Jimmy（大阪／大阪市生野区・桃谷）

店名は上記のとおり「Jimmy」だが、ＪＲ桃谷駅改札を出てすぐの「鳴門屋」というパン屋の2階にあり、「Jimmy」と書かれた看板はごく小さい。店が見つからず2、3分周辺をうろついて「ひょっとして閉店してしまったのでは？」と考え始めたくらいでようやくその事実に気づいた。なぜもっと目立つ看板を掲げないのだろうか。

その鳴門屋がプロデュースしたレストランということで、メニューにはもちろんトースト、サンドイッチ系のラインアップがある。しかし品数のバリエーションでいうとメインメニューは肉、揚げ物、ご飯ものだ。パン屋プロデュースのレストランはパンをフィーチャーしなければならない決まりはないけれど、このあたりもよく分からない。

ともあれ運ばれてきたトルコライスは、オムドライカレー、ウインナー、ヒレカツ、手前にデミグラスソースという構成。ドライカレーもデミグラスソースもマイルドな味。オムシートはしっかり焼かれたハードなタイプ。ウインナーはメニューに記載されていた通りピリ辛風味だった。

スプーンを口に運びながら何とはなしに見ていたデザートメニューでは、ケーキとドリンクのセットが「主婦の友」と名付けられていた。このセンスも首をひねらされるところがないではないが、昼どきの席の多くを埋めていたまさに奥様然とした中年女性の皆様には、このネーミングセンスも、メニュー構成も、看板の大きさだって特に気にならないところなのだろう。

むしろこれまでの自分が狭量すぎたのではないかと考えさせられながら店を出た。



トルコライス 810円

大阪市生野区勝山北1-1-2

06-6718-1002
7：00～21：30(LO21:00)
年中無休

復活

やっとスマホ復活。

出張先で代替機も絶不調に陥り、はじめは使用中の突然の再起動から始まって、そのうち再起動永遠ループ状態となり、バッテリー切れの上充電を受け付けず昇天という壮絶な最期を遂げた。これじゃ仕事にならんと多少怒られるのは覚悟の上で沖縄からサポートセンターに電話したら、三週間まったく音沙汰がなかった要修理機の方が直ったとその電話で伝えられた。保証期間は終わってるのに今回は無償とのこと。加えて異常な低姿勢。

ひょっとして、修理完了品が発送されずに放置されていた状態を僕の電話を受けてはじめて把握したんじゃないかと。

まあとりあえず何の問題もなく動く端末って素晴らしい！とありふれた喜びをかみしめている。

発売日

沖縄に出張している。

入手出来ればこちらでの仕事に役立つな、とあたりをつけていた雑誌を発売日の翌日に買いに行った。さすがに本土と同じ日には買えないかもしれないが、発売日を明記している以上、版元も問屋も事前配送などで対応するだろうと予想したからだ。

甘かった。「発売日からだいたい5日遅れくらいになりますねー」と沖縄イントネーションで女子店員。そのときにはもう関西に帰ってるよ。

なんでも沖縄では天下のアマゾンの配送も4日くらいはかかるらしい。那覇は都会だし、県内いたるところにコンビニはあるしで忘れそうになるのだけど、やはりここは巨大な離島なのだ。

それにしてもあの店員さん、黒髪で色白で、ちょっと垢抜けない感じで可愛かったなー。

裂断

1年半にわたって愛用してきた磁気ネックレスが逝った。

いつものようにジョイント部をつまむのを面倒くさがって、適当に引っ張りゃしかるべきところが外れるだろ、と無造作に外したつもりになっていたらあらぬところが切れていた、という顛末。

なにかと面倒くさがっていると突然別れが訪れるのは人間関係も同じ。気を付けたい。

妻とはまだ大丈夫です。念のため。

麺類

このブログでも一度書いた記憶があるけど、世のラーメンの平均的値段が650～800円位に落ち着きつつあるのがどうも釈然としない。要は高い。別に自らの困窮を訴えるための主張ではなくて、例えば一汁二菜程度の定食がそれくらいとるのは仕方ないと思える感覚からするとバランスの悪さを感じるということだ。

だからこのところは麺類が食べたくなると阪急そばに行く。ほとんど全てのメニューが500円以内の世界で僕は安心する。今日初めて食べた「ちゃんぽん風うどん」は白湯スープにラー油が合わせてあるなかなか乙な味だった。他のメニューに比べて野菜もとれる利点もあって、これで500円。

そうこなくっちゃなー、腹も減ってるしご飯も頼むか、と食券販売機を見たら210円。

210円？
ラーメン屋ですら100円台で食べられるところが大部分だというのに？

なかなかうまくいかない。

雨音

天気予報通り雨が降りだした。

戸建てかマンションかという論争に深入りは避けるけれど、戸建ての優れた点のひとつは「屋根にあたる雨音が家の中で聞こえる」ことではないかと思う。雨音をバックに小さい音で聴くお気に入りの音楽はすごくいい。

雨音をエンドレスで再生してくれるサイトが少なからず存在することがこの快感の普遍性を証明してくれているように思う。

役名

娘二人がごっこ遊びをするとき、決まった役名がある。姉は「はなさきゆりか」で妹は「はなさきももか」だ。出典は不明。

で、ごっこ遊びに付き合わされる際、二人の兄役を振られることがほとんどなのだが「上のなまえははなさきで、下のなまえは自分でかんがえて」というから、適当に「じゃあ、たろうで」などと言うと、「たろうとかじろうとか、なんとかすけとか、ひろしとか、そういうふつうなのはダメなの！」と面倒。

「ゆうた」は駄目で、「ゆうや」はオッケーだった。この辺のさじ加減もよくわからない。

自動作成

googleフォトのストーリー自動作成、発生条件がいまひとつわからない。娘のスケート教室で動画を4、5本撮っても作成されないし、自宅で音楽にのって踊り狂う5本あまりの動画もまとめられる気配がないが、王子動物園では動画を2本撮っただけで作成された。

以前USJでの記録が速攻で作成されたことを考えると、

・屋外で
・レジャー施設っぽい

ことが自動作成の条件なのかなとも思うが。

バックパック

使用4年目となった仕事用2ウェイバッグ、グレゴリーのミッションパックが経年汚損でだいぶみすぼらしくなってきたので新調を検討したところ、あろうことか廃番になっていた。

後継のモデルがあるにはあるが、所謂マチが小さく、自分の荷物量に対応できるか甚だ不安なスペック。

なので今のバッグをクリーニングに出すことにした。大部分がナイロンでできたバッグなのだけど、ビジネス用の持ち手部分が天然皮革で、しかも取り外せないため、クリーニングのカテゴリーとしては革バッグ扱いになるという残念な展開。神戸市灘区の某店で税抜き8000円、所用期間3週間と相成った。

問題は代わりのバッグだ。クリーニングに8000円も払ってるんだから新調は馬鹿馬鹿しい。そこで家内の実家で使ってないバックパックを借りてきた。アディダス社製なのはいいのだが、緑とオレンジというなかなか斬新なツートンカラーで、かなり昔の東北本線の車両のような野暮ったいデザインだ。

これ持って出社するのもなー、と躊躇する気持ちもないではなかったが、まあ仕方ねえか、と開き直り今日初使用。

歳をとるといろんなことが楽になるなーと思った。楽さと引き換えに「身なりに気を使わなくなったダサ中年」という判定を受け入れなければならぬとしても。