本日も一応開店はしているがノーゲストで暇すぎるので、この本を読んでいました。
やっぱり、このゴミは収集できません ゴミ清掃員がやばい現場で考えたこと ISBN 978-4-86494-282-9
お笑い芸人兼ごみ清掃員(←最近はごみ清掃員が本業、芸人が副業と言ってるらしい)滝沢秀一さんの著作で、前に読んだ「このゴミは収集できません ゴミ清掃員が見たあり得ない光景」の続編(?)です。この方は東京23区内(の、どこか)のごみ収集に従事されているので、私がかつて住んでいた調布市とはごみの収集形態が若干異なっているのですが、「戸別収集がある」というところは似ています。私は集合住宅に住んでいたのでごみはマンションのごみ置き場に出していましたが、周辺の戸建て住宅の方は家の前に出していましたね。まあ、ごみ収集の様子を家の中から監視している人は見たことないけど(私が知らないだけか?)
家の中から排出すると「あ~、すっきりした!」と思うごみですが、収集されている方のご苦労やそのごみの行く末を知ると、うかうか「断捨離~」とか「ときめかない~」なんて言っていいものか?と考えてしまいます。ましてや、分別しないのは論外。…と、偉そうに言っていますが、私もサラリーマンの頃に職場のごみ捨て係だった時は「缶や袋が破損して大量の虫が発生した大量のペットフード」とか「段ボールもコピー用紙も分別なく乱雑に積み上げられた書類(←段ボールとコピー用紙と新聞紙などは回収後の用途が違うので、分けないといけない)」を「よろしくおねがいしま~す」の一言で産廃業者さんに押し付けていました。ごめんなさい。
ごみを出さずに生活するって不可能だと思うので、収集してくださる方が気持ちよくお仕事できるように心がけたいと思うし、みんながそういう気持ちでごみを出してくれるといいなあ、と思います。当たり前ですが、ごみ収集は罰ゲームとかじゃなくて、お仕事なんで。
興味のある方は、前著も含めて読んでみてください。
キムチ鍋。