花咲あさひ の 心神とともに。古神道と和の仕組の復活への道

感謝・反省・謙虚・奉仕・素直・勇気・結び・歓び・怒りあと1つの心柱は?
観世音菩薩は裸足で山を飛び出して行きました。

日本人の弱点は理屈と情報にあります。

2018年02月12日 07時00分07秒 | 祭祀と和の国

こんにちは。

私たち日本人が世界の人々よりも不得意なものは何ですか?と訊かれたとすると真っ先に想い浮かぶのが,私の中では「理屈」です。日本の子供たちは,幼少のころから理屈を理論を学んでいませんし,家庭教育でも同じです。そのような影響もあって理論構築が苦手なのは頷けます。今の義務教育の現場では,道徳の時間があまりないようですが,日本人は道徳的な生き方を学校でも家庭でも社会でも良しとしてきた面があります。古より日本人は「和」を生活の基盤として来た民族ですからそれもそのはずです。

理屈は,相手を説得する学問ですから,心と心で通じ合う。目と目でお互いの意思を読み取る日本独特の性質は,西洋にはないのかも知れません。理屈を以てしては,欧米には敵わないでしょう。連合国GHQのマッカーサーの視た日本人像はある意味正しかったのかも知れません。日本人の能力は小学校6年生(12歳)程度だと話していたようです。つまり,理屈を使いこなせるか否かの能力と言うことだと私は思っています。今でも国家間においての交渉事でも同じであります。何年か前に,TPPに関する交渉をアメリカと日本で行っていました。その際,日本側の人たちは主に東大法学部出の官僚が交渉のテーブルに座りますが,アメリカ側の交渉人たちは,ほとんど弁護士の資格を取得し,さらに国家戦略(TPPならTPP)の専門家の人たちであります。

既に,テーブルに座った時点で勝敗は決まってしまっているのです。

それともうひとつ「情報」だと思います。

つまり,情報の収集と分析,そして発信が他国の人と比べると不得意の分野であります。とにかく日本人は情報分野にとても弱いです。先程の話ではありませんが,個人でも企業でも官僚でも同じであります。情報は収集し,分析し,発信すると云う3つを繰り返すものですが,やはり,この弱点も幼少の頃からの幼児教育や義務教育の教育手法に課題があるのだと思います。正解探しの教育,試験制度の過去問主義では,収集力と分析力,発信力を育てることには弱いのであります。正解探し,間違え探しでは世界で勝負できません。故に,司法試験が最難関試験だと言われ続ける所以なのです。司法試験は正解探しや間違い探しは通用しません。

今日は何だか,悲観的な記事のように思えますが,私は,無理に不得意な分野で他国との交渉や折衝などに臨まなくても日本人の得意分野で挑んだ方が良いのではないかと考えるひとりであります。特に,国家間などの外交問題を上手く切り抜けて行くには下手な理屈で臨むよりも,相手に与える印象は良いと考えるからであります。それは,グローバルに展開する世界的な企業でも同じことが言えるのではないかと思います。日本人の得意分野とは,勤勉で誠実なところ。素直で優しいところ。清潔感があって潔いところ。数え上げたら切がないほど本来,日本人の良いところがあります。このような精神的文化・伝統は諸外国には見られません。

それを諸外国の人々も了知しています。

そして,何よりも私たちが世界に誇れるものとは「和の心」ではないでしょうか。和の心(精神)で諸外国と交渉し,折衝することで新たな絆が結べていけるように思えるのです。不得意な事で無理に相手に合わせる様な姿勢では,逆に不誠実だと云う印象を持たれかねません。それは,日本にとっても日本人にとっても本来あるべき姿でもありませんし,国益にも何らなりません。太陽を国旗にすることが出来る国は日本だけです。その太陽を国旗にしている国が,理屈に支配されてはなりません。情けないことです。

つまり,闇の世と云うことです。理屈で支配され続ける間は,闇の世が続きます。

理屈を越えることが出来たときが,本当の岩戸開きで御座います。

菊の紋章をいただくのも日本人だけであります。菊の紋章は,世界の祭祀を司る民族の象徴でもあり,祭祀を継承する証と云う意味であります。つまり,私たち日本人全員が世界の祭祀者なのであります。このような民族は日本人以外には存在しないのです。今ではそう言ったことは日本人自身が忘れてしまい,逆に諸外国に対し劣等感さえ抱いているようです。しかし,いつの日か,私たち日本人の役割と役目に気が付く日が必ずや訪れると私は信じています。心優しき日本人です。世界で最も発達した文明を持つのも日本です。世界から最も信頼され続けているのも日本であります。日本人は日本人で良いのではないでしょうか?駄目でしょうか?

日の丸を胸に,菊の紋章を背負い世界で堂々と私は日本人だと活躍して頂きたいと思っています。拝


 

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太古の昔から日本人の性質は互いに支え,助け合い,足りないところを補い続けた民族でした。

私たちの祖先は,それを相互扶助とし和の仕組みとしました。

又,人はそれぞれ違いがあり,その違いを認め合い,尊重し合うことを大切にして来ました。

それが祈りの民族と云われる大和の民。大和民族です。

そしてまた日本人の本当の性質を再び伝えて行きます。

そのことが日本を取り戻し,日本人としての誇りを取り戻す真の意味だと考えます。

観世音菩薩とともに。花咲 あさひ 拝



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