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FXと四国遍路とワンコと菜園の物語 

一般大衆投資家が、時々四国遍路に出発、FX取引を行う様子をメモ。合せて、愛犬君の近況や、菜園などのことも掲載

FX ツバメが飛んだ。5月始まる。

2023-05-01 07:47:35 | 日記

おはようございます。5月1日月曜日です。広島は晴れ、しかし、このGW中の天候は週前半は晴れそうですが、後半は雨が降るようです。「天候に恵まれて」ということにはなりそうにありません。

まだ梅雨入りには程遠い時期ですが、それを意識させるような天候になるかもしれません。

先週土曜日早朝、ツバメが地面近くを飛んでいたのを観ました。夏ですね。夏到来です。そういえば、5月端午の節句の鯉のぼりをまだ見かけた記憶がありません。天候不順故、外に鯉のぼりを泳がせられないのかもしれません。

 

さて、相場です。先週金曜日の米国市場では、株価は、3市場とも上昇して引けています。出てきた企業決算や経済指標が良かったことで、景気後退の懸念が後退したようです。

しかし、これでも、景気後退を疑う勢力はまだあり、相場参加者全員が、「買い」で動いてきたわけではないようです。

 

債券市場では、残存年数の短くなったものが売られ、新発債が買われたようです。いわば、乗り換えです。この動きから、総合すると、債券価格が上昇し、利回りは低下傾向になったようです。10年物国債利回りは、少し下がって、3.4330%となっています。

今回のFOMCでは、0.25%利上げを行うだろうと考える見方が大方と思われますが、それでも、「利上げはない」とする勢力がまだあるわけで、ウォール街とFRBの考えは一致していないと思われます。

 

オプション市場はというと、FRBと同様の金利状況を考え、今回のFOMCでの0.25%利上げを見込み、その後、利上げのない状態が続く、と見込んでいるようです。

CMEN225は、29000台に乗ってきています。今週のGW中に、「鬼の居ない間」に、株式指数先物相場は上昇する可能性がありそうです。

 

日銀は動きませんでした。FOMCは動くと思われます。

この結果になれば、ドルは買われ、円は売られる立場になってきそうです。本邦の輸出で稼ぐ企業には好材料と思われます。貿易収支の改善になってくるか。

今のところは、本邦株式市場での現物買い、そして先物買いに海外資金が流入していますので、もうしばらくは、日本株の買い材料になると思われます。

 

GW中に、FOMCやECB、そして、アップルなどの企業決算が出てくるなど、結果として、相場が動く環境になっていると思われます。

こんな時に本邦はGW中。本邦の機関投資家は本当に休んでいるのか? 新米担当が当番を押し付けられて出勤しているかもしれません。これでは、全力投球はできないと思われ、GW明けになってから、機関投資家は相場の修正に動いてくると思われます。5月8日以降になると思われます。それとも、今日明日の二日間で相場を作ってしまうのか?

 

少しテーマがそれますが、1日が月曜日から始まる月は珍しく、今年は、この5月のみとなっています。これは吉報かもしれません。1日月曜日から始まる月は、順調な相場を形成する、という経験則が市場にはあるようです。

しかし、「Sell in May」を考えると時期が悪いのでは、と、つい勘ぐってしまいます。

 

2022年は、8月のみ、1日月曜日でした。この月を見ると、始値133.235円、高値139.003円、安値130.389円、終値138.948円と堅調に推移しています。

2021年をチェックすると、2月、3月、そして、11月と3回あり、それぞれ同様にチェックすると、

2月は、始値105.034円、高値106.214円、安値104.409円、終値106.542円、と堅調に推移。

3月は、始値106.488円、高値110.965円、安値106.366円、終値110.67円、と、こちらも堅調に推移。

11月は、始値114.054円、高値115.52円、安値112.53円、終値113.138円、と、少し軟調に推移。

これ以前のものは省略します。

数少ないデータです。この考えで盤石とは言えませんが、参考にはなるデータと考えています。相場ではよく言われていることなのですが、、、。

 

4月29日に書いている「今週の言い訳」も参照願いたいと思います。

ユーロドルもドル円も一旦山をつけるかもしれないという環境になっているという判断もできそうです。まだ上昇し、山をつけるのはもっと先、という判断もあります。今週は、会合結果で相場は動きそうです。

 

これからも出てくる経済指標、そして、企業決算で良い傾向が出てくれば、景気後退懸念は後退し、インフレ高止まりとなれば、利上げが濃厚となり、ソフトランディングかノーランディングで収まるかもしれないという見方が再度強まってくると思われます。

FOMC後のパウエル議長の記者会見では、これまで通り、「今後出てくるデータ次第」ということも付け加えると思われます。

今回の利上げが最後となり、年内は、そのまま推移し、2024年になってから利下げ開始となる可能性もまだあります。FRBが描いているシナリオはこれだと思われます。これが「データ次第」となって、市場はまだうろうろするのかもしれません。

 

もう一つ重要な課題があります。米国政府債務上限問題です。イエレン財務長官が時折、危機感を発していますが、議会と政府は対立していますので、解決しそうにありません。

今までにもこのような状況になったことはありました。期限切れ直前で合意し、解決した事例もあります。期限切れで、政府機関が閉鎖されたこともありました。その後債務増額を合意して問題は解決。

 

市場には、この債務問題で、米国政府が破綻するという方に賭けている投機筋が存在し、そのCDS(保険料)が急上昇しているようです。そろそろ米国政府は資金難になるとみられています。政府側は、何とかやりくりしてその場しのぎを行っているようです。

 

とにかく今週は、FOMC、ECB、ISM関連指標や雇用統計も出てきます。経済指標や企業決算から目が離せません。GWの浮かれ気分だけでは相場に適切に対応できなくなる恐れがあります。

ここは沈着冷静に判断し対応して行くことが求められそうです。

 

日足の200SMAが現在、136.967円付近を通過中です。本日の相場で、ここを突きに来る可能性もありそうです。さらにここを突破できるかどうかをチェックする今週になりそうです。

3月8日高値が137.912円です。ここを狙って相場が動いてくることも念頭に入れておきたいと思います。

 

注意事項としては、先週金曜日高値で、3MAX・20MAXが一致形成しています。これを考えると、本日は下振れしやすいか、、。しかし、金曜日に強く大きく上昇していると、翌月曜日はこの傾向を継続することもあります。動きを観ながら慎重に判断したいと思っています。

「G指数」では、各項目とも「少し買われ過ぎ」レベルになってきています。

現在値に近いところにある800SMAは4時間足の135.161円。この足以外は、ずっと下です。このMAが相場を下支えする役割を担うかもしれません。

テクニカルで現下の相場を判断すると、日足までは「買い場」での取引となっています。週足はまだ弱いながらも「売り場」を示しています。今後の展開で、週足も「買い場」となれば、ドル円は強い相場を形成していきそうですが、、、。簡単には崩れそうにはないと思われます。「押し目」ができれば、買い方が動いてくると思われます。半面「吹いたら」売りの動きも出やすいと思われます。そんな感じの今の相場状況、、、。

 

米国では、ファースト・リパブリック銀行の破綻を受けて、大手金融機関であるJPモルガンなどが買い取るというような報道も出てきました。入札結果がそろそろ出てくると思われます。ここ一両日中に結論が出るかもしれません。この銀行も、保有資産構成を巡る経営者の判断ミスにより破綻したと思われます。今後米国では、大手のみならず、中小銀行についても、規制が厳しくなると思われます。

 

植田日銀総裁は先週の会合後の記者会見で、「今後の物価は、今年度後半に下がり、来年度は日銀が目標とする2%に上昇する」見通しを示しています。さらに、「引き締めが遅れて2%を超えるインフレ率が持続するリスクよりも、拙速な引き締めにより2%を実現できないリスクの方が大きい」としています。

 

本日のシグナルは、「コスモス」は「買い」、「ひまわり」は「売り」、「シクラメン」も「売り」となっています。

健太君の判定は、「買い」は、136.415円超、「売り」は、136.415円以下、「買い」は、134.769円以下の場合となっています。

FPVは、135.366円、R1は、137.464円、S1は、134.171円となっています。

 

今年の夏相場の間に、現在採用している小生の手法を見直しする予定でいます。相場を複雑に考えることは止め、できるだけ、さらに単純に考えていくための検討をしたいと思っています。小生の取引手法は、「他人の手法を、真似て、学んで、捨てて、自分のものを作り上げる」ことで作り上げてきました。万人に通用するとは考えていません。これをさらに簡素化するつもりですから、自分との戦いになると思われます。

本日から5月です。どう動いてくるか月間の動きにも興味があります。

 

間もなく東京タイム開始です。今週もよろしくお願いします。合掌

 

追伸 8時16分です。ユーロドルの上値が重くなりつつあるような、、。ドル買いが出てきたかもしれません。ドル円でドルが伸びてきつつあります。しかし、慎重な歩みのように思われます。値幅から見ると、ここまでの動きは買い方優勢になっています。

追伸 9時34分です。上値が、136.784円まで伸びてきました。137円台を狙っているかもしれませんが、日足の200SMAが現在136.970円付近を通過中ですから、ここを上抜けできるかどうかチェック中。

追伸 10時08分です。136.56円近辺まで押して来ましたので、先ほど、136.583円でロングを持っています。これで少し様子を観ようと思います。再度、日通し高値突きに来て136.9円チャレンジをし、137円を伺うと思っているところですが、果たして、、、。順調に上値が伸びて来ると、137.2円付近までは伸びるかと、想定中。

 

追伸 11時29分です。ドル円は、上値が136.821円まで伸びてきています。しかし、動きは慎重な様子。ぐんぐん勢いを持って動いているとは言えません。短期の投機筋は、136.90~95円付近になると、押し込もうとしているかもしれません。日足の200SMAを超えさせない意思なのかもしれません。今夜、米国指標で、ISM製造業景況指数が出てきます。予想では、前回より若干ですが好転するようです。このデータが出て、相場は動き、137円台突入、あるいは、押し戻されるという動きになるかもしれません。 相場の流れとしては、上昇トレンド形成中と思われます。ロング保有継続中。

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