にちにち蛙鳴蝉噪

大阪・兵庫・京都・奈良で食べられるトルコライスの紹介を中心に。制作:近藤亨 2004-2023

モツーダ(大阪/大阪市北区・梅田)

2019-02-13 00:19:54 | 関西トルコライス巡礼

こういったブログを運営する中でありうるケースといえばそれまでなのだが、2019年1月26日に訪問した際には「マルデボッカ」という店名で営業していたこの店が、オフィシャルサイトによると「2月9日より休業、改装して2月27日より新業態にてオープン」とのことで、店名まで上記の通り変更されてしまう憂き目にあった。記事の内容は既にまとめていたにもかかわらず、忙しさにかまけブログ投稿をずるずる先延ばしにしているうちにこんなことになったという情けない顛末である。

以下は旧店名時代における訪問記である。


―——


マルビルの地下にあるスパニッシュバル。土曜昼過ぎの訪問時、おばさま方のグループがビール片手に盛り上がっていた。

写真付きのランチメニューによると、ナポリタンとパエリア風ピラフ、そしてカレーソースがけのポークカツという構成。円形の鉄皿の上でジュージュー音を立てながら運ばれてきた。それだけで食欲をそそられる。

ただ、ライスは「パエリア風ピラフ」というにはあまりにも魚介の風味がしなさ過ぎで、おそらくただのサフランライスではないかと思う。しかし余計な味がしない分、たっぷりとしたカレーソースとの相性は言わずもがなであり、結果オーライともいえる。

鉄板の余熱でライスやナポリタンが若干炒められるせいか、全体的に香ばしく素朴な味の印象だ。田舎風というのとはまた違うけれど…そう、牧歌的とでもいおうか。

まる・で・牧歌。

おあとがよろしいようで。



ボッカ風トルコライス(スープもしくはサラダ付) 900円

大阪市北区梅田1-9-20  大阪マルビルB2F

050-5593-8204
ランチ:11:30~15:00(L.O.14:30)、ディナー:17:00~23:00(L.O.22:30) ※トルコライスはランチタイムのみ提供
不定休


―――


リニューアル後もトルコライスの提供が続くかは現時点でわからないし、提供があったとしても、構成が変わってしまうかもしれない。それよりもなによりも、文章のオチがもはや成立しない事実が哀しく重い。「記事をまとめたらさっさとアップする」という基本を怠った自らへの戒めとして投稿しておきたい。

新店舗の情報はこちら。
https://mardeboca.gorp.jp/
電話番号も変わるようだ。
050-3468-6034
経営母体は変わらないようだが、トルコライスの命運やいかに。


コメント
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