カーテン

寝室のカーテンを閉めずに眠ってしまった妻と子のためにそっとカーテンを閉めたときに感じた今日の疑問。

なぜ、一般的なカーテンレールは、あの耳障りなシャーシャーいう音がする仕様にしてあるのだろう。もっと静粛性をもたせるのにそれほどコストがかかるとは思えないのだけど…。

朝開けるときに音で目覚ましの機能を果たすため、とかか。

傘

平年より12日早い梅雨入り（近畿）にはびっくりしたけれど、梅雨入りからわずか3日目で早くも今シーズン最初の傘の置忘れをやらかしてきた自分のそそっかしさにも驚く。今年は何本くらい無駄にするんだろうか。ビニール傘とはいえ、少し落ち込む。

ハマの

オーナー企業・TBSが、隙あらば所属選手に「ハマの○○」というニックネームをつけたがる横浜ベイスターズだが、中村紀洋に対してはどうするのだろう。

経歴からいうと「ハマの流れ者」「ハマの流浪者」…扱い同様、あだ名も難しそうだ。

（携帯から）

餓鬼

よく降るなー。もう梅雨か？

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3日前に下唇を過って噛み傷つけてしまった部分が本格的に口内炎化してきて大層痛い。テーブル上、自席からやや遠くに置かれていたピザを椅子から腰を浮かせて手に取り、すかさず口に入れ噛みながら勢いよく腰掛け直した瞬間に、座った際の衝撃が作用したのかガリッとやってしまった。

チーズがとろけて生地から零れ落ちそうになったことや、胃腸が全快した嬉しさに後押しされた旺盛な食欲があったこと、などいろいろ言い訳はあるのだが、とりあえずいい歳して餓鬼みたいな食べ方はもう止めようと思う。

下の前歯のちょうど前の部分である。ビールが飲めるようになったのもつかの間、今度はしばらく麺類を食べられそうにない。

管理部門

身内に不幸、出張吹っ飛び。

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通夜・告別式などの情報を記入した訃報連絡票を会社の人事部に提出したら折り返し内線に電話が。

「先程提出していただいた訃報連絡なんですが、いまその担当者が二人とも出張してまして、社内掲示が今日中にはできないんです」

担当がどうこうという特殊な作業ではなく、連絡票から必要事項を抜き出して所定の書式にあてはめ、総務部の許可を得ればよいだけの話なのではないか。

「いやそれが…とにかく担当者が不在で」
「月曜になれば掲示できるのですが」。

通夜・告別式はこの土日である。この社員と一対一で話すのは初めてだが、なんかほんと要領を得ない馬鹿だ。

現場志向が非常に強いうちみたいな会社だと、管理部門には「現場で使えない人材」が溜まってくるわけで、こういうのも仕方ないのかなと思うけれど、他業種ではどうなんだろう。しかしこんな連中に働きぶりを査定されていると思うと、笑えると同時になんだかうすら寒くなる。

（携帯から）

発見

胃を軽くやってしまって、断酒の日々である。

酒を飲まなくなると、自宅でも夜なんとなく手持ち無沙汰になり、さっさと夕飯を済ませてそそくさと寝てしまうリズムになる。これまでは深夜1時過ぎの就寝が当たり前だったのだが、最近は0時過ぎにはベッドに入っていることが多い。

するとなんだか昼間の体調が（胃以外は）いいのだ。起床時間はこれまでと変わらないから単純に睡眠時間が増えたせいだともいえるけれど、しばしば仕事で早起きを強いられた日でも調子がよく、身体が軽い。人間の身体は睡眠中に補修や回復を行っているわけで、そういった生体リズム的に考えた場合、同じ7時間眠るにしても、25時から寝るよりも24時から寝た方が効率的にことが進むのかもしれない。

もちろん肝臓の負担が減ったことも大きいだろう。親戚に「酒ははっきり言って毒。百害あって一利なし」という信条の内科医がいて、ひとが気分よく呑んでるときになに辛気臭いこと言ってんだと何度か思ったことがあるのだが、毎日缶ビール一本程度の飲酒をやめるだけでこれだけ身体感覚的に差が出るのであれば、まさしくそうなのかもしれぬ。

酒を飲まない人について「こんなに手軽な憂さ晴らしや気分転換をすることが出来ないんだから、結構大変な人生なのではないか」などと最近まで思っていたが、これだけ身体が軽かったら多少のストレスくらいあっても別に構わないとすら思う。

…でも、早くきりりと冷えたビールが飲めるようになりたい。深い業である。

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東野圭吾「白夜行」。

ああいうイジョーなシコーが物語の鍵だと、読後感がなんだかどんよりする。物語の牽引力の力強さは論を俟たないが。

あと、「いつも先に死ぬのは男、しぶとく生き残るのは女」という教訓を得たことを付け加えたい。

洗浄

ここ数日腹具合が思わしくなく、洋式便座によく腰掛けている。

自宅のシャワートイレの「おしり」ボタンを頻繁に押すようになると、横の「ビデ」ボタンが急に気になりだすのが人情というものである。誰のどこを洗うものかは、まあ、うっすらとは知っているが、「ビデ」という単語の訳語が知りたくなって調べてみた。

手持ちの英和辞典、研究社刊「新英和中辞典」第5版によればこうだ。

bi・det [名][C] ビデ《女性用局部洗浄器》

えー、はい、そうですよね。迷いのない回答、ありがとうございましたという感じである。
ところがその前に凄い注釈が。

【フランス語「小型の馬」の意から】

なんで馬がここで出てくる。

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何にでもすべからく理由があるものなのだな。

無料

「関西トルコライス巡礼」取材のため姫路に行った。

JRの運賃より有料道路代のほうが安いことが分かったため車で出かけたのだが、加古川バイパスと姫路バイパスの太っ腹ぶりには毎度感心させられる。有料の第二神明道路と連結している高架の自動車専用道路で、あたかも高速道路のように運用されているのだが、両路線合わせて30.6キロが無料なのだ。三宮‐梅田間（約30キロ）を阪神高速で移動するたびに1200円も支払うのが馬鹿らしくなってくる。

未だ実現していない民主党の目玉政策である高速道路無料化は思いのほか評判が悪く、国民の多くが実現しなくてもよいと考えているという調査結果が各所から出されているが、播磨地区の住民は「自動車道なんてタダで当たり前だ」と密かにかつ全面的に支持しているのではなかろうか。

復興資金を税で賄うとみせかけ財政健全化に流用しようという企みを匂わせる政府が、浜岡原発を止めさせた今、「ETCゲートが使用する電力量を全国的に浮かせるために高速道路を無料化します」という強引な合わせ技をこれまた使ってきたら面白いけど、さすがにそれでは漫画か。

身体

どんなに素敵かなんて、とても口では言えない。口では言えないことを肉体が体験できるというのは素晴しいことだ。でなければ生きている意味なんて殆どない。

――村上春樹「オニオン・スープ」（糸井重里との共著「夢で逢いましょう」所収）

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東京で僕が利用したいくつかの地下鉄の駅では、エスカレーターがほとんど全部停止していた。節電のためということだが、駅の利用者が皆文句ひとつ言わず黙々と階段を上り下りしているのには感心した。東京在住・在勤者の基礎代謝や心肺機能の平均値が今後わずかながら上昇したりすることもあるのではないかと思う。
ただ、それが即「健康」に繋がるかは、飛散してくる放射性物質との兼ね合いもありなんとも言えないような気がする。悲しいことだけど。

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そんな中、千代田線新御茶ノ水駅の聖橋口につながるあの長い長いエスカレーターだけは運転を停止していなかった。そりゃそうだよな、と思った。

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新幹線グリーン車の座席備え付けのフットレスト、あれを取り外して足元のスペースを単純に広く取ってほしいという要望はそれほど多くないのだろうか？毎回いろいろな角度で試してみるのだが、しっくりきた試しがないのだ。
年に二回くらいしか乗らないからだ、と言われればそれまでだけど。