花咲あさひ の 心神とともに。古神道と和の仕組の復活への道

感謝・反省・謙虚・奉仕・素直・勇気・結び・歓び・怒りあと1つの心柱は?
観世音菩薩は裸足で山を飛び出して行きました。

戸隠神社に善光寺。それと御線香のお母さん。

2018年03月15日 10時10分10秒 | 歓びの心柱

こんにちは。上の写真は,戸隠神社さんのHPからお借り致しました。戸隠神社「奥宮」に続く参道です。

昨日は,仕事の出張で長野県に行って来ました。本来であれば,現地で1泊するような内容でしたが強行に日帰りで夜中に帰って来ました。当日0時頃に自宅を出発して長野県に向かい,高速道路のサービスエリアで少し仮眠をとって長野県に到着したのは朝の8時ごろでありました。しかし,お客さんと会うのにまだ2時間前後,時間があったので戸隠神社(中社)へ参拝をさせていただくことにしました。朝の長野市街の渋滞を抜け,長野市内から善光寺を通り過ぎて山道を自動車で走りながら上って行ったのですが,ちょうど飯縄高原を過ぎたあたりから周辺の山や路肩には雪がまだ相当残っておりました。戸隠神社へ参拝させていただいたのは,これで2度目です。日本神話「岩戸開き」にも登場する戸隠であります。戸隠山を御神体とする古神道系の神社であります。

又,戸隠と云えば「戸隠そば」でも有名です。私もお客さんに贈る御中元や御歳暮は戸隠そばと永平寺そばに決めております。これがなかなかお客さんに好評で,戸隠そばをはじめて食べる方には凄く喜んでいただけます。美味しいお蕎麦を打つのに欠かせないのが,何と云っても良質なお水です。ここ戸隠一帯も湧水が豊富で良質な御水に恵まれていることでも有名なところであります。

戸隠神社(中社)に到着し,西口参道に整備された駐車場に自動車を止めて,神域内に入って見ると神域内は雪が多く残っておりました。参道の一部以外は,路面もほとんど雪が積もっています。朝の早い時間でしたので,参拝に来られる人も数人の方のみで静かで落ち着いた清々しい神域です。さっそく,御社殿で参拝をさせていただき,御社殿の前にそびえ立つ御神木にも挨拶をさせていただきました。それと,毎朝の日課でもある太陽拝(日拝)もしていなかったので,朝の光り輝く太陽神に御社殿の前で日拝をさせていただくことにしました。神社に到着してから帰るまでの参拝の時間は20分くらいしたがとても清々しく気持ちが良かったです。

その後,お客さんの自宅へ伺い,お客さんと共に前半の打ち合わせを行いました。いくつも協議する内容があり,又,見学や訪問や調査に行く場所もあったので協議は節目の良いところで一旦中止し,あちこち長野市内をチョロチョロとまわり何とか14時頃に前半を終えました。後半の協議は最終的に夜の8時30分頃までかかり,それから急いで自動車で高速道路に乗り,自宅に到着したのは夜中0時を過ぎていました。そんな強行スケジュールでしたが,とても興味深いと申しますか一期一会の出会いもありました。

それは,仕事の関係で善光寺さんへ行った時のことであります。いまいろいろと話題になっている善光寺さんです。良い話で話題になるのならまだ良いのですが,紛争に纏わる話題は参拝者にとっても良いものではありません。詳しい事情は,お寺の内部の人だけにしか解りませんが善光寺の責任役員と檀信徒さんには,護持の精神を以てこれからも寺院の運営をお願いしたいと思います。

それはそれとして,その興味深い一期一会の出会いとは,仕事以外に善光寺さんへ行ったもう1つの理由がもたらしてくれた話であります。その理由は,今月18日から始まる春の祖霊感謝祭用の御線香を買う為(品を定める)でした。はじめは,善光寺さんの売店で御線香をと思いましたが,売店に入ってみると私が予定している長寸(長い御線香)は販売されておりませんでした。今は祖霊感謝祭「先祖供養」を日々されている人も少なくなっているせいか,お寺の売店であっても置いて並んでいる御線香の種類も数もあまり多くありません。どこの寺院さんでも,ほとんどが御守りや記念品のようなものであります。善光寺さんでも同じであります。残念に思いながら,善光寺さんの門前にあるお店を数軒回りましたが,やはりお目当ての長寸線香がどこにも置いてありません。

後半の打ち合わせも控えていたので,これも縁だから仕方がないかと諦めていたのですが,なんと,最後に入った仏具店さんにお目当ての長寸御線香がズラリと並んでおります!しかも,普段わたしが使用している御線香も置いてあり,憧れの伽羅も置いてあります!それ以外にも長寸御線香が豊富にたくさん並んで置いてあるのです。線香界のスーパースターが勢ぞろいです。御線香マニアの私にとっては,御線香の箱を見ただけでもワクワクしてしまい,思わず嬉しくなって感動してしまいました(笑)。

さっそく,いろいろと御線香を眺めていると店の奥からお母さんが「いらっしゃい」と声を掛けて出て来てくださいました。とても優しそうなお母さんです。そのお母さん曰く「御線香は,値段の高い香木とかでなくても,手ごろな値段の御線香もとても良いよ」といろいろな御線香を紹介してくれて「その中でも,私が良いと思うのはこれ」と言って薦めて下さいました。きっと,無理に高いものではなくても,自分の身の丈にあった出来る範囲のもので御先祖さまは十分喜んでくれるよと言っているのだと思いました。もっと言えば,私の先祖か善光寺の観音さまが仏具店のお母さんの口を使い語りかけてくれたのだと帰宅してから感じています。

一期一会に感謝。仏具店のお母さん。ありがとう。

これで春の祖霊感謝祭の御線香が決まりました。拝


 

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太古の昔から日本人の性質は互いに支え,助け合い,足りないところを補い続けた民族でした。

私たちの祖先は,それを相互扶助とし和の仕組みとしました。

又,人はそれぞれ違いがあり,その違いを認め合い,尊重し合うことを大切にして来ました。

それが祈りの民族と云われる大和の民。大和民族です。

そしてまた日本人の本当の性質を勇気を以て再び伝え広めて行きたいです。

そのことが日本を取り戻し,日本人としての誇りを取り戻す真の意味だと考えます。

観世音菩薩とともに。花咲 あさひ 拝 



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