ひとまず
先代婆さんとの交渉
会社設立、事務所移転、資金調達、会社運営開始
諸々済んで8月。
あれから3ヶ月経ち
気休めでも、若干落ち着いた気になれたので
以前片目を入れた高崎だるまさんのもう片方にも
おめめを入れさせていただいた。
マジックで
キュッキュッキューッ
だるまさん
「Yeah!」と叫んでいるよう。
なんちゅうか、軽い。
目標定めておめめを入れるだるま
定めた目標が達成されたアカツキに
もう片方におめめを入れて完成させる。
選挙等でよく見るあれ。
バンザーイ!ってやつ。
小さな頃
このだるまさん目入れを何回か試みた事があった。
つまり、目標を立てて生活した事があったっちゅう事だ。
僕の実家の市は
毎年正月に元旦マラソンなるものが催されていた。
僕は親の企みで、毎年そいつに無理矢理参加させられていた。
当時もちょーおデブな僕。
結果は当然しんどく散々なものだった。
その参加賞が、だるまだった。
年のはじめにだるまをもらう僕。
何か目標でもたててみぃ
とばかり親にペンを渡され目を入れる。
正月というものはまた不思議なもんで
普段からナメて生きていた僕でも
1年の目標を立ててみようかって気になるから凄い。
さすが正月、めでたいだけある!
なんつって
「べんきょーがんばってみる」とか「とりあえずらいねんまでいきる!」とか
得体の知れぬふざけた目標を心に掲げだるまさんに目を入れる。
それから1年。
だるまさんの存在をすっかり忘れた僕は
また元旦マラソンに参加させられ
まただるまをもらい
また得体の知れぬふざけた目標をたてて
だるまさんに目を入れ
そんでそのだるまをまた忘れるのだ。
だるまさんの存在を忘れ続けて幾年月が過ぎる。
ある年
まったく掃除をしていなかった押し入れを開けたら
目標をサボった数と同等の
大量の真っ赤な片目だるまが
ダダダーーーーーッ!
とナダレ出て来てちょーびっくりしたのを覚えている。
僕にとってのだるまさんは
そんなホラーな思い出の品である。
だるまさんは僕と共に転びまくっていた分けだ。
だるまさんからしたら
とんだ迷惑である。
まぁしかし
目標が低かったから
多分全て達成していたと記憶している。
片目ながらにだるまさん
こんなクズの為に
頑張ってくれたのかもしれない。
あれから僕も随分と大人になったもんだ。
あんなバカが会社を背負っている。
真面目に目標なんて掲げちゃって
きちんと両目入れられるように成長した。
片目で満足していたあのバカがだ。
なんだか今やっと普通になれた様な気がする。
笑けるな~。
さて僕の場合の
会社の目標ってやつは
達成というよりは区切りで定められよう。
会社のどでかい目標は常に更新され続け
いつまでも成長しながら
あるいは停滞や下降しながらつづいてゆくのだろう。
だから
だるまさんのおめめは
僕の会社の最初の区切りである。
定めた目標に忠実に区切りをつけてあげないと
だるまさんがかわいそうだしね。
片方の世界しか見えないだるまさんは転んでも起き上がれなさそうで
なんちゅうかこころもとないし
そんなだるまさんを棚に置いたまんまも
非常にこころもとないし。
Oh!
何だか大人ぶっちゃってま~!
大人ぶっても、偉そぶらんように気をつけて生きたいものだ。
目標を達成しなくても
だるまさんにおめめ入れちゃうような
ちょっとおバカが丁度良い。
おめめをいれただるまさんは
不思議とそれだけでとても嬉しそうに見えた。
「Yeah!」て具合に。
めけめけ~。
写真。だるまさん。
先代婆さんとの交渉
会社設立、事務所移転、資金調達、会社運営開始
諸々済んで8月。
あれから3ヶ月経ち
気休めでも、若干落ち着いた気になれたので
以前片目を入れた高崎だるまさんのもう片方にも
おめめを入れさせていただいた。
マジックで
キュッキュッキューッ
だるまさん
「Yeah!」と叫んでいるよう。
なんちゅうか、軽い。
目標定めておめめを入れるだるま
定めた目標が達成されたアカツキに
もう片方におめめを入れて完成させる。
選挙等でよく見るあれ。
バンザーイ!ってやつ。
小さな頃
このだるまさん目入れを何回か試みた事があった。
つまり、目標を立てて生活した事があったっちゅう事だ。
僕の実家の市は
毎年正月に元旦マラソンなるものが催されていた。
僕は親の企みで、毎年そいつに無理矢理参加させられていた。
当時もちょーおデブな僕。
結果は当然しんどく散々なものだった。
その参加賞が、だるまだった。
年のはじめにだるまをもらう僕。
何か目標でもたててみぃ
とばかり親にペンを渡され目を入れる。
正月というものはまた不思議なもんで
普段からナメて生きていた僕でも
1年の目標を立ててみようかって気になるから凄い。
さすが正月、めでたいだけある!
なんつって
「べんきょーがんばってみる」とか「とりあえずらいねんまでいきる!」とか
得体の知れぬふざけた目標を心に掲げだるまさんに目を入れる。
それから1年。
だるまさんの存在をすっかり忘れた僕は
また元旦マラソンに参加させられ
まただるまをもらい
また得体の知れぬふざけた目標をたてて
だるまさんに目を入れ
そんでそのだるまをまた忘れるのだ。
だるまさんの存在を忘れ続けて幾年月が過ぎる。
ある年
まったく掃除をしていなかった押し入れを開けたら
目標をサボった数と同等の
大量の真っ赤な片目だるまが
ダダダーーーーーッ!
とナダレ出て来てちょーびっくりしたのを覚えている。
僕にとってのだるまさんは
そんなホラーな思い出の品である。
だるまさんは僕と共に転びまくっていた分けだ。
だるまさんからしたら
とんだ迷惑である。
まぁしかし
目標が低かったから
多分全て達成していたと記憶している。
片目ながらにだるまさん
こんなクズの為に
頑張ってくれたのかもしれない。
あれから僕も随分と大人になったもんだ。
あんなバカが会社を背負っている。
真面目に目標なんて掲げちゃって
きちんと両目入れられるように成長した。
片目で満足していたあのバカがだ。
なんだか今やっと普通になれた様な気がする。
笑けるな~。
さて僕の場合の
会社の目標ってやつは
達成というよりは区切りで定められよう。
会社のどでかい目標は常に更新され続け
いつまでも成長しながら
あるいは停滞や下降しながらつづいてゆくのだろう。
だから
だるまさんのおめめは
僕の会社の最初の区切りである。
定めた目標に忠実に区切りをつけてあげないと
だるまさんがかわいそうだしね。
片方の世界しか見えないだるまさんは転んでも起き上がれなさそうで
なんちゅうかこころもとないし
そんなだるまさんを棚に置いたまんまも
非常にこころもとないし。
Oh!
何だか大人ぶっちゃってま~!
大人ぶっても、偉そぶらんように気をつけて生きたいものだ。
目標を達成しなくても
だるまさんにおめめ入れちゃうような
ちょっとおバカが丁度良い。
おめめをいれただるまさんは
不思議とそれだけでとても嬉しそうに見えた。
「Yeah!」て具合に。
めけめけ~。
写真。だるまさん。