冷シャンプーはじめてました。

山陽・四国出張はこれまで広島岡山と回り間もなく愛媛入り。
明日の愛媛県回りに備えて今晩は松山に宿泊する。

さてここまで広島に3泊岡山に1泊して来た訳だが
ホテルは相変わらずの大好きなチェーンの『ドー○ーイン』だった。
愛媛には『ドー○ーイン』が無いので今晩泊まるのはまた違ったホテルであるが
明日明後日は香川県にて飽きもせず再び『ドー○ーイン』泊である。

以前から当ブログにて書かせていただいている
ホテルのおかしなキャンペーンも終わり
広島岡山共に『ご当地ドー○ーいんこストラップ』もゲットしている為
今のところこのホテルにこれといったおもろい変化は無い。
けれどもやっぱりホテルってヤツは
基本“おもろさ”よりそりゃ“くつろぎ”だろうからして
そう、つまりはくつろぎの面からいってもこの『ドー○ーイン』は
僕にとって最高の旅のもてなしをしてくれる癒しの宿のひとつなのだ。

このホテルの“売り”のひとつに『大浴場施設』がある。
サウナ・露天風呂の備わった施設で
場所によっては天然温泉にも入れちゃう完全装備な支店もあったりする。
これはサウナ大浴場好きの僕にとっては最高のごちそう！
もうナイスバディに最高級海の幸満載の
“ハイパー女体盛り”くらいな逸品施設であろう！
疲れ過ぎた出張族や旅人の身体を骨の髄まで癒してくれる
まさに“竜宮の湯”くらいの勢いある施設である！

…なんて…すんません、言い過ぎた。
しかも女体て、大浴場と全くつながり無ぇし。
浴場だから、あるか？
おいおい、んな事ぁどうでも良い。
まぁなんちゅうか“良い湯”なのだ。

ここの大浴場には不思議な“洗浄液体”が2つ用意されている。
毎度お馴染みこのホテル独特の“おかしなサービス”の一貫なのだろう。
万人にゃ必要としないピンポイントの方々が喜ぶ備品である。
ひとつは脱衣場に年中常備されている液体で
もうひとつは浴場に夏場限定で置かれているモノだ。

まずは前者の液体
『メガネシャンプー』である！
レンズに泡を吹き付けて暫く放置し
水で洗い流した後に布又はティッシュで拭き取ると
もうメガネはピッカピカ！ってぇ液体だ。
メガネの人のみ限定で喜ぶピンポイントなサービスである。
NOメガネ又はコンタクターにゃどーでも良い洗浄液だ。
そんな地味ぃなものが、さも凄いもののように
綿棒やヘアブラシより堂々目立って置かれている。
洗面台の上で『メガネシャンプー』のヤツまさに“どや顔”だ。
あまりにも当たり前の様に置かれている為
そいつはふんぞり返ってふてぶてしくも見える。

ドライヤーが
「メガネ限定のクセにデカい態度とってんじゃねーぞ！」
なんて言おうものなら
「ふんっ！お前だってフサフサ限定じゃねぇか！
ハゲにとっちゃ用無しなんだよボケ！」
なんつって『メガネシャンプー』に逆襲されていそうだ。
「お前など不必要なんじゃ！」
「アホが！
俺くらい個性的で専門的な方が
この時代重宝がられて人気者になれるんじゃい！」
なんて言い争いが聞こえて来そうである。

まぁまぁお二人さん
少なからず“ハゲメガネ”の僕にとっちゃ
完璧に軍配は『メガネシャンプー』である。
だから僕はまさにこの液体サービスのピンポイントなマトなのだ。
早速メガネをウォッシュでキレイにピカピカである。
キラリ！

さてメガネをロッカーにしまい浴場へ。
サウナに入ったり湯につかったりして洗い場へ。
ここで後者の夏場限定の洗浄アイテム登場である！
その名も『冷シャンプー』だ！

冒頭写真がそれの使用を推薦するポスターである。
どうだろうか、まるで“冷やし中華はじめました”的なこの清涼感！
真ん中の“冷”の文字が何ともかき氷の“氷”を彷彿とさせ
高波と宙に飛ばされたペンギン達のイラストが
ひんやり感を助長してとてつもなく爽やかだ！

しかもシャンプーに対して何の説明も無い。
ただ脱衣場にこれが貼られてあり
洗い場に『冷シャンプー』が
「当然俺の事はもう知ってるよね！」
顔で放置されているだけだ。
何のこっちゃ。

冬になると仕舞われちゃうクセに何デカイくち叩いとるか！
と言いたくなる所をおさえて使ってみると
もうこりゃたまらん爽快感にイチコロだ！
あえて博多弁で言う所の「スースーすー」である！
ひゃ～っ！たまらんっ！
ただこれ僕みたいな暑がりにゃマストなアイテムだが
あまり他で使われている方をお見かけせず…。
さほど必要とされていないご様子。
あぁ…ひんやり感が寒気に変わってしもた。
悲しき『冷シャンプー』サービス。

そう考えたらこれら2つの液体は僕にとっちゃどストライクなアイテムで
やっぱしホテル『ドー○ーイン』ってヤツは
基本僕にとって
“くつろぎ”よりそりゃ“おもろさ”が勝っているのだろうな。
っちゅうか“おもろさ”ありきの“くつろぎ”か。
どっちでもよろしい。

めけめけ～。

写真。冷シャンプー。