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時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

2020年-2021年フィギュアスケート採点新基準発表

2020-05-13 | フィギュアスケート

ISU国際スケート連盟から
2020年-2021年シーズンで用いる
基礎点が改定されたようです

取敢えず
記事に載ってた
4回転は
クワド・アクセル   12.50 → 12.50 
クワド・ルッツ    11.50 ↘ 11.00
クワド・フリップ   11.00 → 11.00
クワド・ループ    10.50 ↗ 11.00
クワド・サルコウ   9.70 → 9.70
クワド・トウループ   9.50 → 9.50

3回転では
トリプル・ルッツ     5.90 ↘ 5.30
トリプル・フリップ    5.90 → 5.90
トリプル・ループ     4.90 → 4.90

これまで
ジャンプの難易度は
①トゥループ < ②サルコウ < ③ループ < ④フリップ < ⑤ルッツ < ⑥アクセル
と言う
認識でしたが
基礎点からみると
①トウループ < ②サルコウ < ③ループ = ③フリップ = ③ルッツ < ④アクセル
ってことになります

因みにジャンプは
つま先(トウ)タイプ     エッジで踏み切るタイプ
①トウループ         ②サルコウ
③フリップ          ③ループ
③ルッツ
           ④アクセル
に分類されてます

習得しようと
練習に励んでる
選手にしてみれば
習得する上での
難易度は
ループ < フリップ < ルッツ
と変わらないのに
基礎点上では
ループ = フリップ = ルッツ
ってことですよね?
これって
どうなの?
1.0点差あった
ループとルッツが
同じ基礎点って…
パッとみだと
ルッツを得意の選手 不利
ループを得意の選手 有利
になりませんか?

でもって
トリプル・フリップ 5.30
トリプル・ルッツ 5.30
トリプル・アクセル 8.0
2.70点差があるのに
クワド・ルッツ 11.00
クワド・アクセル 12.50
1.5点差しかないのは
納得いかない

選手は
1本でも多く
クワドが跳べるように
その習得に励みます
その中でも
どうせなら
ループよりフリップ
フリップよりルッツ
と難易度の高い
ジャンプに挑みます
それが
同じ基礎点…
演技構成
考え直する選手
出てきそうですよね~

個人的には
点数の変更より
回転不足等の判定を
正確且つ平等に判定するために
判定システムの導入
ビデオ判定
導入して欲しいんですけど…

余談ですが
羽生結弦選手は
フリップに関して
自分のフリップは
エッジエラーとか
回転不足判定を
貰いがちだから
積極的に
構成に入れようとは思わない

的なこと
以前コメントしてました

そうそう
ジャンプの
難易度についてですが
現場の指導者や選手
関係者の間では
①トゥループ < ②サルコウ < ③ループ < ④フリップ < ⑤ルッツ < ⑥アクセル
ではなく
①トゥループ < ②サルコウ < ③ルッツ < ④フリップ < ⑤ループ < ⑥アクセル
と言う
意見もあるようです

2022年の
オリンピックは
この基礎点&ルールで
行われます
プレシーズンとなる
今シーズン
選手と指導者達の
試行錯誤が始まります!