ゴールデンウィークはどんよりした空模様が続いていたが、最終日になってやっと好天に恵まれた。連休中の仕事も普段と特段変わらないが、多少はのんびりできる。
待ちに待ったこの日の午後は、家族で小石川後楽園に散策に出かけることにした。
自宅裏の地下鉄駅まで数分の距離だが、息子を歩かせるのもいつもながら世話が焼ける。ダッコを織り交ぜなんとか到着。電車に乗れば数分で地下鉄飯田橋駅。そこから目的地までは徒歩2分ほどだった。
小石川後楽園の観光案内によると、1629年(寛永6)、水戸徳川家初代藩主・頼房[よりふさ]が築いた庭園を、2代光圀(水戸黄門)が改修して完成させたものとされる。
入園すると、連休中とあって多くの人が散策している。白人の方も目に付く。
7万平方メートル以上とされる広大な庭園の中には、「大泉水」と呼ばれる池があり、その池には「蓬莱島」という自然景観が美しい岩肌の島があった。
それを焦点に、巨大な望遠レンズをつけた大勢のアマチュアカメラマンが水辺を陣取っていた。カメラの先を見ると数匹のカメが島際の岩上で日向ぼっこしていた。たいそうなレンズで何を撮るのか聞いてみると、その島に飛来する美しい鳥を狙っているとのことだった。なるほど。
園内はウメ、サクラ、フジ、ハナショウブなどの他にも森林のような樹木が生い茂り、春の新緑が美しい時期だった。足元ではアリや昆虫も沢山して息子も散策を楽しんでくれた。
すぐ隣は東京ドームだが、野球の声援が騒々しい。庭園内からは見えないが、歓声と声援で試合状況が想像出来てしまう程だ。
続いて隣接する後楽園遊園地にも寄り道。前回は1時間並んで観覧車に乗ったが、今日は子供用ボートに乗りたいそうだ。数分の待ち時間の間に彼もどんどん盛り上がってきている。
まだ3歳未満のため他の子どもより体格は小さいが問題なく一人で楽しめたようだ。
四季を通じて情緒豊かな景色が広がる小石川後楽園にはまた来てみたいと思った。雑木林と地面の腐葉土を見ると、夏には息子の好きなカブトムシに都心で会えるかもしれないと過剰な期待をしてしまう場所だ。
待ちに待ったこの日の午後は、家族で小石川後楽園に散策に出かけることにした。
自宅裏の地下鉄駅まで数分の距離だが、息子を歩かせるのもいつもながら世話が焼ける。ダッコを織り交ぜなんとか到着。電車に乗れば数分で地下鉄飯田橋駅。そこから目的地までは徒歩2分ほどだった。
小石川後楽園の観光案内によると、1629年(寛永6)、水戸徳川家初代藩主・頼房[よりふさ]が築いた庭園を、2代光圀(水戸黄門)が改修して完成させたものとされる。
入園すると、連休中とあって多くの人が散策している。白人の方も目に付く。
7万平方メートル以上とされる広大な庭園の中には、「大泉水」と呼ばれる池があり、その池には「蓬莱島」という自然景観が美しい岩肌の島があった。
それを焦点に、巨大な望遠レンズをつけた大勢のアマチュアカメラマンが水辺を陣取っていた。カメラの先を見ると数匹のカメが島際の岩上で日向ぼっこしていた。たいそうなレンズで何を撮るのか聞いてみると、その島に飛来する美しい鳥を狙っているとのことだった。なるほど。
園内はウメ、サクラ、フジ、ハナショウブなどの他にも森林のような樹木が生い茂り、春の新緑が美しい時期だった。足元ではアリや昆虫も沢山して息子も散策を楽しんでくれた。
すぐ隣は東京ドームだが、野球の声援が騒々しい。庭園内からは見えないが、歓声と声援で試合状況が想像出来てしまう程だ。
続いて隣接する後楽園遊園地にも寄り道。前回は1時間並んで観覧車に乗ったが、今日は子供用ボートに乗りたいそうだ。数分の待ち時間の間に彼もどんどん盛り上がってきている。
まだ3歳未満のため他の子どもより体格は小さいが問題なく一人で楽しめたようだ。
四季を通じて情緒豊かな景色が広がる小石川後楽園にはまた来てみたいと思った。雑木林と地面の腐葉土を見ると、夏には息子の好きなカブトムシに都心で会えるかもしれないと過剰な期待をしてしまう場所だ。