気になるコメントを見たので、宇摩説を概略で振り返ってみようと思う。 イザナギ・イザナミの国生み 古事記の物語で最初にあるのが、「イザナギ・イザナミの国生み」である。この二人は、天の神から、矛を渡されて、漂う国を固める(修理固成)指示をされる。 所が、続いてあるのは、「国を生む」話になっている。現在は、二人が国々(国土)出産したように解釈する。しかし、人が国土を生み出すわけは無い。 . . . 本文を読む
はじめに 昨日は登場人物の八上比売や八十神の謎を、これまでの解説から解いた。また、大国主は、スサノオの系譜の時に、近畿の大神(刺国大神。つまり、銅鐸文化圏の王)の孫だと説明している。 また、この時に、大国主の多くの名は、各地の指導者の名を集めたものだろうと書いている。これらの違った名で、地域が判れば良いのだが、どうなるか、解いて見ないと判らない。 ただ、各地に任命されて、その時々に . . . 本文を読む