花咲あさひ の 心神とともに。古神道と和の仕組の復活への道

感謝・反省・謙虚・奉仕・素直・勇気・結び・歓び・怒りあと1つの心柱は?
観世音菩薩は裸足で山を飛び出して行きました。

狙われる私たちの郷土 ~美しきかな水の国~ 21

2018年02月13日 07時58分55秒 | 美しき水の国

 

こんにちは。上の写真は,伊勢神宮 祭主の黒田清子さまで御座います。

本当に凄いオーラと申しますか,全身全霊で臨まれる神宮での神事で御座います。国家国民の為,私情を挟まずひたすら神事を斎行される御姿に,私は感極まって涙目になってしまう時があります。民間人になられたとは言え,御立場的にも御両親の天皇陛下,皇后陛下の事柄も含め,又,皇室の行方についても色々と御心配のところはあると思います。第62回式年遷宮の臨時祭主を立派に務められ,池田厚子さまの後任,この度の神宮祭主を就任された勇気と覚悟は並大抵なことではなかったのではないかと想像します。

第11代天皇である垂仁天皇の皇女であった倭姫命の再来「蘇り」ではないでしょうか。

今日の狙われる私たちの郷土~美しきかな水の国~20は「水の神への感謝参詣 伊雑宮 編」です。

以下の記事は「2016.10.4」に掲載(一部加筆あり)したものです。

こんにちは。内宮の参拝を終えて一旦,神宮会館に戻り手続きを済ませて,知る人ぞ知る志摩市磯部の伊雑宮へ向かいます。伊雑宮は,本宮とも云われ本当の伊勢神宮とは伊雑宮だと主張される方々も多いことでも超有名です。左の写真は,内宮神域内に御鎮座される風日祈宮(かざひのみのみや)に設けられた風日祈宮橋です。別称:五十鈴川御橋とも呼ばれることもあるそうです。

風日祈宮は,鎌倉時代の蒙古襲来の際に神風を吹かせ日本へ来襲して来た10万の敵兵を全滅させた上,日本の国難をお救いになられた神様をお祀りされております。本当に清々しさを実感出来る御宮です。橋の途中で暫し風を感じると罪穢れが祓われている感じがします。これも自然(神さま)からの御恵みであります。気枯れた身体にそっと無言で癒やしを齎して下さいます。

泥んこ遊びに夢中になっている小さな子供に,親が子供の身体につく泥んこを祓っているかのようです。

内宮さんから志摩市磯部の伊雑宮までは自動車で30分から40分前後で到着します。

内宮の後方,朝熊山,島路山を越えて行きます。こちらの伊雑宮には別宮唯一の神田が存在し「伊雑宮御田植祭」とし毎年6月24日には氏子崇敬者が集い盛大に神事が斎行されています。日本三大御田植祭としても有名であります。

右に掲載させて頂いた写真が,その神田である御料田です。

私はこの場所がとても好きで,毎回参拝させて頂くと必ず最後にお参りをさせて頂いています。とても気持ち良く,異空間のような感じがします。時より,どこからともなく風の神さまが到来し,稲穂を揺さぶる光景が観ることが出来るのです。その瞬間の音は鈴の音のようです。ほとんど参拝される人はおりませんので,ゆっくりと腰を下ろし,ただ座っているだけで幸せを実感できる祭祀場です。今では少ない古神道の祭祀場です。真に残念ですが,古神道を伝える人もほとんどいなくなってしまいました。

現代では田んぼに向かって拝礼している姿の方が奇妙に思えるのかも知れません。

こう言った,古神道の祭祀場所に来ると無言ですが,本当にいろいろなことを感じることが出来ます。何か呪文のような言葉が聞こえたり,豪華な衣装に包まれた霊体を目視したり,御経が聞こえて来たりと言ったことではなく,風が吹いて稲穂を揺らし,揺らされた稲穂は鈴の音のような音を発します。その様子はまるで,自分の身を自然にゆだね,素直な心であることの大切さを教えてくれているように感じたり,自分を見つめることが出来るのであります。これが古神道といっても良いかも知れません。

近くには伊勢神宮の御師をされていた方のご自宅もあり,伊勢志摩の歴史や伊雑宮の歴史を資料として展示されていたり,自家製の窯で焼きあげた御塩や稲穂を参拝に来られる方々へ奉仕されています。又,前回も伊雑宮さんのことを記事で書かせて頂いたとおり,御酒屋さんでは伊勢神宮の御料酒である白鷹を販売しております。私の住む地域では白鷹さんの御酒を販売しているところがないので,いつもここの酒屋さんで買わせて頂いています。まだまだたくさん伊勢志摩の魅力はありますが,是非とも伊勢神宮へ参詣される予定のある方は,ここ伊雑宮に参拝されてみて下さい。大変素晴らしい御宮ですし,伊雑宮こそが本当の伊勢神宮だと云われる所以が少しでも感じ取って頂けると感じています。これにて水の神への感謝参詣を終わりにさせて頂きたいと思います。今回の京都・奈良・伊勢の参詣は此れまでの参詣とは全く違ったものになりました。有難う御座いました。拝


 

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太古の昔から日本人の性質は互いに支え,助け合い,足りないところを補い続けた民族でした。

私たちの祖先は,それを相互扶助とし和の仕組みとしました。

又,人はそれぞれ違いがあり,その違いを認め合い,尊重し合うことを大切にして来ました。

それが祈りの民族と云われる大和の民。大和民族です。

そしてまた日本人の本当の性質を再び伝えて行きます。

そのことが日本を取り戻し,日本人としての誇りを取り戻す真の意味だと考えます。

観世音菩薩とともに。花咲 あさひ 拝



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