時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

ルネサンス美術館 - エクアン城Ⅱ

2009-02-10 | 仏蘭西探訪(郊外/地方)
エクアン城では
2月2日まで
MARIE STUART Le destin français d'une reine d'Ecosse
(仏語)
が開かれていました

系譜だとか
歴史だとか解説されていたんですが
読む気力がなく…

始めに
こんなこと書くのもあれですが…
フランスの美術館・博物館情報のルネサンス美術館 - エクアン城
一読されることをお薦めします

σ(^^;)
毎度お世話になってます



2階の東翼はほぼ全面的に
ルネサンス美術館の代表作『ダヴィデ王とバテシバ』の
タピスリーの展示に充てられています

これは
旧約聖書に書かれた物語を描いた
タピスリーの傑作だそうです



今回これは!
と思ったのがこの金細工の
‘からくり船’&‘からくり人形’

船本体もからくり人形のごとく
前進するのですが
それだけではありません!

音楽隊は
各自太鼓を打つ
ラッパを吹く動作をします



司祭達は
音楽に合わせ行進しますし

船の先端にいる人形は
縄を引っ張る動きをします

とにかく
すべての人形が
それぞれ別々の動きをするのです

船上で与えられている自分の任務を
遂行する様子がお見事でした



こちらにある美術コレクションの多くは
19世紀前半の収集家のAlexandre Du Sommerardと
その息子のEdmond Du Sommerardが集めた
当時の彼らの邸宅であり
現在のクリュニー中世美術館の
コレクションの一部だそうです

そして
Salzmannのオスマン・トルコの陶器コレクションや
Baronne Salomon de Rothschildのルネサンスの金銀細工など
貴重な作品群の寄贈が加わり
現在に至ったそうです



マダム達の目を釘付けにした
『ダフネ』をはじめとする金銀細工は
3階のフロアに展示されていました

陶器・ガラス細工・琺瑯細工
非常に手の込んだレース
壁一面に陶器の大皿とか…



何処からが
『MARIE STUART Le destin français d'une reine d'Ecosse』の
特別展示で
何処から通常展示だったのか
さっぱり解かりませんでした

無知をひけらかすつもりは
毛頭ないんですが

Marie Stuartはスコットランド女王で
イングランド国王Henry8世に言われて
息子のEdward6世と婚約して
でもフランスに逃げて
フランス国王Henri2世の息子と結婚?
その旦那さんがFrançois2世で…

とか
Marie Stuartが
イングランド王位継承権者であることを示す紋章を
発表したとかで
Elizabethの逆鱗に触れた
とか
ちなみにElizabethはElizabeth2世の母后で…
殺人未遂事件までおこしてるとか

 

私の乏しい言語力では
解説全てを理解するのは無理です
説明聞いても頭に残りません

西洋史は
東洋史より
ごちゃごちゃしてて
解からんです

系譜出されたひにゃ~
もう…

家に戻り
サイトで検索して
後から納得することばかりでした