから開通したのですが、通行料金がバカ高く、とても貧乏大学生が払えるお値段ではありませんでした。なので、実家に行く時に使うのは専ら高松から宇野までのフェリー。当時は３社くらいが２４時間運航してたので、時間を気にせず徳島から高松まで車で行って「乗れる便に乗る」という感じでした。大学時代の私の愛車「姉のお下がりスターレットちゃん（別名、山口ナンバーの走る棺桶）（笑）」何回フェリーに乗ったかわからない。
最近は瀬戸大橋の通行料金が値下げされたし、四国の高速道路も整備されてきたので、フェリーの利用者が減っているとは聞いていましたが、まさかフェリーがなくなるなんて。運航休止の前に乗りたいけど、特に四国に行く用事はないんだよなあ（笑）
茄子のカレー。