行くならどっち?『旨い店』と『美味い店』

広島食い道楽雑記
食も出会いじゃけぇ、出会った限りは知らんとね!
『食』って人を良くするって書くんよ

二十一皿目 爆食!尾道ラーメン(男は辛いよ編)

2008-05-26 | 旅めし
二十一皿目 爆食!尾道ラーメン(男は辛いよ編)


※爆食=爆発するような勢いで食べるさま。
      昔は連食と呼ばれ一日に何件ものお店をまわり食べる事。
      主にB級グルメに用いられる用語。
    
先週に続き今週も尾道へ仕事でやってきました。
先日は念願のラーメン店に行くことが出来た訳ですが、今日は
朱華園の中華そばが食べたい気分だったので早速行ってきました。
このあと待ち受ける事件を知らずに・・


おぉー!昼前なのにすでに行列!


でも、まぁ尾道にはあまり来る機会もないし、中華そばは食べる時間も
あまりかからないだろうという事で並ぶこと15分

このくらいの位置までたどり着きました。

もう少し!


到着~


早速、中華そばをいただきます。

やっぱり美味しいなぁ。これは並ぶ価値があります
このお店の事が書いてあるホームページやブログを見ると休日の朱華園は
客数が多すぎ、味にバラつきがあると書き込みしてあるのを見かけた事が
ありますが、わたしは平日にしか行かないので味のバラつきを感じた事はありません。
どんなんだろ?

一人での食事なので短時間でササッと終わります。
後ろに待ってる人も多いことですので食べ終わったらすぐにお店を出ました。

そして午後一番に得意先で打ち合わせがあるのでその得意先方面に車を走らせます
このあと待ち受ける事件を知らずに・・

さて、1時です!仕事開始!
と、いう事で得意先へ

得意先に到着し、さぁ打ち合わせだ!と思っていると・・
先方の担当者が
『かっしーさん、昼ごはん食べられました?』
『はい?』
『いやー今日はかっしーさんに尾道まで来ていただいたので今からお昼でもどうです?もしかしてもう食べられました?近くにいいお店があるんですよー』
『・・いえ・・まだ食べていません・・・』
『そりゃー良かった!じゃあ早速!』
『はい・・』


そんな流れで2度目のお昼を食べに行くことになりました。

得意先ですから・・
もう食べたとは言えませんから・・
食事がするんだったら先に言っておいてくれないと!とは言えませんから・・

そんな事を考えている間にもう到着
(この外観は以前食べに来た際に撮っていた写真です)

『ラーメン定食二つ!』

あ、もう注文されちゃった・・(勝手に・・)



ここのラーメンも美味しいなぁ。美味しいけど今の満腹状態だとチャーハンが
多いなぁ
でも、残すわけにはいかないし・・

まぁ、食べられない量じゃなかったので完食しましたよ
このあと待ち受ける事件を知らずに・・

さて、満腹のお腹をさすりながら無事商談を終え、2社目の打ち合わせへ

到着後、先方の担当者と雑談をしているとそこの会社の社長が登場。

『おっ!かっしー君久しぶりじゃないか。たまには顔をみせろよー』
『はい(笑)ご無沙汰しています』
『ところで昼飯は食べたのか?尾道といえば尾道ラーメンだろ?旨い店に行くか?』
『いえ!もう昼飯は食べましたから!また今度誘ってください!』
『若いもんが何言っとる!ラーメンぐらいはいるだろ!いくぞ!』



なんでしょう。
声の大きい人が勝つゲームなのでしょうか・・



と、いうわけで名店といわれる行列の絶えないお店『つたふじ』へ
(お昼に訪れた朱華園のすぐ近くです。振り出しに戻った感じでしょうか)



店休日でした。(写真は以前食べに行った際に撮った写真です)


『あれ~休みですねぇ(ニヤニヤ笑い)今日のところは諦めますか~(ニヤニヤ笑い)』
『大丈夫!近くにもう一軒あるから!』
『はい・・』

と、いうわけですぐ近くの『壱番館』へ

『ラーメン定食二つ!』
あ、もう注文されちゃった・・(また勝手に・・)

美味しいんですよ!美味しいんですが・・

ご飯多いなぁチャーシュー大きいなぁ
普段なら嬉しいがなぁ

麺を一本ずつすすりながらなんとか完食。
そんな食べ方を横で見ていた取引先の社長は二度とぼくを食事に誘っては
くれないことでしょう・・

でも、しょうがないじゃーん
男は辛いのだ!
でも、どのお店もお勧めですよ
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二十皿目 尾道ラーメンを求めて

2008-05-20 | 旅めし
二十皿目 尾道ラーメンを求めて

先週は仕事で尾道に行ってきました。
尾道といえばいろいろ名物もありますから人それぞれでしょうけど、
わたしにとってはやはり『尾道ラーメン』なのです。

朱華園・つたふじ・フレンドなどの名店がひしめく市内ですが
今回は別のお目当てがあるのです。

それは『砂田食堂』というお店。

実はこのお店は知人に紹介されたお店で以前から尾道に行った際には
一度訪れてみようと思っていたお店なのです。
今回はその絶好のチャンスです

しかし、問題が一つ。
この砂田食堂ですが、住所は分かるのですが場所が住宅街の真ん中にあり
地図をみてもいまいち場所が分かりません
実は先月も一度来た事があるんです。
その時は時間もなかったせいもあるんですが探してもお店が見付からず
食べることが出来ないまま尾道を離れましたので今回はそのリベンジも
兼ねています。

『今回は必ず食べてやる!』

さて、そんな事を思いながら付近を探索する事、約5分。
見つけることが出来ましたよー。

のれんがかかっているのが分かりますか?
そう、そこがお店です。
分かりづらいでしょ?

前回の探索時もこのお店の前の道は通っているはずなんです。
しかし、今回は見つける事が出来た。
その理由は前回、見つけられなくて広島市内まで帰った時に
このお店を教えてくれた知人にお店の特徴を聞いていたのです

その特徴とは「その付近で3階建ての家を探せ」というものでした。
ですから今回は3階建ての家しか見ていませんでした。

発見でき感無量です。

このお店はわたし以外にも探しきれない人もいると思います。
まわりは本当に住宅街ですから
ちなみに上の写真はお店の正面ですが、同じ立ち位置で左を向いてみます。

こんな感じです。

同じ立ち位置で今度は右をむいてみます。
こんな感じです。

さていよいよお店の中に入ります。
初めて訪れるお店は少なからず緊張するものです。

でも、食べたいので入ります(笑)


さて、そんな訳で苦節一ヶ月ようやくお店に入店できたのですが、
時間が開店直後の11時過ぎだったせいもあり客はわたし一人の為、
店内の写真撮影はためらわれたので店内写真はありません。
住宅兼店舗のこちらのお店は親子と思われる女性2名でやっておられました。

カウンターが10席・2名用テーブルが一席
※テーブルはこのあと来店されたご近所の常連さんらしき方々が
うどんなどを持ち帰りをされる時に待っておられる時に座っておられたので
元々そのような用途の為におかれているのかもしれません。

さて、いよいよ注文です。
初なのでスタンダードなラーメン(500円)と白ご飯(250円)を注文。

外ののれんには中華そばと書いてあったのですが、店内の表示はラーメンで
統一されていました。元々、明確な違いはないのかもしれません。

※元々、尾道は隣県岡山県のようにラーメンではなく中華そばと呼ぶ文化が
あったのかもしれません。現に現在の尾道ラーメン界をリードする朱華園も
中華そばという表記になっています
尾道ラーメンの定義としては
醤油味に魚介系の出汁で、透明で淡白。豚の背油がクルトンのように浮かんでいるのが主流。
と、なっているのでこのお店は間違いなく尾道ラーメンのお店です。
元々、尾道ラーメンの「尾道ラーメン」という呼び名は、隣の福山市の海産物加工会社が作った
お土産用ラーメンの商品名に使ったことから始まっており、尾道ラーメンの発祥は福山からだと
言う人もいるのはこのためです。

さて、ラーメンの出来上がりです。


美味しいです
このお店のラーメンは尾道ラーメンの中でも魚介系の味が特に強いように
思います。

あっと言う間に食べてしまいましたが、心残りが一つ。

このお店の入り口のショーケースらしきところに巻き寿司と稲荷が置いて
あったんですが注文の仕方がわからず食べ損ねました。
巻き寿司が好物なので悔しいです。
ラーメンを待つ間、ラーメンを食べている間、そっちをチラチラ見て食べて
いたので、お店の方から見たら完全に挙動不審者だったかもしれません。

食べ終わる頃に入ってこられたお客さんがラーメンを注文し、出てくるまでの
あいだにおもむろにショーケースに近づき、自分でとっているではありませんか!

セルフだったのね・・

そして、わたしが食べている間に徐々にお昼時となり他のお客さん方が
次々と店内に入ってこられたけど、みなさんお水を自分でついでおられる・・
わたしはついでもらいましたが・・

セルフだったのね・・

皆さんはお水は自分でとりましょう。

この砂田食堂、少しわかりにくい場所にありますがお薦めです

店名 砂田食堂
住所 広島県尾道市吉和西元町13-2
電話 0848-22-6966

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十九皿目 チュイールとは「瓦」(リベンジ編)

2008-05-14 | 家料理
十九皿目 チュイールとは「瓦」(リベンジ編)


さて以前のブログでチュイール大失敗の巻をお届けしましたが、
今回はリベンジ編です。

十五皿目 チュイールとは「瓦」(前回のブログ)


前回失敗した最大の問題点はその「厚み」でした。
今回はそれを修正すべくチュイール作りスタートです


今回は目標が明確です。
『薄く』作ればいいわけですから!
分量などは変えませんし楽勝です

さあ、こんなもんでどうだ!
アップにしてみます。

どうですか!完璧です!
中央部分には今回の心の余裕を現すようにラングドシャー形まで作っております。

※"ラングドシャー"は、フランス語で「猫の舌」の意味

さぁ!フィナーレに向かっていよいよ焼きです!

出来た!


う~ん、我ながらバッチリ

アップにしてもこの絶妙な焼き加減

これにて、リベンジ完了です!
今回のレシピをのせておきますのでぜひチャレンジしてみて下さいね。
ビックリするほど簡単ですから
しかも美味しさは保障します

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ごまごまチュイール

・薄力粉 30g
・グラニュー糖 40g
・無塩バター 30g
・生クリーム 大さじ1
・黒いりごま 30g
・白いりごま 30g
・卵白(L玉) 1個分

下準備
・天板にオーブンシートを敷く
・薄力粉はふるう
・オーブンを170度に温める

作り方
①小さめのボールにバターを入れ、底に60度くらいの湯をあてて(湯せん)
溶かす。または電子レンジで溶かしてもOK
(今回は手軽に電子レンジで溶かしました)
②別のボールに卵白を入れ、グラニュー糖を少しずつ加えながら、
とろりとした状態に軽く泡立てる。①のバターと生クリームを加え、
ぐるぐるっと混ぜる。
③粉をふり入れて泡立て器でなめらかに混ぜ、ごまを加えてさっと混ぜ合わせる。
④生地をティースプーン一杯分くらいずつすくい、天板に間隔をあけてのせ、フォークに
水をつけて直径5cmの円形に広げる。170度のオーブンで10分ほど
焼き、熱いうちにナイフなどで剥がして冷ます。

完成
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では、また
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