カレンさんちのお庭でおしゃべり

なんちゃってガーデナーのカレンさん
お庭や果樹園・菜園の様子を紹介します♪

コンポストで堆肥を作ろう(その3)

2013-06-24 06:41:09 | コンポスト
コンポストの中にどんな微生物や虫たちがが住み着いてるのかは謎です。
っていうか詳しく知りたくないわぁ(笑)

でも今では微生物たちのためにせっせと食料(野菜くずや雑草、剪定した枝を細かく切ったもの、米ぬかなど)を運び、
攪拌し、たまに乾燥剤などに使われている消石灰を加え、
微生物たちが住みやすい環境を提供すべく日々コンポスト通いをしています。(庭だけど^^)


で、雨の日には雨がコンポストの中に入らないようにきっちり蓋をするんですが、
そんな時はコンポストの中の様子は一変します。
白いポワポワのカビが「あれ~~~!!」ってくらい発生してるんですよね。


でもこのカビたちも分解&堆肥化のサイクルの大事な一員。
白カビさんもザクザクとスコップで混ぜちゃいます^^



そうこうする内に、どんどんコンポストの中が貯まって来ましたよ~
そして6月になると真夏か!!と思うくらいの暑さ・・・
微生物君大活躍の季節到来!


当然コンポストの中は熱気ムンムン♪まるでサウナ状態~~~
とってもいい感じに生ごみなどの分解作業をしてくれてます^^

しかも微生物君たち以外の虫はほぼ全滅状態で、今では毎日コンポストをのぞくのが楽しみ^^。



コンポスト設置からまもなく半年。
やっとのことで一個目のコンポストがほぼ満タンになりました。
後は時々中の様子を確認しながら秋ごろまで熟成させますよ~
どんな堆肥が出来上がるんでしょうね~
楽しみだわ♪

(↓セダム。果てしなく増え続けるのよね)


(↓気づくと白い花が咲いていたりする^^;)


途中のコバエ大量発生でくじけそうになりながらも
なんとかここまでこぎつけたコンポストで堆肥を作ろう大作戦。

これって「はまる!!」
今まではキャベツや白菜などの葉物野菜の外側の部分はスーパーに捨てていたのに、
今では大事に持ち帰り、コンポストへ投入~

夏場なんて特に腐っていやな匂いを出していた生ごみや
ゴミ袋何杯にもなる庭の雑草や枯葉なんかがどんどん分解されて土に戻っていくなんて
ほんとに不思議で楽しい♪

さてこれから本格的な梅雨の季節。
コンポストの中が快適空間になるように気をつけながら、
二個目のコンポストに微生物君たちを増やすため、今日もせっせと食料を運んでますよ^^



長い文章お付き合いいただきありがとうございました!

コンポストで堆肥を作ろう(その2)

2013-06-22 21:39:09 | コンポスト
ふかふかの堆肥を作って土を改良
元気できれいな花を咲かせるぞ計画進行中です!

(↓株分けしたシャスターデージー。 この子もどんどん増えますよ^^)






さてさて、
大量のコバエ発生に恐れおののき、慌ててネットでググルも
「これや!!」と思われる妙案にはなかなかヒットしないじゃありませんか。



書かれている事といえば

○投入するものは肉や魚などの動物性たんぱく質はやめましょう。
(もともと入れてませんけど)

○入れる野菜くずはなるべく細かく切ってからにしましょう。
(もちろん切ってます!! 大雑把だけど^^;)

○水気はしっかり切りましょう。
(洗う前に処理して水に濡らさないようにしてます。)

○枯葉や土などを上からかぶせましょう。
(枯葉も雑草も土もばんばんそのまま放りこんでます)

○米ぬかなどの発酵促進剤を投入しましょう。
(OK!お米を買うときに米ぬかもただでゲットしました!!)




ちゃんとやってるやん。
なのになんで~~~

コンポスト用の防虫剤を慌てて買いに行き中にぶら下げても全然効果なし・・・(泣)


気温が上昇し、虫が死滅するぐらいにコンポスト内の温度が上がれば大丈夫なんて書かれてますが。
そんな悠長な。
このままじゃ御近所にも超迷惑やん!!




しかしあれこれ調べ続けるとかすかに光明が見えてきました。

先ず、問題は生ごみや雑草などを投入した後、虫が入らないようにちゃんと蓋を閉めていた事です。
つまり中の湿気が抜けていかない。
当然蓋や内部は結露でびっしょり・・・



しかも、蓋を開ける時間があまりに少なく、
生きとし生けるものすべてに必要な酸素が圧倒的に不足していたようなのです。

ってことは「嫌気性の腐敗菌」が繁殖、つまり腐りかけてたんですよ。
当然のことながら微生物たちに決していい環境じゃない。



そして、生ごみ、雑草、米ぬか、枯葉、土、剪定屑などをどんどん上から投入するばかりで
かき混ぜてなかったことも大きな敗因です。

さらに大量の水仙の葉っぱを二日ほど庭に放置した後、切る事もなくまとめてコンポストに突っ込んだなんて、
今から考えたらありえない~~~



そして決定的なことは、ある嵐の日、
コンポストの蓋が吹っ飛ばされて翌日気がつくまで虫たち「ウエルカム!!」状態になってたという事実。



これだけ適当な事をしていまさら泣きを入れても仕方がない。
っていうか、そんなに簡単に立派な堆肥ができればもっと全国的に普及してるはずですよね(笑)


なんていってる場合じゃなく、この問題を改善すべく私は人知れず頑張りました!!


先ず、お天気のいい昼間はぴったり蓋を閉めるのをやめ、
虫が入り込まないように使い古しの洗濯ネットをコンポストの上にすっぽりかぶせ、
風で飛ばされないように網とレンガを乗せました。



そして夜の間はその上から蓋をぽんと置きました。




これで空気の出入りは完璧。

つまり、酸素が好きな「好気性微生物」に頑張って働いてもらうことで、
生ごみ類が「好気性発酵」し、「発酵熱」が出てコンポスト内の温度が上がってくるんです。

この「好気性発酵」は「腐敗菌」の繁殖じゃないので腐ったような悪臭はほとんど感じられません。


おまけに虫の侵入もかなり防げるはず。

実際コンポストの中に進入できない虫や幼虫は洗濯ネットの上を徘徊し、
一網打尽的に捕殺いたしました。

しばらくして気がついたんですが、
この洗濯ネットに「ガラス・網戸用の虫○ナーズ」のような噴射式スプレーをしておけば尚いい結果に^^
直接コンポストの中に噴射するんじゃないしね~


そして、次々に投入し続けてるばかりで一度もかき混ぜる事のなかったコンポストの中に空気を入れるため、
米ぬかをまぶした生ごみなんかを投入するたびにしっかりかき混ぜる事にしたのです。


しかしこれはなかなか根性の要る作業でした。


なにせ、今までの堆積物はかなりがっちりかたまっていて、シャベルでかき混ぜようにもかき混ぜられない。

しかも大量のコバエ弾丸はブワッと襲い掛かってくる・・・


しかし努力って続けるもんですね~
ちょっとこなれてくると微生物たちもここぞとばかりに私に加勢してくれて(と信じたい^^)
日に日に堆積物の塊がさくさくの土らしきものに変化してきたじゃないですか。


それとともにコバエの大群は日に日に激減!!

今じゃ野菜くずなんてあっという間に分解されて、
木の葉や小枝なんかも時間はちょっぴりかかるもののどんどん分解されています。




コンポスト記事、さらに続きます~

コンポストで堆肥を作ろう(その1)

2013-06-20 06:50:51 | コンポスト
いずれは書かなければと思いつつ、月日がたってしまいました。

もう何年も前から気になりながら、実行に移すことができなかった堆肥作り。

ついに今年に入ってすぐコンポストを購入!!

コンポスト生活はもう六ヶ月目に突入しております。
目的はズバリ、生ごみの処理&庭の雑草、枯葉&剪定ごみ対策と、堆肥ができれば言う事なし!
の一石二鳥を目論んだからです。

しかも市からコンポスト購入の助成金もでるし、さらに生ごみ対策にもなるんならいいじゃない♪

ネットで調べると、ミミズコンポストやダンボールコンポストでみなさん頑張ってはるし、
ポイポイとコンポストに入れるだけなら楽勝やん♪


かくして始まったコンポスト生活顛末記を数回に分けてレポしま~す!!




なになに。
コンポストは太陽がガンガンに当たる場所に設置しましょう♪



いやいや、広~い畑やあるまいし、
庭に置くんですよ。
そんないい場所に置ける訳ないじゃないですか。
しかも景観悪すぎ!!


なのでここは百歩譲って一日中日はあたらない場所ながら、午前中なら日が当たり、
景観的にもギリギリ許容できる西側の隅に設置完了。
(この時点ですでにコンポスト稼動力は最高でも60%設定くらいになってると思われる)




しかも、始めた時期は大阪といえど厳冬期の1月。
微生物君たちは「なんでこんな寒いときに働かなあかんねん!」と長期休暇申請・・・

ええっ~~~
せっかくやる気やのに。(いや、冬場から始める事自体無理があるんですが^^;)


まっ、それでもせっせと台所から出る生ごみ(肉類、魚類などを入れると蛆虫なんかがわいて悲惨な事になるというので野菜屑だけね)
と枯葉、雑草などを入れてたんですよ。
夏を越して秋ごろには立派な堆肥ができてるかな~
なんて思いながら。

(一番最初に入れた枯葉など)




コンポスト生活を完全に甘く見ていた私。

そうです。
季節はやがて春を迎え、気温は上昇。


微生物君たちはちょっとやる気を出し、いままで蓄えられていた野菜くずや雑草などの分解に励みだしました。
と同時に当然のことながら他の生物たちもウゴウゴと蠢きだしてきたんです。



そしてある日、それは突然の、いや、ある意味完全に予期された事ではありながらも、
目を覆いたくなるような惨状が現実となってやってきたのです。



そう、蓋を開けたとたんに襲い掛かる大量の黒い小さな弾丸!!

蓋を開けると同時に蓋を閉めずにはいられない悪夢のような状況。

コバエ大量発生!!


どうする!

どうする!!

どうする!!!



続きますよ~^^