鹿児島高校陸上競技部

監督雑感を中心に鹿児島高校陸上競技部の様子をお知らせします!

冬期練習日誌2014年12月3日

2014年12月03日 19時48分38秒 | 練習日誌
みなさん,こんばんは。
書けるときはたくさん書いとこうと思います。

昨日に引き続き,今日も冬期らしい練習となりました。
サーキット中心の練習です。

その中でも技術系の選手の一部は専門練習を入れています。

走高跳メインの加治屋と八種の安栖は本日
短助走跳躍を40本。技術うんぬんより,跳躍力強化でした。

ラスト10本は,ゴムバーでなくて,バーをかけてやってます。

近年,冬期練習の雰囲気で,翌シーズンの出来が予想できるようになってきています。

今年の男子チームは,例年以上に,よい雰囲気の中で練習できている感じがします。
選手のスター性というか,ポテンシャルは昨年のチームの方がありましたが,
全員の力の差が大きくないことで,みんなの力がかけ合わさり,どんどん成長している感じがします。

ちょうど,3年前の脇・徳田がキャプテン,副キャプテンになった当時に似ている気がします。

そういえば,その学年も黄色学年でしたね。今の2年も黄色学年

(鹿児島高校は学年が色分けされてて,現在は3年が緑,2年が黄,1年が赤,これが3年間持ち上がりで学年の色となります)

なんかこの学年の色というか,学年の雰囲気というのは,同じ色の学年はなんとなく,似ている気がしますね。
(うちは,基本教員も持ち上がりだから,その影響もあるのかな?)


さて,女子は,まだまだ充電中です。
今,監督である,私が君たちに何を求めているのか考えて欲しいです。

いまのこのままの状況でいいはずがありません。
しかし,いまのこの状況を改善すること,そしてその為になにをすればいいか考え,そして行動すること。
これは,今後自分達が強くなるためのチャンスだと思って欲しいです。

もう一度,書きますがが,行動することが大切です。

後ろを振り返り行動するのか,
前を見て行動するのか,

嫌なこと,辛いこと,よりも
楽しい事,嬉しい事,これからの希望や夢を
来シーズン自分が飛躍している姿を想像してみましょう。

きっとなにか答えがみつかるはずですよ。




冬季練習日誌2014年12月2日

2014年12月03日 00時46分55秒 | 練習日誌
みなさん,こんばんは。

いろいろしていたら,こんな時間になってしまいました。


ながらく暖かい日が続いた鹿児島も,本日はめっきり寒くなり
すっかり12月といったところです。

12月に入り,冬季練習らしい状況も徐々に出てきています。

火曜日の今日は,ショートインターバルを中心にした練習を行いました。

1セット目は60m×7本。ジョグつなぎ。

2セット目は60m+60mの折返走×5本。

やや少ないように感じますが,今年のスプリント動作には,ある課題を持たせて行わせてます。
これまでと少し意識を変えてる選手も多いので,
皆,思った以上に疲労がきているようでした。



一番へばっているように見えるのは800mまでこなす1年生大脇君です♪
(へばっているように見えますがよく見ると笑顔です)



その後,ハードルジャンプを行いましたが,
キャプテンの川田が序盤苦しんでいました。
そこで,ベクトルの話をすると,うまく理解したのか,その後見違えるような動きを見せました。
さすが,理系トップクラスです!


その後は,ややはしゃいでるように見えましたが,
よく見ると,メディシンボールを一生懸命投げていました。




ダウンの頃には,全員が満身創痍に見えましたが,冬期はまだまだ始まったばかりです。

壊れない程度にガッツリ練習しましょう♪




さて,今日の写真には,女子選手が出てきません。
実は,女子チームは本日練習できませんでした。

それは,チーム内にある問題があったからです。
これは,今に始まったことではなく,今年春先からずーっと私が繰り返し言ってきたことです。

陸上競技は,基本競技ですが,学校部活動は,集団で活動します。
個も大切ですが,他を理解する力も必要になります。
これは,陸上競技のみならず,今後の彼女らの人生においても大切な要素になってきます。

最近は,携帯やパソコン(ネットワーク)の普及で,我々が高校生だった頃と比べ,
情報交換などのコミュニケーションはだいぶ取りやすくなったと思いますが,
一つ一つのコミュニケーションがやや軽くなり,一人一人の思いやりが心に届かなくなっているように感じます。

いまさら言うことではないですが,
「相手の目を見て話す」
ことの大切さを改めて考えて欲しいです。