にちにち蛙鳴蝉噪

大阪・兵庫・京都・奈良で食べられるトルコライスの紹介を中心に。制作:近藤亨 2004-2023

Fridgeezoo

2011-11-29 23:08:00 | その他
ヴィレッジヴァンガードで「Fridgeezoo」をはじめて見て以来、日を追うごとにむずむずと欲しくなっているのだけれど、こんなものを冷蔵庫内に設置した日には、最近冷蔵庫を自分で開けたくてたまらない2歳2ヶ月の娘の開けさせろ攻撃が激しくなるのは火を見るより明らかで、それを承知であえて購入に踏み切れば、「娘がぎゃあぎゃあ騒ぐことぐらい想像つかないの!」と妻が烈火のごとく怒るのもこれまた明らかなので、まだ買う勇気が出ていない。

せめて消臭効果でもあれば購入の理由付けが出来るのだがなあ。
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ライブレストラン音や(京都/京都市右京区・嵐山)

2011-11-28 22:43:24 | 関西トルコライス巡礼
11月下旬の嵐山は、平日にもかかわらず大勢の観光客が詰め掛けていた。紅葉目当ての団体客を乗せた観光バスで道路は埋まり、渡月橋は観光客が列をなしてぞろぞろと歩き、橋近辺の飲食店はどこもいっぱいで、順番待ちの行列が出来ている。

そんな喧騒から東へ徒歩約5分の「音や」は、静かだった。嵐山にやって来る観光客が求めるものと、「美味しいお料理と素敵な音楽の空間(オフィシャルサイトより引用)」には若干の距離があるのだろうか。それとも単に団体ツアーの集合場所から遠すぎるのか。

僕が入店したお昼時には行われていなかったけれど、「ライブレストラン」を標榜するだけあって、店内の一角にはJBLの大型スピーカー、アップライトピアノ、アンプ、マイク、ドラムセットが鎮座している。そして壁には店内でのライブを告知するフライヤーが何枚も貼られていた。ま、確かに、人々が嵐山観光に期待するであろう「和なるもの」とは異なる空気である。でもその、売れ筋に走らず我が道を行く姿勢が個人的には好ましい。

トルコライスは、オムライスの上に透明のスウィートチリソースがかかり、傍らにハンバーグと付け合わせのサラダが鎮座するという、巷で見られるトルコライスのスタンダードとは異なる、これまた我が道独走という感じの構成。ハンバーグから溢れる肉汁の甘みと、最初は甘いが後からひりつく辛さがやって来るチリソースのコンビネーションで、どんどんスプーンが進んだ。

食後トイレに入ったら、男子トイレの小便器の水が音を立てるほどの勢いで流れっぱなしだった。おいおい大丈夫かと思いながら近づくと、「地下水が出放しになってます(原文ママ)」という小さな貼り紙が。とにかくこの店、万事ゴーイング・マイウェイなのだった。



トルコライス 800円

京都市右京区嵯峨柳田町33-1 
075-862-1225
営業:12:00~24:00(L.O.:22:30)
火曜定休
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あやこ

2011-11-24 23:33:18 | その他
今年は年賀状の準備のかわりに喪中はがきの準備に追われている。

はがき一枚一枚にちょっとしたコメントを書き込む手間がない分、遅まきながら宛名面をパソコン印刷にしようと、エクセルに名前やら住所やらをしこしこ打ち込んでいる最中だ。

この作業で面倒なのはやはり人名の変換である。大抵の名前は変換候補の中にどんぴしゃのものがなく、その漢字が含まれる他の単語を打ち込んで変換してデリートしてくっつけて、というような手間がかかることが多い。

そんな作業をしている中、僕の仕事上の知人に「亜矢子さん」という女性がいるのだけど、この「亜矢子」がマイクロソフトIMEスタンダードで一発変換されるので驚いた。三文字の「あやこ」といえば「亜弥子」とか「阿也子」、「阿哉子」に「亜耶子」など、いろんなバリエーションを秘めた名前だと思うのだが、「あやこ」の変換候補のうち三文字構成はこの「亜矢子」だけというIMEの自信っぷりである。

この「亜矢子」が三文字あやこの中で飛びぬけてメジャーという統計でもあるのだろうか。それともこの名前の著名人がいるとか?

と思っていまwikipediaで調べたら出てくる出てくる。

沢田亜矢子(女優・歌手)
川原亜矢子(モデル・女優)
八田亜矢子(タレント)
関谷亜矢子(元日本テレビアナウンサー)
伊藤亜矢子(声優)
一柳亜矢子(NHKアナウンサー)
里中亜矢子(AV女優)
夏亜矢子(元宝塚歌劇団・女優)
津田亜矢子(モデル・タレント)
南亜矢子(作曲家)
松村亜矢子(元シンクロナイズドスイミング選手・北京五輪出場)
増田亜矢子(元女子サッカー選手)
石田亜矢子(元女子プロレスリングアナウンサー)
鳥羽亜矢子(ピアニスト)
竹内亜矢子(振付師)
大島亜矢子(AV女優)

確かに多い。ただ因みに、AV女優のおふたりは共にいわゆる熟女系(里中さんに至っては御歳51歳!)だそうで、IMEスタンダード開発担当者のこのあたりにおける趣味趣向爆発の線が有力ではないかと勝手に睨んでいる。



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wrong

2011-11-22 14:02:21 | その他
フレッシュネスバーガーでコーヒーを頼んだら、木製のマドラーがついてきた。表面には焼き印で、"He might be wrong"と書かれている。

彼が間違っているのでしょう。

わざわざ引いてくるような格言や警句ではない。それをなぜわざわざ焼きゴテを作ってまで。点取り占いみたいなノリなのだろうか。

コーヒーを飲むくらいのことでこんなに考え込ませないで欲しい。

(携帯から)
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これから

2011-11-21 08:08:32 | その他
ホークス日本一。

それにしても中日である。12球団ワーストのチーム打率でリーグ制覇したチームらしく、シリーズ全試合で2点以下ながら第7戦まで縺れ込ませた「貧打慣れ」ぶりには凄みすら感じた。

しかし、主力野手のほとんどが昨年から打撃成績を落とす中チームはリーグ連覇という、いわばねじれ現象の中、これから始まる契約更改における野手の年俸闘争がどうなるのか凄く興味がある。

もめるんだろうなきっと、という不謹慎な興味だけど。

(携帯から)
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さいたま

2011-11-20 02:20:45 | その他
日帰り出張。

帰りに東京駅八重洲口の格安焼鳥屋「○金」に立ち寄った。串一本60円(税抜)、アルコール飲み放題30分につき299円(同左)という店だ。

勿論安さには理由があって、ドリンクは全てドリンクバーからのセルフサービス、焼鳥も小ぶりな上に大半が素焼きで、テーブルに備えられた壷入りのたれに浸してから食べる(二度づけ禁止)ことが求められる。

でもたれは大蒜が丸ごと漬けられておりパンチがあって美味しいし、自動生ビールサーバーの挙動を見るのも面白く、楽しくひとり飲みさせてもらった。

さらに興味深かったのが隣のテーブルに来た7人グループ。男1人に女6人で、確実に学生ではない、20代終盤~30代序盤くらいの年齢層だった。

趣味のサークルの飲み会?勤務先が同じパート・バイトの集まり?ひょっとして風俗店の男オーナーと従業員の飲み会?

おまけに女性陣のうち、隅に陣取った男性から一番遠い対角線に腰掛けたひとりだけが会話に加わらずひたすらつまみをガンガン食べているという浮き方。

いったいどんな集まりなのかヒントを掴みたくて耳を澄ましつつ杯を重ねているうち、予定の新幹線より一本遅い便に乗る羽目になった。

結局正体はわからずじまい。東京、やっぱり楽しい。

(携帯から)
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康陽

2011-11-19 00:07:01 | その他
「ぼくは散歩と雑学が好きだった。 小西康陽のコラム1993-2008」(朝日新聞出版)読了。

237頁からの日記が読ませる。文章の8割方が小西氏が購入したレコードの覚書なのだけれど、残り2割の日々の描写・考察が、無機質なタイトルリストに挟まれることによってより輝いて見えるという構造。

スタイリッシュで都会的な音楽を世に問い続ける小西氏も、その陰ではいろんなところで躓き頭をぶつけ時にひっくり返りながら生きているのか、と思うとなんだか少し楽になった。

おまけに、さきほど風呂の中で読み終えたとき、おそらくこの文章に触発されたのだろう、仕事や人生の捉え方・指針についてひらめくものまであった。が、ここでは書かない。

と、早くも小西氏の文体の影響を隠せない僕である。





ぼくは散歩と雑学が好きだった。 小西康陽のコラム1993-2008
クリエーター情報なし
朝日新聞社
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Trattoria LOGIC OSAKA(大阪/大阪市浪速区・難波)

2011-11-18 00:23:38 | 関西トルコライス巡礼
ハヤシライスのライスの上に薄焼き卵とポークカツがのっている構成。これはもうはっきりと「ハヤシライスの亜種」と言ってよいかと思う。

カツにソースが全くかかっていないので、カツに味をつけようと思ったらライスの上からカツを下ろしてハヤシソースに浸さなければならない。そのうちそれが面倒くさくなってカツにそのまま齧りつくことになるのだが、カツってそのまま食べても結構いけるなあと気付かされた。揚げられたパン粉が豚肉の旨みと脂の甘味に働きかけ、その味の濃さをほどよく中和しつつヴォリューム感は増幅する、という感じか。

よく考えてみれば、普段からソースをかけられたり大根おろしを乗せられたり、カレーやらドミグラスソースに浸されたりと様々な味と競演を果たしているのだから、カツそのものの実力が折り紙つきであることは自明だ。いわゆる「トンカツ」を考案したとされる、東京銀座・煉瓦亭の初代料理長・木田元次郎氏の慧眼にあらためて敬意を表する次第である。

しかしもっとよく考えてみれば、ハヤシソースを掬ってカツおよび卵・ライスの上にかけて食べれば話は早かったのだ。キーボードを叩きながら今気付いた。

店名は「ロジック」=論理。もっと落ち着いて論理的に生きろと言われているような。



トルコライス 780円(サラダ付)※平日ランチタイムのみ

大阪府大阪市浪速区幸町1-2-1 
06-6563-6990
営業時間:平日12:00~15:00(ランチタイム)、17:00~23:00  土・日・祝12:00~23:00
年中無休

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太腿

2011-11-15 13:55:44 | その他
仕事着のチノパンがやや傷んできた。なんとかユニクロ以外で新調しようといろいろ店をまわったが、なかなかピンとくる物に巡り会わない。

それはひとえに僕の太腿に原因がある。身体のサイズの割に太過ぎるのだ。だからウエストがピッタリでも太腿部分がパッツンパッツンというケースがままあり、太腿にサイズを合わせるとウエストその他がたぼっとした野暮ったいシルエットになってしまう。

成長期に水泳と野球という、太腿が太くなる種目に励んだせいだろうか。とはいえ中学校時代「野球向きの体型だ」と評価されたことはあっても、選手として実際に大成には繋がらなかった悲しき太腿である。

ズボンの脱ぎ履きを何度も繰り返しているうちになんだか虚しくなってきて、道半ばでニューミュンヘンに飛び込みビールを飲み始めてしまった。

ま、これがなくても結局は飲むんだけれど。

(携帯から)
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魚deバール ウオチカ。(大阪/大阪市北区・梅田)

2011-11-14 22:53:57 | 関西トルコライス巡礼

11時から15時までのランチタイム限定メニューであるトルコライスは、カレーピラフの上に半熟薄焼き卵とポークカツ、そしてデミグラスソースがけというおなじみの構成だ。

店名からして夜のバール営業の方が本業であり、店内の黒板に書かれた、あるいは壁に貼られた手書きメニューには「海鮮メリメロ焼き」「こぼれイクラのスプーンディッシュ」「生ウニと韓国のりのマリアージュ」などなどうまそうな品名がたくさん並んでいて、トルコライスをいただきながらも、ついきょろきょろとそちらに視線を走らせてしまう。おまけにビールの幻影までちらついてくる。

そんな客の意識をトルコライスに引き戻すのは、スパイシーなカレーピラフの存在だ。ピリッとした味わいがときに卵のやさしさで中和されていく感覚は毎度のことながらいいものである。

ただ問題は、この辛さでさらにビールが飲みたくなってしまうことだ。おまけにランチメニューには「ランチビール250円」の文字が。昼休みの勤め人の道徳心の強さを試すようなメニュー、雰囲気を持つ店といってもいいかもしれない。

加えて「なんで店名に句点がついてんだよ」などと言いがかりをつけない心の広さも試されているかも。



トルコライス 750円(トンカツ・メンチカツ・サーモンフライが選べ、サーモンフライはプラス30円)
トルコライススペシャル(カレーピラフ超辛+「がんこ村たまご」使用のスペシャルバージョン)上記にプラス50円

大阪市北区角田町梅田地下街2-8 WHITYうめだノースモール2 
06-6311-4782
営業時間 11:00~23:00
不定休(WHITYうめだに準ずる)

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まさ

2011-11-08 00:09:03 | その他
焼鳥まさ三宮北店のビールセットが凄い。驚いて即注文。

生ビール中ジョッキ、枝豆、キャベツ盛り、焼鳥6本(つくね、とりみ、きも、ずり、かわ、ねぎみ)がセットになって税込500円である。

通常メニューの生中が税込504円であるから、なんだかもう謎としか表現のしようがない価格設定である。肉片が通常品より若干小さい気がしなくもないけれど、この値段なら上等というものだ。

12月7日までの期間限定プライスということなので、焼鳥好きは急がれたし。


神戸市中央区加納町3-13-1
078-271-9090
木曜定休
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二郎

2011-11-07 13:37:54 | その他
自家製太麺 ドカ盛 マッチョ 三ノ宮店で昼食。

ネットや雑誌の紹介によれば、この店、いわゆる「二郎系」らしい。

ラーメン二郎には行ったことがない。東京出張の度に「今度こそ」と思うのだが、仕事先や定宿の近くにないことと、「行っても大抵並ばないと食べられない」という情報が自然と足を遠のかせる。

ただ大のラーメン好きというのはどこの職場にもいるもので、わざわざ20分並んで食べたという先輩は「確かにインパクトはあった。量めっちゃ多いし。あれはラーメンというより別の食べ物、まあ『二郎』としか言いようないなあ」とどこかで聞いたようなフレーズを持ち出し、にわかジロリアン化していた。

そんな台詞を思い出しながらの二郎系初体験。

自己主張バリバリの太麺とやたらと味が濃いスープ…これが本家の二郎と同じという確証はない中であえて言わせてもらえば、「麺やら具やら全てがはじめからつけだれの中に浸かっているつけ麺」とでも表現すればよいのではないか。

ま、「二郎という食べ物」って言ったほうが短く済むことは確かだけど。
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ビスケット

2011-11-04 00:03:47 | その他
風呂上がりのビールにつまみが欲しくなって、でも適当なものが見つからず、仕方がないので娘用のものと思われる「アンパンマンひとくちビスケット」をこっそり食べながら飲んでいる。

このビスケットの味がなんと自分の幼稚園時代におやつで出されていた動物ビスケットにそっくりなのだ!「なんと」とか「だ!」と力むほどのことでもないけれど、動物ビスケットのことを思い出したのがおそらく卒園以降初ではないかと思うのでついエクスクラメーションである。

いろいろな動物の形で、表面はパステルカラーの砂糖菓子でコーティングされた、そうそうこんなの。視覚による記憶なんてどんどん風化していくけれど、味覚とか嗅覚による記憶の強固さにあらためて驚かされる。期せずして大変懐かしい思いに浸れてよかった。

が、いかんせんビールに全く合わないのが残念だ。





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