ダウとTOPIXで判る市場判断(244)
<GOOに接続できず遅くなりました>
先日書いた、オイルダラーについて、サンケイ、イザに記事が出たので、読んでいる内に遅くなった。
イスラム教は利子を禁止しているので、少し変わった運用が必要なのだが、出資し手、配当を取ることは許されている。オイルの値上がりで膨らんだ資金は、「イスラム金融サービス委員会」などで、管理される。
政府が今頃、動き出しているし、銀行も今頃働きを始めている。日本の立ち遅れは、欧州に比べて、極端だ。大体、金融に関係する仕事をしていれば、石油の値上がりの段階から、始めるべきであろう。
さて、今日の相場だが、ニューヨークが、128$高く、円も1円ほど安い事もあって、156円高く始まり、30分ほどはこの水準にあったが、その後上がり始めて、10:30頃には、303円高まであった。
その後は持ち合いとなって、264円高で引けた。やはり、先日指摘の通り、あそこが底であった。底に売った人は、そのときの心の動きを思い出して、今後の教訓にすることが、絶対に必要である。
ダウ 264.60 円 高 17,507.65
TOPIX 23.25 P 高 1,727.57
ダウよりTOPIXの上がりが少ない。個人は売りを入れている人が多い事を示している。しかし、活発に買っている個人もあることは、佐伯建設、不動建設などが、値上がり10位以内に居ることで判る。
昨日の100円上げの予想に反して、大幅上げになったのは、NY上げの影響がが大きいだろう。だが、円は下げたが、輸出銘柄はまちまちである。逆と言える電力などが上げている。
円安も上げの材料にしたコメントが多いが、電力株の上げから、前場の動きを見る限り、相場に影響はしていない。
業種では、造船、海運、電力が高い。鉄鋼は利食い売りが出ているようで、まちまちだ。建設もまちまちだが、建設のトップクラスも上げるものが見られる。この業種は昨日も言ったが買いが良いだろう。
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