出張先の本屋で詩集を買った。
黒田三郎「小さなユリと」。
子育てにかかわる父の立場にある人には何かしら感じるところのある詩集だと思う。
中身の素晴らしさは置いておいて、この本、あとがきも含めて57ページで1728円した。詩集だから1ページあたりの文字数も少なく、90文字から100文字といったところだ。
昨年末に作家の森博嗣さんが「作家の収支」という新書を出して話題になった。
ネット記事を引用すると、
「森さんが最も多くの印税を稼いだ作品は『すべてがFになる』(講談社/刊)。森さんのデビュー作にして、ノベルス版(いわゆる新書サイズの本のこと)が累計13万9600部、文庫版が累計63万部というヒット作だ。
では、このヒットにより、森さんにはどれほど儲かったのか。この作品の印税は10%(ただし、刊行したのが単行本なのか文庫なのかなどによって、印税は変動する)だったため、ノベルス版で約1400万円、文庫版で約4700万円の収入を得たそうだ。
またさらに興味深いのは、森さんはこの作品に要した作業時間を詳細に明らかにしている点。『この作品の文字数は18万文字くらい。ゲラ校正などを含むと、60時間ほどが制作時間になった』といっており、総収入から逆算すれば『時給は100万円』になるそうだ」(livedoor NEWS)
詩で大事なのは文法よりも感情のほとばしりだし、かつ文字数も小説ほど必要ない。というか圧倒的に少なくてよい。ということは、あくまで予想だけれど、制作時間の少なさの割に高い単行本の値段からして、詩人の収入は時給換算すると結構いい線いくのではないかと。
銀色夏生さんなんかどうなんすかね。
黒田三郎「小さなユリと」。
子育てにかかわる父の立場にある人には何かしら感じるところのある詩集だと思う。
中身の素晴らしさは置いておいて、この本、あとがきも含めて57ページで1728円した。詩集だから1ページあたりの文字数も少なく、90文字から100文字といったところだ。
昨年末に作家の森博嗣さんが「作家の収支」という新書を出して話題になった。
ネット記事を引用すると、
「森さんが最も多くの印税を稼いだ作品は『すべてがFになる』(講談社/刊)。森さんのデビュー作にして、ノベルス版(いわゆる新書サイズの本のこと)が累計13万9600部、文庫版が累計63万部というヒット作だ。
では、このヒットにより、森さんにはどれほど儲かったのか。この作品の印税は10%(ただし、刊行したのが単行本なのか文庫なのかなどによって、印税は変動する)だったため、ノベルス版で約1400万円、文庫版で約4700万円の収入を得たそうだ。
またさらに興味深いのは、森さんはこの作品に要した作業時間を詳細に明らかにしている点。『この作品の文字数は18万文字くらい。ゲラ校正などを含むと、60時間ほどが制作時間になった』といっており、総収入から逆算すれば『時給は100万円』になるそうだ」(livedoor NEWS)
詩で大事なのは文法よりも感情のほとばしりだし、かつ文字数も小説ほど必要ない。というか圧倒的に少なくてよい。ということは、あくまで予想だけれど、制作時間の少なさの割に高い単行本の値段からして、詩人の収入は時給換算すると結構いい線いくのではないかと。
銀色夏生さんなんかどうなんすかね。
詩集 小さなユリと | |
黒田 三郎 | |
夏葉社 |