クリスマスイブにこんな話。

ここ数日脳味噌思考の大半が“痛い痛い痛い”だ。
毎年年末になるとお決まりの様に身体がガタガタになる。
「お待たせしました！」
なんて言わんばかりの確実な毎年ガタガタだ。
一昨年去年はぎっくり腰だった。
だから今年もぎっくり腰到来かなぁ～
なんつって楽しみに待って…
無ぇーーーっ！
んな辛いもん楽しみな訳あるか！
しかし！
こちらは待っていなくとも
楽しみでなくとも
“あちら”はこちらをズキズキさせたくてウズウズしているのだ！

「さぁそろそろ良いんじゃねぇ？」
とばかりに3日程前の朝から唐突に始まった
『恒例ぎっくり腰大会』！
いいや、今年は違って！
『年末大“首肩”激痛大会』が
まさに年末の糞忙しい僕を苦しめたのである！
なんと“新商品”のしかも2種サービスなのだ！
ギャフン！
んなもんいらねー！

先日
これって激しい“口唇ヘルペス”じゃねぇの？
ってくらい長きに渡り続いた唇の荒れがやっとこさ治まったってのに
今度は首肩か！首肩痛い痛いか！みたいな憂鬱感だ。
まぁ首肩のみで治まってくれて良かったと思おう。
これに＋毎度のぎっくり腰が加わったら最強トリオだもんな。
そんなんもう泣いちゃうよ。
今でさえこの痛みに泣きたいくらいだっちゅうのに。

痛みの原因は多分“寝違い”だろうな。
夜中に猛烈な寒さでまどろみ
んで明け方おかしな寝相で目覚め
起き上がったら激痛が走りはじめていたんだもの。
年寄り感が否めない身体の衰えが浮き彫りになった結果だ。
寝違いくらい昔は直ぐに治ったものだ。
今じゃ日に日に痛みが増すばかり。
回復力の低下か
もしくは相当な寝相だったか
どちらにせよこの痛みは半端ねー。

思うに多分
いつもの様な何気ない寝違いが
この寒さで助長されたのだ。
グキッと寝違いた瞬間“ブルッて”その反動でもっとひねっちゃって
しかも寒さで筋肉がキュッと縮こまり
筋肉の炎症を激しく広げてしまった。
その結果の
『年末大首肩激痛大会』なのかもしれない。

だとしたら睡眠中だもの防ぎようがないよな。
夢ん中じゃあどうする事も出来ないしね。
でもここまで酷くなるくらいの“ヒネリ”なら
テメー気付いて起きろよと自分に言いたい。
普通痛さで起きるだろう。
そん時一旦起きれてりゃ早期対処も出来たろうに。
眠り、深かったのね。
だったらせめても夢で伝えてくれ！自分！
「おい俺！
自分首肩にスゲーヒネリ入ってんぞ！
明朝辛いぞ！」
ってさ。
いやそんな事後報告されても役に立たん！
事前に知らせろ！
予知夢だ！予知夢！
夢ん中で俺が叫ぶ。
「おい俺！
自分あと1分後に首肩にスゲーヒネリ入るぞ！
気をつけろ！っちゅうか起きろ！
おい！おい！おい！
早く！おい！起きろ！俺！」
んで目覚めたら
“グキッ”
遅かった！
しかも夢で急かされ慌てたもんで余計
“グキッグキッ”
ヒネっちまって最悪！
ってそりゃダメじゃん！
馬鹿だなぁ。

しっかり温かくして
ちゃんとした姿勢で寝ないからこういう事になるのだ。
しかも安静にしておらず
重～い荷物抱えて年末営業回りして
昨日の祝日にゃじっとしてれば良いのに雑務で柴又に行ってバタバタして。
そんな事してるから冒頭で書いたように
思考が“痛い痛い”に支配されちゃうのだ。

今日も会社で鬼社長に“理不尽怒鳴り”され
ぐちぐちしつこく引きずって言われ続け
うんざりしちゃってまた首の痛さ増すし。
あぁ散々だ。
このまま事務所にいたら身体ボロボロになるってんで
逃げるように昼から外出。

横浜をグルグル営業回りして
夕方仕事終了後くつろぎ求めて銭湯でゆっくり。
あぁ～疲れと痛みが抜けてゆくぅ～。
大分楽になって結構動くようになった！
と喜んで湯からあがり脱衣場へ行くと
僕のロッカーの前に
“全身にお絵描きした”スキンヘッドの恐いおっさんが立っている。
丁度僕のボックスの真下のボックスが
おっさんのロッカーだった様だ。
あんなトコにいられたらタオルが取れない。
「ちょっとすみません」
と言ってタオルを横から取ると
そんな行為が気に入らなかったのか
“刺青おっさん”はロッカーから私物を全部取り出し
「ほらよっ！！！」
ドスのきいた声で怒鳴って扉を思いっきり
“バチコーンッ！”
と閉めた！
静まりかえる脱衣場。
「チッ！殺すぞ！」
捨てセリフで凄む“刺青おっさん”。
恐っ！
“グキッ！”
再び『年末大首肩激痛大会』が始まったのだった。
まぁ殺されるよりマシか。

クリスマスイブに
こんな話
いかがでしょう。
なんの得にもならん話。
え？いらない？

“グキッ”

めけめけ～。

写真。柴又で買ったカエルのオモチャ。