行くならどっち?『旨い店』と『美味い店』

広島食い道楽雑記
食も出会いじゃけぇ、出会った限りは知らんとね!
『食』って人を良くするって書くんよ

百五皿目 東京出張メシ(イケメンは得をする)

2011-11-20 | 旅めし
百五皿目 東京出張メシ(イケメンは得をする)


東京に出張できております。

赤坂での出来事
飲食店が並んでる通りを歩いていると一軒のお店が目に付きました。

赤坂イケメンカレーなるお店

どんな店かと気になって覗いてみたら、
実際その時も永井大風のイケメンが店の前で呼び込みをしていました。

その前を通りながら、この店のウリはなんだろうと考えてみました。

イケメン?
それとも
カレー?


まぁ、順当に考えれば店名にイケメンってつけてるぐらいですから
イケメンがメインのお店なんでしょう
なんたって、永井大風のイケメンが呼び込みをしてるくらいですから。

メイドカフェにコーヒーがあるからってコーヒーがメインではなく
メイドさんがメインなようにこのお店もきっとイケメン店員が主のハズ。

と、思いながら何気なくお店を覗き込んだんですよ。
どんなイケメンがいるかと見たい気持ちだったんですが、
( ゜д゜)ンマッ!!

イケメン主体ならオバサマが多いのかと思いきや
お客さんの6割方が男性のおじさまだったんですよ!
ぉお!?(゜ロ゜屮)屮

まさかのカレーがメイン!?( ゜д゜)ァラヤダ

さすが赤坂、一筋縄ではいきませんな・・



翌日、お目当てのお店があったので千代田区丸の内へ

なかば予想はしていましたが行列でした。
雨+大荷物で大変ですが、行列の最後尾に並びます。
およそ30人くらいの列でした。

何分か並んでいると、一人の女性が近づいてきました。

『あの~、これはエシレの列ですか?』

わたくしの後ろに並んだその女性、本仮屋ユイカ風の清楚系女性で
さすが丸の内!って感じで思っていたら、その後ろにイケメンスーツ姿の男性が
並んできました。

向井理風のその男性。
けっこう強めの雨にもかかわらず傘もささずにならんできたんですよ。

イケメンの風貌もあいまって、わたしは心の中で
雨なのに傘もささずに並ぶなんて何考えてるんだ!?
って悪態をついていたんですよ。

そしたら、本仮屋ユイカ風さんが
良かったら私の傘に入りませんか?って!!

わたしだって折り畳みのちっちゃーい傘で肩もビチョビチョなのに!!

結局、その2人は即席カップルのごとく、長ーい待ち時間を逆に楽しそーに
待っていたんですよ。

イケメンって得だね。

しかし、さすが丸の内、出会いもスマートだ。ドラマ化しないかな。

やっとお店が見えてきました。

このお店こそフランスA.O.P.伝統発酵バター「エシレ」専門店
2009年東京・丸の内ブリックスクエアに誕生した、
世界初のエシレ バターの専門店です。

こちらのお店はエシレバターを使った商品が有名で
とくにクロワッサンが人気のようです。
この日も店舗にはお一人様6個までの張り紙が貼ってありました。

そして、わたしのもう一つのお目当ては
ガトー・エシレ ナチュール Gâteau Échiré Nature というバタークリームを使った生ケーキ

商品の紹介
日本ではあまり馴染みのない、バター クリームの生ケーキは、敬遠されがち。
しかし、バター クリームにはフランス菓子の伝統が育んだ大人のおいしさがあり、
フランスでは木苺やショコラ、木の実のバター クリームを使ったケーキは定番中の定番です。
「エシレ・メゾン デュ ブール」ではエシレ バターをクリームの半量近く使うことで、
ミルキーでコクのある、舌の上で溶ろけていくバター クリームの本格的な味わいを実現しました。




ジャジャーン!
これがガトー・エシレのフォルムです!
まさにバターそのもの!

断面はこんな感じです。

バターケーキは室温でクリームを軟らかくして食べてくださいっていう事が
多いですよね。このお店の説明書きにもそのように書いてありましたが、
わたしは固い状態で食べるバタークリームが大好きです!

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百四皿目 突き抜けろ!(壁と路地と女と天使)

2011-11-08 | 食雑記
百四皿目 突き抜けろ!(壁と路地と女と天使)


先日、会社で模擬監査がありまして、わたしも参加したんです。
監査の中で社内の他部署を見て回る時間がありました。
わたしの見る内容は部署が整理整頓されているか、危険箇所はないか、
そんなところを見ていく内容だったんですが、一緒に見て回る2人が
すこぶる真面目君達で正直わたしの出る幕はなかったんです。

なので、その2人の後ろをぶ~らぶら歩いていたんです。

その時に発見した一枚のポスター

あまりにヒマだったものですから、
ポスターを見ながら・・

このポスターはけしからん!
神聖な職場にこのようなイヤラシイポスターを貼ってるとは!
ケシカラン!ケシカラン!
すぐに撤去すべし!


ってなことを独り言のように言ってたんですよ。

そしたらですよ・・

その近くにいた若者数人がいきなりその場にきて

このポスターは僕たちの癒しです!
撤去しないでください!


き、聞こえてたの!?

その場にいた若者の目つきから若者との壁を感じたわたくしでした。
もっと仲良くしようよ~


さて、そんなこんな事情でストレスが溜まっているわたくしですが、
先日京都に行ってきましてね。

自由になる時間が一時間ぐらいしかなかったんですが、
どーしても行きたい場所がありまして行ってきました。

え?
清水寺?
本願寺?
先斗町?

チッチッチ!そんな場所ではないのですよ。

面白い地名マニアのわたくしが以前から訪れてみたい地名最上位のところです。



それがここです!なんと素晴らしい!聖地だ!
と、自分を奮い立たせてみましたが、なんて事はないただの路地・・
路地にしても地味目な路地・・

しかし、このギャップこそが地名マニアのツボにハマるのですよ!


舞台は変わり昔の話・・
長崎県に女の都という地名があるのをご存知ですか?
『おんなのみやこ』と書いて『めのと』

この地名を知った時、当時、純情な大学生だったかっしー青年はいたくトキメイタものです

女の都!?
女の都!!
イエス!女の都!

ヒマだけが取り柄だったかっしー青年はすぐに現地へ直行しました!
女の都とはきっと天国に違いないっ!
きっと町中女だらけに違いないっ!全部オレの女だっ!

その時、わたしのバイクは光速を超えていました。


現地に行ってみると、ひなびた田舎町でして・・
女は女でもおばあちゃんしかいない・・

トホホ・・・

その時は落ちこんだものですが、亀の歩みよりも遅いバイクでの帰り道考えたものです、
女の都がホントの女の都じゃないところに味があるんじゃーないか。
このギャップこそが地名マニアとしての醍醐味じゃーないか。
うん、きっとそうだ。

ほろ苦い青春の1ページデス


それから幾年月、すっかり地名マニアとして足場を固めたわたくしが今回挑むのは
The京都!

京都は面白地名の宝庫で、いろいろ行ってみたいとこがあったんですが、
今回わたくしが選んだのは・・


こちら!

天使突抜!

『天使突抜』⇒『てんしつきぬけ』と読みます。

京都という日本を代表する古都に西洋的なイメージの言葉である
天使がついているだけでも珍しいのに、突抜という動詞を含んだ
地名というのもまた珍しいと思いませんか?

付近を調査してみましたが、この天使突抜町の住民達は
この面白地名を使って町おこしなどをする気は全くないらしく、
昔ながらのしずかーな住宅街でした。

その後、わたしは会社でたまったストレス発散の為、
この静かな街、天使突抜町を全力で突き抜けてきました!


もちろんタイムズも天使突抜



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自宅に帰って何気なくパソコンで地図ソフトを眺めていると
な、な、なんと天使突抜町のすぐ近くに
悪王子町という地名を発見!
くっそーっ!行っておけばよかったー!