花咲あさひ の 心神とともに。古神道と和の仕組の復活への道

感謝・反省・謙虚・奉仕・素直・勇気・結び・歓び・怒りあと1つの心柱は?
観世音菩薩は裸足で山を飛び出して行きました。

狙われる私たちの郷土 ~美しきかな水の国~ 19

2018年02月09日 06時30分07秒 | 美しき水の国

こんにちは。いつも奈良県の最終参詣地点となっている室生寺から伊勢へと車を走らせます。伊勢に到着すると夕刻前になることがほとんどでありますので,行きつけのラーメン食堂でラーメンセットを注文するのですが,これがまたとても美味しいのであります。又,風格のある親父さんと奥さん,そして働き者の娘さんがいつも笑顔で迎えてくれます。笑顔がとても素敵な御方です。

そして,帰りに夜の直会(晩酌)用の御土産を2,3品頼んでお宿に向かいます。お宿は,もちろん伊勢神宮の唯一の崇敬団体が運営する内宮にもっとも近い神宮会館であります。お金のない貧乏時代は,伊勢に行っても日帰りで帰ることがほとんどで,車中泊をすることも多かったのですが,いつも内宮に向かう途中に神宮会館を見ながらいつか絶対に泊まってやるなんて憧れと意気込んでいた自分が懐かしい感じがします。神宮会館の方々もとても親切で笑顔で出迎えて下さいます。神宮会館は料金的にもおススメです。

室生寺から伊勢に夕方到着した時のいつものパターンです。

伊勢神宮に参拝に行かれたことのある方であれば御存知だと思いますが,伊勢神宮では昔から「外宮先祭」と言って,内宮よりも先にまず外宮に参拝することが習わしです。民間伝承では諸説ありますが,伊勢神宮が公表している理由においては以下の通りです。

神宮のお祭りは,「外宮先祭げくうせんさい」といって,まず外宮から行われます。外宮の豊受大御神とようけのおおみかみさまは天照大御神あまてらすおおみかみさまのお食事を司る神さまですので,内宮に先だって神饌しんせんと呼ばれる神さまのお食事をお供えします。お祭りの順序にならい,お伊勢参りは外宮から内宮の順にお参りするのがならわしです。公式HPより転載。

外宮で毎回感じるあのピンとした張りつめた空気がとても好きです。水の惑星「地球」創生の大神さまをお祀りします。

そして,外宮でも水の神さまをお祀りしている場所があるのを御存知でしょうか?私たちが立ち入り参拝することは出来ませんが,上御井神社と申しまして毎日のお祭り日別朝夕大御饌祭を始めお祭りにお供えする御水をいただく神社で御座います。

又,上御井神社で不都合が生じた場合,下御井神社でいただいた御水をお供えいたします。この下御井神社は私たちでも参拝することを許されておりますが,参拝に来られる人にあまり知られていないのか,ここの御宮は,ほとんど参拝される人もいないのです。

たとえ,伊勢神宮の神官であっても直接,御水を見ることが許されないほどの御水であります。毎日のお祭り「日別朝夕大御饌祭」と言う神さまへお食事「神饌」を調理する際に用いられる御水でありますから,御水をいただくときには長い柄杓で,神職さんは頭を下げて直接御水を見ないように神職さんも務めています。外宮さんへお参りの際は水の神さまへ御挨拶に行かれて見て下さい。

今日の狙われる私たちの郷土~美しきかな水の国~19は「水の神への感謝参詣 伊勢神宮 外宮 編」です。

以下の記事は「2016.10.2」に掲載したものです。

   

こんにちは。室生寺を離れ,2日目の参詣を無事に終えることが出来たところで,宿泊する為にお世話になる伊勢の神宮会館へと自動車を走らせました。いつも夕方前には伊勢に到着し,夕食は毎回決まったところで済ませてから神宮会館へ入ります。ここ神宮会館は,伊勢神宮の崇敬会が運営されているお宿です。内宮から最も近く,正面の道路を渡ると,おがけ横丁があります。しかも,宿泊料金も素泊まりですと4500円からですから食事はおかげ横丁で楽しみたいと云う方には料金的にも魅力的であります。特段,崇敬会員でなくても誰でも宿泊できるので中々,予約が取れません。ちなみに,私の伊勢神宮に参拝させて頂くときの常宿です。

先ず,神宮会館に到着すると最初にすることがコインランドリーで洗濯をします。乾燥機もありますので,長旅の人にも良いかも知れません。ただ,洗濯洗剤がないので近くのコンビニか持参しなければなりません。そして洗濯をしている最中にお風呂に入って用事を済ませ,明日の準備をして,少し直会をしてから,だいたい夜の8時から9時頃には就寝してしまいます。翌朝は,4時30分頃から5時頃に起床して,お風呂で禊を済ませてから出発となります。神宮会館では,毎朝早朝に,宿泊者さんに限って内宮の早朝参拝とガイドの案内をされております。もちろん無料です。昔で云うところの御師さんのような感じです。

始めに参拝させて頂くのは外宮さんです。伊勢神宮では始めに外宮「から」お参りすることを古来からの習わしとしており,これを外宮先祭と呼ばれています。伊勢神宮にお参りに行かれても外宮に参拝されない人が結構いらっしゃるようですが,これは真に勿体ないことです。しかも,早朝の伊勢神宮は,まだ参拝者の方もそれほど多くなく,人気を気にせず,ゆっくりと参拝できますし,何といっても神域内に張りつめた空気が昼間とは格段に違います。特に,外宮では誰でも感じることが出来ると思います。

なぜ外宮さんから先にお参りをするかという事には,昔からいろいろと諸説があります。そう言った過去の文献などの話は別にしても,外宮と内宮では神域の神気や感じ,お祀りされている神様も全く違います。私は,どちらかと云うと外宮さんの神気が好きですが,どちらにしても外宮には参拝させていただいた方が良いです。外宮の神域には,御正宮をはじめ別宮の多賀宮,風宮,土宮と云った神様もお祀りされております。その中でも,小高い山の上に御鎮座されます多賀宮の御社殿は凄い神気が満ち溢れています。

一番最初に私が参拝をさせて頂いた時,瞬時に音(波動)が言葉に変わったのをよく憶えています。しかも,自分の胸の辺りからハッキリとした声でした。その内容はブログでは書けませんが再会を想わせる内容でした。今の御社殿ではなく,式年遷宮が斎行される前の御社殿のときです。多賀宮さんは,レイキにヒーラー,霊能者に人気があるらしくインターネットなどで検索すると実に様々な情報が出てくるところでもあります。確かに,御正宮の別宮となる御宮ですから神気は凄いものがありますし,インターネットなどで話題になるのは解る気がします。私が参拝させて頂く早朝の時間帯「6時から6時30分頃」では,ほとんど参拝者がおりませんのでとても静かです。以前にも伊勢神宮に関する記事は書かせて頂いて参りましたので,もし,宜しければ読みください。


 

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太古の昔から日本人の性質は互いに支え,助け合い,足りないところを補い続けた民族でした。

私たちの祖先は,それを相互扶助とし和の仕組みとしました。

又,人はそれぞれ違いがあり,その違いを認め合い,尊重し合うことを大切にして来ました。

それが祈りの民族と云われる大和の民。大和民族です。

そしてまた日本人の本当の性質を再び伝えて行きます。

そのことが日本を取り戻し,日本人としての誇りを取り戻す真の意味だと考えます。

観世音菩薩とともに。花咲 あさひ 拝



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