未熟

昨夜帰宅したら娘が熱を出していた。今も38度台で推移している。あーあ、どうやら看病しつつの年越しになりそうだ。

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ことほどさように子供というのはなかなかこちらの思うに任せないものだが、さらに第2子が来年春の予定日に向けてスタンバイをしている。ああもう一回あんなことやこんなことを繰り返さなきゃいけないのか、と、自分で仕込んでおきながら憂鬱でしかない。妻（三人姉妹）が「どうしても兄弟が欲しい」と粘ったのと、村上春樹がどこかで書いていた「一人っ子はそれだけで既にある種の病である」という文章に背中を押された格好だ。

まあでもその効用というのもないわけではなく、これだけ自分の人生設計と異なる現実を目の当たりにすると、何か自分の人生というよりも他人事っぽい感じがしてきて、その結果、これまで人生のいろんな局面全てにそれなりの点数を求めてきたけれど、結構それがどうでもよくなって、精神的には余裕が出来た気がする。

生きるのは楽になった。でも「こうありたかった姿」からは遠ざかり続けている。では,
今の自分は、何のために生きているのか？

普通は10代から20代にかけてぶちあたる命題に、30代後半にて直面している。要は未熟者だということなのだろう。これまでなんとかやってこられたのは、単に運がよかっただけなのだ、と思う。

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マイナーなトーンの話になってしまいましたが、皆様よいお年をお迎えください。

ラーメンライス

わざわざ食べに出かけたラーメン屋が休みだった。がっかりだ。

別にそのラーメン屋に罪はない。休みを調べていかなかった僕が悪い。ただ、なんとなく入った近くのラーメン屋でラーメンと明太子ライスを頼んだら900円もしたのには驚いた。牛丼が400円以内で食べられる時代だというのに！

ブーム自体は一段落したけれど、つけ麺が流行りだした頃からラーメン屋でのインフレ状態が本格化したような気がする。ラーメンもそれに乗っかって600円台後半から800円くらいが珍しくなくなってきた。Wスープだか焦がしラー油だか特製配合の小麦粉だかなんだか知らないが、ラーメン、最近ちょっと図に乗ってるんじゃないかというのが思いとしてある。

たかがラーメン（もちろんされどラーメン、という考え方もあるとは思うけれど）、ライスとセットで500円位を本来の立ち位置として思い出して欲しい。

というわけで、神戸市内でラーメンライスが500円以内で食べられる店を検索してみた。


有馬屋ラーメン（各線三宮高架下）
豚骨醤油ラーメン400円、ライス（小）90円
神戸市中央区北長狭通1-31-35
078-322-1529
不定休

まるやすらーめん（阪神西灘駅）
らーめん（醤油味）400円、ライス（普通）100円
神戸市灘区灘南通5-2-9
078-861-4627
日曜休

ニーハオラーメン（各線三宮駅）
しょうゆラーメン・みそラーメン・カレーラーメン各300円、ごはん130円
神戸市中央区旭通5-3-3 ビルナ三宮1階
078-261-2802
不定休

そして、
ぽーと（阪急王子公園駅）
神戸市灘区王子町1-3-15
078-881-7733
月曜休
もラーメンが380円で食べられるようなので、おそらくこの条件をクリアしているのではないかと思う。今度行って確かめてみたい。

月曜休みを忘れないようにしないと。

カクテル

最近更新してないな、とうすうすは感じていたが、11日も更新していなかったとは。
師走の日々の早く過ぎることよ。

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"Drinkify"というサイトがある。

聴いている音楽にぴったりのカクテルレシピを教えてくれる、という趣向で、トップページがシンプルでかつ格好いい。とりあえずいうこと聞いてみようかなという気にさせられる。

試しに、最近またぞろ聴き出しているピチカート・ファイヴを入力してみたところ、

“The Pizzicato Five”
•10 oz. Vodka
•10 oz. Monster Energy Drink
•10 oz. Kaoliang
Combine in shaker and strain into cocktail glass. Serve. Garnish with bubblegum.

という結果が出た。

ウォッカは分かる。高粱酒も見たことがあるが、モンスター・エナジー・ドリンクってのは何だ？と思い検索してみたところ、Red Bullと同じようなカテゴリーの飲み物らしい（expediment）。ということは、全体的にはオロナミンCみたいな味になるのだろう。

その検索に引っかかってきたのがこのニュース。
エナジードリンク摂取に関係する救急受診急増＝米調査（ロイター）

「疲労回復効果などをうたう『エナジードリンク』をアルコールや薬物と混ぜて摂取する人が増えるなか、エナジードリンクの摂取に関係して病院の救急外来を訪れる人の数が米国で近年急増している」
「同調査によると、エナジードリンク摂取と何らかの関わりがある救急外来受診数は2005年の1128件から、2009年には1万3114件に10倍強増加。このうち約４割は、エナジードリンクとアルコールまたは薬物を混ぜて摂取したことが理由となっており、受診者の大半は18─39歳の男性が占めているという」

くわばらくわばら。

旬彩Dining 悠（京都／京都市下京区・京都駅）

何が痛恨といって、このあいだ「サンビーム」のトルコライスを食べに行った後、この店の目と鼻の先にあるアイリッシュパブに行ったにもかかわらず、このトルコライスの存在に気付かなかったことだ。そんなにたいした額ではないけれど、「一往復分無駄な電車賃が…」という悔いがちらつく。

しかし、出てきたトルコライスの美しさはそんな後悔を忘れさせる見事さだ。窓がなく、しかも店内照明が暖色系の店のため、画像ではうまくその色合いを表現できていないが、チキンライスとデミグラスソースとポークカツが、橙、黒褐色、そして黄金色と、暖かで美しい三色の妙を見せてくれている。

デミグラスソースには挽肉が控え目に入っていて、ハンバーグを食べた後に皿に残ったソースを想起させる。あの残ったソースをスプーンでかき集めて最後の一滴までいただくのはなんとなくはしたない気がするが、この形なら思う存分最後の最後まで味わうことが出来る。

ただ、このソースがえらくしょっぱいのが問題だ。チキンライスの風味を軽く吹き飛ばす程である。大いに汗をかいた後ならば塩分補給という意味でありがたいところなのだが。

電車賃をケチって走って来ればよかったか。



トルコライス 850円（サラダ付）

京都市下京区東塩小路釜殿町 京都駅八条口近鉄名店街1Ｆ　みやこみち内　
075-661-3225
10:00～22:00(L.O.21:30)
年中無休

グリル喫茶 サンビーム（京都／京都市下京区・七条大宮）

ドライカレーにチキンカツが載っただけの素気ないビジュアルである。

しかし、カツを持ち上げるとそこには褐色のソースが隠れている。「なかなか本心をさらけ出さない」といわれる京都人の特質よろしく、味の決め手はこっそりと配置されているわけだ。

ところがこのソース、デミグラスソースにしては甘味がないし、カレーにしては辛くないしという、よくわからないソース。

やはり京都という土地は一筋縄ではいかないなあと思う。



トルコライス　900円

京都市下京区大工町98　
075-371-3088
11:00～21:00
年中無休

品薄

先月の「金スマ」でWORLD ORDERを知り、それからなんとなくネットで関連動画を見ているうちに軽い中毒になってしまったので、DVD付きのCD「WORLD ORDER」をamazonで注文したところ、今日入荷遅延のお詫びメールが届いた。

インディーズレーベルからのリリースなのでそもそも生産枚数が少ない上に、僕と同じように「金スマ」で彼らの存在を知った層が大量に一斉注文したために品薄を引き起こしたのではないかと思う。

悔しいので動画貼り付け。
"WORLD ORDER"




"MIND SHIFT"




"MACHINE CIVILIZATION"




上3つを見てからこれを見ると妙に味わい深い。
"BOY MEETS GIRL"




新曲。
"2012"




僕が広告代理店社員なら「スーツ屋のCMに彼らを使う！」って短絡的に考える、と思う。

	WORLD ORDER
	クリエーター情報なし
	P-VINE RECORDS