こんにちは、24期生の金子政弘です。
やっと秋らしい季節になってきましたので芸術の秋ということで音楽の話をします。
今回はジャズのライブ鑑賞に訪れている「新宿ピットイン」と最近ライブをした森山威男さんについて書きます。
場所は夜になると外国人が大勢繰り出してくる、怪しい雰囲気が漂う新宿2丁目にあるビルの地下1階にあります。
私は今年に入って計4回新宿ピットインに夜、ジャズのライブを聴きに行っています。
私は1983年ジャズやフュージョン(今風に言うとコンテポラリージャズ)が全盛期に大学に入り、音楽研究会というジャズを演奏する部に所属して4年間ジャズギターを演奏していました。
今も売れっ子ミュージシャンを維持している大学の友人と4年間一緒に演奏していて自分の才能のなさを痛感し、卒業後サラリーマンになり、ジャズの演奏はやめてしまいましたが、音楽を聴くのは継続していました。
新宿ピットインは昔から日本を代表する有名なジャズメンが連日出演する名門ジャズクラブで、大学時代、ギターの師匠が出演していた為、大学生の頃からよく行っていましたが、昨年から東京に移住したので、たまに来店するようになりました。新宿ピットインは今でも私にとって憧れのジャズクラブです。
最近、9月7日(土)に森山威男セプテットの演奏を新宿ピットインで聴きました。
森山威男さんは79歳になる、日本を代表するジャズドラマーです。東京芸大卒業後、プロデビューし57年が経っていますが、いまも日本のジャズシーンをリードする存在です。
森山威男さんの魅力は、いつまでも衰えることのないジャズへの情熱、もっとうまくなりたいと今でも技術を追究して練習を重ねている姿勢、偉そうにしない温かい人柄、お客さんを家族のように大事にする姿勢、楽しいことしかやらない主義、金儲けには興味なし、若手からベテランまで年齢関係なく色々なミュージシャンと交流して常に新たな音楽を創造している姿勢、個性あふれるドラミング、バンドのメンバーと長く付き合い家族のような間柄になっている様子が伺え、私もこんな人間になりたいと思う、学ぶところが多い人です。
森山さんのドラミングはバンドメンバーをビシビシ刺激して熱い演奏を盛り上げていく、生の即興演奏ならではの迫力と楽しさがあります。
新宿ピットインに出演するジャズメンは何十年とこのクラブに出続けているベテランや新進気鋭の内外の若手ジャズメンが出演し、いつ行っても満足感の高い演奏を聴くことができます。
SNSで情報が広まるのか海外でも日本のジャズは人気があるようでアメリカやヨーロッパ、アジアからジャズマニアが大勢来店します。昔はこんなに外国人が来ていませんでした。
ただ残念なことはシニア世代の客は多いですが、日本の若い世代があまり来ないことです。
ジャズが好きな人しか行かない店ですが、ミュージックチャージは安いので興味があれば一度来店してみてください。
人生をかけて音楽をやっているジャズメンの真摯な姿を見ているときっと刺激を受けると思います。
良いジャズを聴いて元気をもらえることは私が保証します。
私は「自分らしく一所懸命やって、好きな事を楽しまなければ人生、何も意味がない」ということをジャズライブから教えてもらっています。ジャズは「スイングしなけりゃ意味がない」
素敵な言葉ですね。今日の「1回しかない人生」というフレーズにも通じます。稼プロ!の皆さんは素敵な趣味を持っていらっしゃる方が多いです。
最近は音楽を聴けておらす、気持ちの余裕の無さを気付かされました。
人生、スイングしなけりゃ意味がないですね。今度新宿ピットインに足を運んでみます。
私もJazz好きです。裏打ちで後ろから背中を押してくれるようなグルーブ感が心地よいです。
私もtsを少し嗜みますので、ギター演奏再会の際には、セッションご一緒しましょう!
これまで興味ありながらも経験できていないことを、どんどん実行してきたいと思っており、「新宿ピットイン」のお話、また聞かせてください。