花咲あさひ の 心神とともに。古神道と和の仕組の復活への道

感謝・反省・謙虚・奉仕・素直・勇気・結び・歓び・怒りあと1つの心柱は?
観世音菩薩は裸足で山を飛び出して行きました。

和の国体と和の政体「祭祀と統治」3

2018年02月08日 08時02分26秒 | 祭祀と和の国

こんにちは。記事を書かせて頂く前に,ちょっとあさひのプチ予言をしたいと思います(笑)。

これからしばらくすると,世間「社会」で良く耳にする言葉が出て来ます。

そのキーワードになるのが「和」です。それと,もうひとつ「争」の時代が終わります。

たとえば,和の経済や和の経営,和のコミュニティーや和の社会と云う風に世間で盛んにささやかれて行きます。

それでは,今日の記事を書かせて頂きたいと思います。

先日のこちらの掲載記事「和の国体と和の政体「祭祀と統治」1」において,元々,農業も科学も宗教も,そして,医学も法学も哲学においても信仰の対象であったと書きました。さらに,私たち人間がその信仰の対象であったものを様々な学問として分離させ,思想の違いに基づいて分派させて行ったとも書かせて頂きました。途中,宗教の段で話が天皇陛下の祭祀に纏わる方向へと話が飛んでしまったのであらためて継続記事として残して置きたいと思います。元々はすべて同じ根から生じたものであります。

わたしたちは,自分の身体の調子が悪くなると一般的に病院へ行って医師の診察を受診します。邪をひいたり,頭痛がしたりと色々とその症状に応じて医師に診て頂きます。医師も当然,病院に来られる人「患者」の診察を行います。そして,個々の患者さんの症状に応じて薬を出したり,検査をしたり,入院をさせたり,時には外科手術をしたりしています。何の疑問も抱かずに私たちも医師も治療に専念する訳であります。病気になったという事実は病院に行けば解るのでしょう。しかし,何故?病気になったのかを知る医師も患者もそれほどいないのではないでしょうか?そして,どんどん現代病的な病名が増えて行っているのです。

この一連と申しますか,私たちが医師に診てもらう診察・治療・手術は西洋医学に基づいた方法によってされています。つまり,西洋の思想や発想となる大前提は「支配」にありますから,私たち人間の体も同様に患部に痛みが伴えば薬を投薬することによって支配する訳です。根本的な治癒ではないのです。これらは,ほぼすべての診療科で同じではないでしょうか?その辺りのことは,春日大社の宮司さんでもいらした葉室頼昭先生が医師時代の経験値に基づいて著書に書かれておりますが,人間の身体を支配「コントロール」することに主眼を置いていると云うことであります。要は,病気になった原因そのものに主観を置くのではないのです。

しかしながら,西洋医学とは違った発想・思想に基づいている医学も存在しますと云うかしておりましたと言った方が良いかも知れません。それが,東洋医学であります。東洋医学では,人間の身体は宇宙の縮図だと云う大前提があります。つまり,西洋医学とは違い支配思想がないのであります。強制的に無理やり薬を投与して支配したりするようなことはせずに身体の全体のバランスを整えることで発症を鎮めて行く訳です。その様な事で云いますと,人間の身体を宇宙の縮図と据えて行くと日常生活の仕方から改善して行くことも治療と云う大きな枠の中に入ります。予防医学と云うのも東洋医学からの発想であります。病気になったら薬で体をコントロールすることよりもそもそも病気にならない身体をつくり上げていくと云う考え方であります。暴飲暴食なども含めて。

あくまでも,漢方や按摩や針治療などで言えることは疲労している身体に栄養分を与え,疲れている身体に癒しと若干の刺激を与えて行きながら治癒「創生」を目指すのであります。この考え方は,とても古神道的な発想でもあります。古神道では病は気からと云う言葉があります。この病は気からと言うものを「穢れ」と申します。穢れと聞くと汚れなどを連想しますが,穢れとは人の身体で言いますと「気枯れ」であります。つまり,気が枯れると考えるのです。この考え方と発想が東洋医学が生まれた元ではないかと思っています。西洋医学の方は,確かに,薬などでコントロールして行くのですから即効性はあるのかも知れません。しかし,身体の別の箇所に別の負荷がかかりに悪い意味で影響しているようです。薬を服用すれば副作用がどこかに生じて来ます。

真に残念ながら東洋医学は按摩や漢方と云った方向に流れて行き,病気と東洋医学は結びつきが弱いものとなってしまっています。実際に,私も含めて風邪だと感じたら薬を服用してしまいます。風邪の症状で漢方を飲んだり,マッサージに行く人はまずいないのではないでしょうか?つまり,病気を治すものは西洋医学の役割であり,役目であるという固定観念が今の私たちの意識であると思います。しかし,いくら病院へ行っても私生活・日常生活の根本が不摂生であったり,暴飲暴食を繰り返していたり,夜の遅くまで起きていたり,朝遅くまで寝ていたりするとやはり私たちの身体はバランスが崩れて行きます。わたしは,食と水が人体に凄く影響しているのではないかと感じていているのです。つまり,食生活が私たちの身体に与えている影響は,私たちが考えている以上に影響しているのではないでしょうか?それと,やはり掃除です。意外なことに掃除とは,病気ととても深く関連していると思います。

東洋医学のバランスを整え創生する考え方と現代の宇宙や地球の様々な問題と何か似ている気がしています。

わたし個人的には,今後の東洋医学にとても期待しています。拝


 

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太古の昔から日本人の性質は互いに支え,助け合い,足りないところを補い続けた民族でした。

私たちの祖先は,それを相互扶助とし和の仕組みとしました。

又,人はそれぞれ違いがあり,その違いを認め合い,尊重し合うことを大切にして来ました。

それが祈りの民族と云われる大和の民。大和民族です。

そしてまた日本人の本当の性質を再び伝えて行きます。

そのことが日本を取り戻し,日本人としての誇りを取り戻す真の意味だと考えます。

観世音菩薩とともに。花咲 あさひ 拝



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