花咲あさひ の 心神とともに。古神道と和の仕組の復活への道

感謝・反省・謙虚・奉仕・素直・勇気・結び・歓び・怒りあと1つの心柱は?
観世音菩薩は裸足で山を飛び出して行きました。

香に懸ける日本香堂の誇り ~香道とともに~

2016年09月07日 19時12分10秒 | あさひの経済新書

こんにちは。今日は,お彼岸も近くなって来ましたので,先祖供養には欠かすことの出来ない御線香の話を書かせて頂きたいと思います。御線香のお話と云っても香道や御香の由来や由緒などの難しい話ではなく,普段,私が神棚と先祖供養に捧げさせて頂いている御線香をご紹介させて頂きたいと思います。私は,御線香や御香が大好きでいろいろな御線香を捧げております。最近は寺院で販売されている御線香を収集するのが,私のひとつの小さな楽しみであります。神社で御線香や御香を販売しているところはほとんどありませんが,奈良県の天河大弁財天社さんでは白檀の御線香と御香が販売されております。私も授与させて頂きました。とても良い香りがします。元々,祖霊崇拝は自然信仰の一部でしたから神社で御線香や御香を販売することになんら不思議さは感じませんが,時代が変わるにつれて,御先祖供養は寺院のするものとした間違った風習が定着してしまいました。もっと,神社でも御線香を授与出来るように仕組み作りを進めて頂きたいと私個人的には思っています。小さな積重ねが大きな護持に繋がると思っています。

先ずは,我が家に御鎮座されます神様へ毎日,榊の御水,水玉の御水を交換する際に御香を捧げます。伽羅大観と云う御香ですが日本香堂さんから販売されているものです。しかしこの日本香堂さんの企業スピリットと申しますか,企業精神はもの凄いです。ここまで顧客のことを考えられる意味においては日本トップクラスではないかと思います。そして,業界を独占するほどの大企業が,顧客一人を失うことへの恐ろしさを心得ていると感じてしまう出来事があったのです。

その出来事とは何か申しますと,数年前にある国の人達によって,伽羅や沈香や白檀などの香木が大量に買い占めされ,香木の価額が高騰し,一般の市場では取引が出来ない状況がありました。つまり,需給バランスが突然,崩れたのです。

日本香堂さんでも香木の御線香や御香の調達が思うようにいかず,長らく入荷待ちの状態に追いやられておりました。それを知らない私は,何時もの様に日本香堂さんで御先祖供養の御線香を注文しようとしましたが,まだ入荷待ちの案内表示がされています。私はしばらくすれば直ぐに入荷されるからと気にも掛けずにいたのですが,入荷待ちの状況が一向に改善されません。そこで,日本香堂さんへ入荷待ちの状況がしばらく継続しているが入荷の予定をお教えくださいとメールにて問い合わせをさせて頂いたのです。すると,後日,日本香堂の担当責任者から実に丁寧で,顧客を失う危機感が伝わって来るような内容のメール返信が届いたのです。

その内容に記載されていたことは,私のこれまでの購買記録を徹底的に調べつくした内容でありました。そして,私のような小客に対し,入荷の状況と入荷の準備,そして購入可能な状況が整った時点で再びメールにて連絡をして下さると云うことでした。ただの商品に対する問い合わせで,その人物が新規のお客か常連のお客か調べ,購入できるまで案内を続ける大企業が今の世にどれぐらいあるでしょうか?この日本香堂さんの対応にはビックリしてしまい,これ以後は日本香堂さん以外で同じ御線香は買わないと決めた次第です。香道と云う道を求め歩き続け,何と言っても顧客を失うことへの危機感はさすがだと感じました。今日は何だか日本香堂さんの広告代理店みたいになってしまいましたけれども天晴れの一言です。香道にも教えはなく,作法があるのみと勉強した覚えがあります。つまり,作法は最低限のひとつの規範に過ぎず,香道と云う道には終わりはないのであります。

日本香堂さんの素晴らしい顧客への対応に感動した時のことを思い出してしまい,すっかり,今日の本題を書き忘れてしまいました。(笑)私の使用している御線香の話を書くよりも良い話であったのではないかと思います。収集している寺院さんの御線香のご紹介は機会があれば記事にさせて頂きます。ちなみにお進めは滋賀県大津市に御鎮座されます三井寺さんの三井寺香や奈良県吉野山に御鎮座されております金峯山寺さんの聖香白檀,奈良県桜井市初瀬山に御鎮座されております長谷寺さんの初瀬香です。拝


 

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太古の昔から日本人の性質は互いに支え,助け合い,足りないところを補い続けた民族でした。

私たちの祖先は,それを相互扶助とし和の仕組みとしました。

又,人はそれぞれ違いがあり,その違いを認め合い,尊重し合うことを大切にして来ました。

それが祈りの民族と云われる大和の民。大和民族です。

そしてまた日本人の本当の性質を勇気を以て再び伝え広めて行きたいです。

そのことが日本を取り戻し,日本人としての誇りを取り戻す真の意味だと考えます。

観世音菩薩とともに。花咲あさひ 拝



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