花咲あさひ の 心神とともに。古神道と和の仕組の復活への道

感謝・反省・謙虚・奉仕・素直・勇気・結び・歓び・怒りあと1つの心柱は?
観世音菩薩は裸足で山を飛び出して行きました。

黒足袋衆の叫びと白足袋衆のため息

2018年06月16日 08時51分11秒 | あさひの経済新書

こんにちは。

いま仕事で進めている業務改革ですが,新しい就業規則のもと数日前から労使間協議が継続して続いています。ある程度,大きな会社であれば労働者で構成する労働組合や労働者委員会が設置されていて,その代表者と会社側が協議を重ねて行くのですが,中小企業となるとなかなか難しいものがあります。たとえば,時間外労働や休日労働を要求する場合,一定の要件を満たす会社は36協定を事前に締結し,労働基準監督署へ届け出なければなりません。しかしながら,実際の労働の現場では所謂,サービス残業がほとんどで労働基準法などに定められている割増賃金を支給している会社はあまりありません。支給していてもほんの一部でしょう。

会社で一生懸命働く労働者自身も就業規則を読んだこともないと云う人も実際におります。入社するときに,何かにサインした覚えはあるけれど,そこに何が書かれていたのかを記憶している人はほどんどおりません。従業員一人ひとりにあらためて就業規則に記載されている条文に沿って逐条の説明と解説をしていてそう感じていました。中には,労働基準法や労働法令をとてもよく勉強していて専門的な質問をして来る人もいれば,素直に喜んでくれる人もおります。又,会社は嘘ばかりだと言って怒り出す人もいます。

会社の経営者からすると,労働基準法を遵守して条文に記載されている内容をそのまま労働者へ適用すると中小企業は生き残って行けるはずがないと云うのが実際のところの本音であると思います。大企業からの請け負う単価は低いままで賃金を上げろと言われてもなす術がないのが現状だとも思います。このように感じるのも確かに解かります。大企業は最高益を出して行く中で,先ず自分たちの会社の労働者の賃金を上昇させて行きますので,その利潤が下請けの中小企業へ降りて来るのには時間も相当かかる訳です。

政府や一部の御用学者の論理では,こう言った構造を打開するためにトリクルダウンや先富論と云う言葉で説明していますが,ハッキリ申し上げて,このトリクルダウンや先富論では,下請けの中小企業やそこで働く労働者の賃金を上昇させることは出来ません。前にもブログで,トリクルダウンや先富論では格差是正にはならないと云うことを書かせて戴いたと思います。それどころか,既に失敗しています。なぜんらば,富を得ても貯蓄にまわってしまい,消費には結びつかないからです。企業で言えば,貸し倒れ引当金に回すか,内部留保と云った方へと残った資金は流れます。貧富の格差が何よりの証明です。別の機会でまた書きたいと思います。

年収400万~500万円の時代から,年収300万円の時代に移行し,さらに年収250万円の時代へと移り変わろうとしている今,政府与党は,真剣に日本の中小企業対策を推し進めて行かなければなりません。そうでなければ,貧富の格差はますます増長して行くばかりです。野党も野党で,具体的な政策を立案して政府与党と対峙して行ってもらいたいものです。貧困はさらなる貧困を生み出して行きながら連鎖すると云うことを肝に銘じて政治をして戴かなくてはなりません。民間の力だけでは限界があります。

黒足袋衆の逆襲は未だなのか?拝

 

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太古の昔から日本人の性質は互いに支え,助け合い,足りないところを補い続けた民族でした。

私たちの祖先は,それを相互扶助とし和の仕組みとしました。日本が和の国と呼ばれる所以です。

又,人にはそれぞれ違いがあり,その違いを認め合い,尊重し合うことを大切にして来ました。

それが祈りの民族と云われる大和の民。大和民族です。

菊の紋章は世界祭祀の継承者としての証であり,世界で唯一,太陽を国旗にする国でもあるのです。

わたし達の心の中には根源神の分魂が内在しています。高天原は,わたし達の心の中に存在します。

心柱神社 心神とともに。花咲あさひ 拝



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