行くならどっち?『旨い店』と『美味い店』

広島食い道楽雑記
食も出会いじゃけぇ、出会った限りは知らんとね!
『食』って人を良くするって書くんよ

七十五皿目 名誉と名声を求めて

2010-07-04 | 食べ歩き
七十五皿目 名誉と名声を求めて


この歳になっても自分は何も成し遂げていないと思うことはありませんか?

この歳にもなればみれば社会的には社長をやっているヤツもいたりして、
スポーツの世界でも大リーグでバリバリ活躍している同い年がいたり。
振り返って自分自身はどうなのかと。

かのギリシャの吟遊詩人ホメロスもこう言ってた気がする。
『人の命は儚く短いが名誉・名声は後世まで残りえる』と


さて、現在何も成し得ていないわたしは名誉・名声をどう残そう。

そうだ、東京へ行こう!

さぁ、東京に着いた!(ただの出張
さぁさぁ、名声を残すぞ!

さて、どうやって名声を残そうか・・

タイミング良く、トラックの前にボールを追いかける少女が飛び出してこないかなぁ~
横っ飛びで助けてあげるのに。

電車内でおばあさんが立っているのに席を譲らない不良でもいないかなぁ~
見て見ぬフリするのに。もしくは寝たフリ

そうそう事件に巻き込まれる事もなく歩いているとある考えが浮かんできました。
そんな大それた事をしなくても、ようは何かの一番になっちゃえばいいんじゃないかと。
テレビでくだらない事に挑戦してそれをギネスに登録するんだ!とかやっていますが、
ようはそんな事でいいんじゃないかと。

ところで、くにひろ屋の洋酒ケーキって知ってます?
最近わたしの中で絶賛大ヒット中のお菓子でして最近出張の際は
くにひろ屋の非公認営業マンとして各地でPRに励んでおります。

これがその洋酒ケーキ


今回の出張にあたり5個入りパックがカバンにギッシリ!


今回の東京出張はいつもと違いオサレな場所の得意先。
いつもは新橋とか荻窪なのに、今回は渋谷と南青山!

そこでこう考えてみたらどうでしょう。

わたしは渋谷と南青山に初めてくにひろ屋の洋酒ケーキを持ち込んだ人間だと

そういうプランではどうでしょう
それでいってみましょう
証拠写真と共にどうぞ!

渋谷駅ビルである東急百貨店に向けてー!パシャリ


ハチ公の銅像の前でー!パシャリ


スクランブル交差点のド真ん中で109方面に向かってー!パシャリ


さぁ、どうだ!
あまりのくだらなさに自分自身が嫌いになりそうですが、
こういうのが好きな人もいると信じておきましょう

教訓その1
よく大都会東京は個人主義で人が困っていても見て見ぬふりをするなど
東京砂漠的な話をよく聞きますが、今回の撮影中は道行く人々がみんな
わたしをガン見していましたよ
もちろん対不審者目線でね!
そりゃそうです、写真を見ていただいたらおわかりの通りこの日は雨。
スクランブル交差点の真ん中で右手にカメラを持ち、左手に洋酒ケーキを持ち、
首と肩の間に傘を挟んだサラリーマン風が両手を高く上げ撮影してたら
そりゃ不審者です。まだまだ東京も捨てたもんじゃありませんね。
待ち合わせのメッカであるハチ公前では写真の直後、3組の修学旅行中学生に
写真を頼まれ、渋谷駅ビル方向を撮っているわたしの後ろにはスターバックスの
巨大店舗があり撮影しているわたしの背中に不審者への容赦ない視線が。

教訓2
今回の出張で得意先の会社に入ってから10分間くにひろ屋の洋酒ケーキの美味しさを
語っていると、先方の担当者から『かっしーさん今回東京に何しに来たんですか?』と・・

仕事はマジメにしましょう

教訓3
このブログを書いた後に気になってホメロスの叙事詩『オデュッセイア』を読み返してみると、
『オデュッセイア』の主題は、
『永遠の命や不朽の名声を追い求めるよりも、家族との日々の暮らしを大切にせよ』
というものでした

あれ?名声いらなかったか?



広島ブログ
雑学
今回話に出てきたホメロスの叙事詩『オデュッセイア』
この物語に出てくるナウシカア(=ナウシカ。パイエケス人の国の王女)は
宮崎駿氏の『風の谷のナウシカ』のモデルなんですよ。知ってました?


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