万葉の小径で、白い野路菊が満開でした。
万葉集の時代には「百代草（ももよぐさ）」と呼ばれ、防人の歌が残されています。
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” 父母（ちちはは）の殿（との）の後方（しりべ）の
ももよぐさ
百代いでませ わが来たるまで ”
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国に残してきた年老いた父母を按じて、防人が詠んだ歌です。
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屋敷の裏に咲いている「百代草（ももよぐさ）」の名のように、
百代までも長生きしてくださいね、
私が任を終え無事に戻るまで
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野路菊は日本固有種で、古代より西日本それも瀬戸内海沿いを中心に多く自生している花だそうです。
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兵庫県の県花です。
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この歌を詠んだ防人は無事に帰郷したのでしょうかね、
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防人は大変過酷な任でした、是非無事に帰郷でき、父母とも再会できたことを念じつつ、シャッターを切りました。
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長居植物園「万葉の小径」にて
（D600+24-85)
三連休の中日の今日、初冬らしい良いお天気に恵まれました。
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静かな開園直後の園内。この30分頃後にはさすがに三連休中日だけに多くの来園者で賑やかになりました。
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ツバキ園では、白い山茶花の隣で、赤い山茶花が咲いていました。
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長居植物園ツバキ園にて
（α7Ⅱ+18-35＆28-70）
ツバキ園で、八重咲きのピンクの花を沢山開花させてた一本がありました。
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乙女椿にしては少し開花が早いので、乙女山茶花かな？などと思いながら近づくと、「乙女椿」と表示されていました。
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椿の季節になると、毎年、山茶花だ？椿かな？と同じ素人カメラマンと会話しており、
少しは見分け方を勉強しないと反省しています。
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それにしても、今日の乙女椿？は、色、形、すべてが綺麗でした。
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しかし、来年も、山茶花？椿？どっちですかね？と、懲りずに、ぼやいているでしょうねぇー、きっと。
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長居植物園ツバキ園にて
（D600+24-85)
昨日に続き、去る秋を惜しんで、今日は、バラです。
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今季のバラの中で一番輝いていたのは、独断ですが、「桜貝」でした。
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このために、この秋は自分でも驚くほどに沢山の「桜貝」を撮影していました。
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どれに絞り込むか、大変迷いましたが、雨の日に苦労して撮ったと記憶に残っている4枚と、
別の日に撮影のお気に入りの2枚を、掲載しました。
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ご覧ください。
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長居植物園バラ園にて
（E-M1+12-100)
あれほど盛んに咲いていたコスモス畑ですが、休園日の月曜日にはすっかり刈り取られ、
次のお花畑に向けて整備されていました。
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もう11月も末ですからスケジュール通りでしょうが、
それを見て、本当に季節の遷移の早さについて行けていない自分を、唯々感じました。
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ということで（？）今日は、過ぎゆく秋を惜しんで、コスモスと喜びいっぱいに戯れる揚羽蝶の姿を取り上げました。
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長居植物園コスモス園にて
（D7200+70-300)
