鹿児島高校陸上競技部

監督雑感を中心に鹿児島高校陸上競技部の様子をお知らせします!

インターハイ 男子走幅跳入賞

2016年07月31日 23時40分43秒 | 大会結果
みなさん,こんばんは。

岡山インターハイに来て3日目。
大会も中日の3日目。

本日は男子走幅跳に本校の主将!米森亮が,本校のトップバッターとして出場しました。

昨年日本ユース3位になり,今回は優勝候補の橋岡くんに挑戦,そして上位入賞以上を!
の目標の中で頑張りました。


午前中の予選では,調子は悪くないのですが,なかなか動きが噛み合わず,3本目に7m20を跳び,決勝進出。

午後の決勝でも,一度もファールをすることなく,無事ベスト8に進みましたが,大きく記録を伸ばすことができず,7位でのフィニッシュになりました。

入賞こそできましたが,本人はもっと上を目指していたので,悔しかったと思います。

それでも,1年の時は,国体で8位,昨年は日本ユースで3位,室内で5位。
そして3年生の今年,3年連続でインターハイに出場して,7位入賞。
着実にステップアップしてると思います。

フェイスブックにも書きましたが,彼は,実は小学時代に100mで全国6位になってます。
その時,私も鹿児島ジュニアのコーチとして,そして鹿児島陸協の普及部コーチとして一緒に全国小学陸上に引率として行っていました。
その時の事は今でも鮮明に覚えていますし,その後の中学生での成長も見てきたつもりです。
だからこそ,彼と3年間一緒に陸上がしたくて,声をかけました。

先日した小冊子にも少し触れていましたが,小学生時代に全国で入賞した選手はその後の競技生活で伸び悩むという報告もあります。
しかし,彼は,小中学時代の指導者の献身的なご指導のお陰や,彼自身,日々の生活をしっかりこなし,高校でも陸上にしっかり向き合い,頑張って来ました。

100mから走幅跳へと種目間トランスファーしていますが,100mでも毎年記録を伸ばしてきています。

たくさんの人からも応援もしてもらえる私の自慢の選手です。
まだまだ彼の陸上生活は続きます。
今後の彼の成長を是非応戦してあげてください。


そして,彼のお陰で,鹿児島高校陸上競技部は3年連続でインターハイ入賞できました。
一昨年入賞した松田敬佑や去年入賞した中釜佐和子も応援に駆けつけてくれました。

私が赴任した当時に中心選手として頑張ってくれていた山田真也はじめ他にも卒業生が応援にきてくれました。

今回の入賞もそういったたくさんの卒業生たちの頑張りの上に乗った入賞だと思います。

たくさんの素晴らしいたくさんの選手たちと毎年毎年一緒に陸上ができる私はとても幸せだと思います。

明日も女子走幅跳に田中亜季・川島杏純と男子走高跳に久保木春佑と3人のジャンパー達が登場します!

3人ともベストを出して,米森に続いて入賞を狙います!


みなさん,明日も応援よろしくお願いします!





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岡山インターハイ始まりました!

2016年07月29日 23時27分30秒 | ブログ
みなさん,こんばんは。
ようやく,ブログが時系列で追いついてきました。
生徒に日誌を溜めるな!と言いますが,私もブログを溜めないようにしないと……

さて,本日から岡山インターハイが開幕しました。

そして我々も,本日岡山入りしました。

2007年からインターハイには参戦してますが,

佐賀
埼玉
奈良
沖縄
岩手
新潟
大分
山梨
和歌山
と,これまで飛行機or車で遠征してましたが,今回初めて新幹線での遠征となりました。

新幹線では,優等生の女子二人は数学の勉強に取り組んでいました!
素晴らしい♪



さて,会場の岡山。

やはりインターハイ!

暑い!そして熱い!

やや出遅れた感がありましたが,少しずつ追いついていこうと思います。
場所取りをして頂いた先生方,ありがとうございます。


本日は,受付と会場散策。

これまでにもこの競技場には何回かきていましたし,米森と久保木は3月の全国合宿の帰りに寄っていましたが,やはりインターハイとなると雰囲気が違いますね。

とりあえず,明日は,会場で練習をして,明後日から競技参加します。

他の部員も応援部隊として31日には到着予定です。
卒業生の中釜も大学の勧誘?のお仕事で会場に来てくれてました。



それと,これもこれもFacebookに書きましたが,本日配られた冊子にこんな事が書いてありました。



私が,2002年から鹿児島ジュニアで小中学生を指導し始めて,それまで大学生を指導していた中で,だいぶ意識が変わりました。
その後,「自分の指導はこれだ!」っていうものができてきて,

今では,高校生を指導するようになりましたが,実は「私の思い・私の指導の根幹」は鹿児島ジュニアの指導をしていた頃と何も変わっていません。

まさにこの小冊子に同じことが書いてありました。

小冊子には,年代別の指導のことや,種目トランスファーのこと,タレント発掘のことなど,これまでも学んできましたが,興味深い内容の事が掲載されていました。

インターハイという勝負の世界に来て言うことではないかもしれないけれど、でも,インターハイという最高の勝負の舞台だからこそ選手たちに言いたい。

選手たちには心の底から陸上を楽しんで欲しい!

純粋に走ったり跳んだりする楽しさ。
そして勝負する楽しさ。
できることなら勝つ喜び。記録更新する喜び。
そういった楽しさを味わってもらいたい。


陸上競技をしている全員にあてはまるとは言いませんが,それでも私は,「陸上を続けて欲しい」と言い続けると思います。


皆さん,明日から,インターハイの応援よろしくお願いします!!
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NIFS競技会報告そして....27時間テレビ

2016年07月29日 23時07分25秒 | 大会結果
次は,競技会の報告です。

インターハイまでちょうど1週間前の7/23に鹿屋体育大会へ行ってきました。

インターハイ組は最終調整を実戦形式で。

そして,その他のメンバーはシーズン前半のまとめと秋のシーズンに向けての課題確認。

更に,数名は,全国選抜や日本ユースの標準記録へ挑戦しました。

うちは,お陰様で人数も多く,特に男女の走幅跳やハードルの競争率は非常に高いです。

こういった記録会にはなるべく参加していきたいと思います。



これもFacebookでは報告を書きましたが,

天候含め,非常にコンディションも良く、お陰様で、三種目で、全国選抜や日本ユースの全国大会の標準記録を突破しました。

その他自己ベストも多く、久しぶりに充実した競技会となりました。

インターハイ組は最後の実戦練習として臨みましたが、まずまずの仕上がり。本番が本当に楽しみです。
運営していただいた、鹿屋体育大の陸上競技部の皆さんには、様々な要望にも対応していただき、また、素晴らしい運営に非常に感謝です。

来月もう一度、新人戦の最終選考も兼ねて伺いたいと思います。

ありがとうございました!



そしてそして,表題にも書きましたが27時間テレビ。

フジテレビ系列で放送されていますが,これに本校が参加しました。

今回は西堂先生率いるバスケットボール部です。

数週間前に,ピースのお二人が学校に来てくださり,そして7/24早朝,高校生スーパーダンク選手権にバスケ部の生徒が参加しました。



陸上競技部も朝から応援に駆けつけましたよ。

テレビには「鹿高一心」の旗も見えたかと思います。











卒業生のみんな,気づいたかな??

こうやって学校の露出が増え,在校生のみならず,卒業生が元気になって,鹿児島高校が盛り上がっていけると良いですね!
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インターハイ壮行会

2016年07月29日 22時58分18秒 | ブログ

さてさて,インターハイ前の出来事もだいぶ書き終わってきました。

次に書くのは県選後のインターハイ壮行会。

今年も,同僚のメンバー,PTA,保護者会,学校のみんななどなど,たくさんの大?中?小?の壮行会を多数して頂きました。

まずは,陸上競技部保護者会主催の壮行会の様子を。
この日は,お昼過ぎから味の素の講師による,栄養学講習会もして頂きました。
ここ数年,毎年やって頂いています。
生徒たちもだいぶ食・栄養に関して,自覚も出てきたように思います。
保護者の方々も多数ご参加いただきました。ありがとうございます。





この講習会の影響かどうかわかりませんが,数年前と比べて,だいぶ故障が減ったように感じられます。
(まだまだ完全には無くなりませんが……)

そして,その栄養会の直後に焼き肉屋に移動(笑)

さっそく学んだ事を実戦できるか?
と思いながら,壮行会が行われました。

去年は舞台にたくさん上がったのにな〜なんて思いながらでしたが,
5人の選手が力強く,決意表明してくれました。





今年は本当に少数ですが精鋭!
楽しみも多いです。


そして会では,我がチームのトレーナー陣も駆けつけてきてくれました。
そしてそして,びっくりサプライズ発言も!!
Kしまトレーナー,おめでとうございます♪





友希はだいぶ怒ってましたが(笑)

終業式には,学校でも壮行会をして頂きました。





ありがたいことに,私が2009年に赴任してから,毎年インターハイへ行くことができています。
そして,昨年,一昨年と続けて入賞することもできました。
今年はよりよい順位と複数入賞をとれるといいですね!


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日本選手権 そして 鹿児島県選手権

2016年07月29日 22時31分16秒 | 大会結果

今年の南九州大会では,ややショックな結果もありましたが,ちょうどその1週間後,生徒たちは,期末試験となり練習がフリーになったタイミングで,愛知ではリオオリンピック予選会となる,日本選手権が行われました。

この大会に,3月に卒業した中釜佐和子(現東京学芸大1年)が400mHで出場してくれました。

大学のコーチをしている頃,選手が出場してくれた事はありましたが,
鹿高の教え子が出場するのは今回の中釜が初めて。

ちょうど南九州からの切り替えと,そして中釜から元気をもらおうと,そして,もしかして日本人初の9秒台がでるのではないかとか,日本最高レベルの試合をみたくなり,急遽でしたが愛知まで行ってきました。



中釜はまだ環境の変化などへの対応中とあり,実力を十分に発揮できませんでしたが,怪我無く大学の試合をこなして頑張っているようでした。中釜だけでなく,たくさんの卒業生にも久しぶりに会えて,だいぶ元気をもらいました。








また9秒台こそ出ませんでしたが,レベルの高い100mや,国内最高レベルの男女200m,矢澤くんや増野くんの110mHなどたくさんのハイレベルな競技を見ることができました。



諸先生方のご配慮により,サブトラックにも入ることができ,アップの様子や,勝負前の選手達の様子など裏舞台も見ることができ,たくさんの勉強もさせて頂きました。



なにより,リオオリンピックのみならず,東京オリンピックを視野に入れて,陸上競技自体を盛り上げようとする日本陸連&愛知陸協の方々の取り組みが素晴らしかったです。






2020年,鹿児島国体を迎える我々も見習わなくてはならないことが数多くありましたね。




そして,その翌週は鹿児島でも選手権が行われました。

南九州から2週間しかたっていなかったものの,選手達はよく頑張りました。

自己ベストを更新する選手も多く,また男女リレーでも3チームが九州選手権への出場権を勝ち取りました。
今秋から正式種目になる女子三段跳も上位独占できました!



インターハイへ進む5人も順調な様子を感じさせてくれています。

また,卒業生も大活躍。

男子では,国際武道大2年の安栖遼太郎が十種競技で大会新記録(前の記録は去年日本インカレ2位になった小倉が大学3年で出した記録)で優勝。





女子では,東京学芸大1年の中釜佐和子が100mH・400mHで二冠。


そして中釜・小倉は昨年樹立した県記録の表彰
中釜は高校生優秀選手賞の表彰も。


そしてなんとなんと,私も,優秀指導者として表彰して頂きました♪





なんとなく,チームと私自身の気持ちが上向きになったと感じた日本選手権〜県選手権でした!


そして,この大会をもって,競技から学業へと一度切り替えて頑張る生徒もでてきました。

今年の3年生よく頑張ってくれています。





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2016年 南九州大会

2016年07月29日 21時59分09秒 | 大会結果
現在,インターハイで岡山に来ました。
その事を書こうと思ってブログを開いたらだいぶ更新してなかったので,
これまでのことを少し分けて書きたいと思います。

まずは,総体の3週間後に宮崎で行われた南九州の事。

実はFacebookではちょっと書いていたのですが,今回の南九州大会。
本当に悔しい結果が多かった大会となってしまいました。

正直大会が終わってしばらくは,心から立ち直れない期間が長かったです。
(思い出すと,今でも落ち込みそうですが…)


鹿高の監督になって8回目の南九州大会。
毎年毎年、インターハイ選手が増えてきており、インターハイに行くのが当然、リレーが入るのが当然と錯覚し、心とチームに甘さを住まわせてしまってました。

高校生が必死になって目指すインターハイ。
やはりそんなに甘くはありませんでした。

生徒たちの、特に3年生の悔し涙は、正直心が苦しくなり、胸に穴が開いたような気持ちになります。できることなら、もう一度大会前に戻りたい気持ちでいっぱいでした。

しかし、時間は決して立ち止まってくれず、選手も私も先に進まなければなりません。目指すべきインターハイがなくなった選手にもう一度前を向かせてあげられるよう私も頑張らなければなりませんね。

そして、ありがたいことに、そんな中でも5人の選手がインターハイ出場を決めてくれました。その5人も決して満足いく結果の南九州大会ではなかったのですが、幸い次のラウンドが用意されています。チームの代表として、そして、インターハイではベストパフォーマンスできるように、今後、気を引き締めて頑張っていこうと思います。

インターハイ出場選手
(写真はスポかごの政さんが取って下さったものです)


男子走幅跳
男子三段跳
男子走高跳
女子走幅跳
女子100mH



















そして,この総体から南九州にかけての期間,本校では教育実習が行われました。
数年前から毎年のように,陸上競技部の卒業生が実習生として本校に来てくれます。
部員も増え,ちょうど試合期とあって,監督としては,とても助かります。
(実習の指導が十分にできていないかもしれなくて申し訳ないのですが…)

今年は,2012年度の卒業生で,現在環太平洋大学で頑張っている,川越彩が来てくれました。
川越は,実は,熊本の中学に通う生徒で,本校の陸上競技部への入部を志し,熊本から鹿児島の本校へ入学してきてくれました。親元を離れての寮生活で大変な時期もたくさんあったと思いますが,チームの主将も務めてくれ,南九州のチャンピオンになるなど,3年間大いに活躍もしてくれました。

学校の先生になりたいという強い思いをもってこの教育実習にも取り組んでくれており,生徒たちもすぐに川越先生を信頼するようになりました。
南九州大会では,実習を終わらせてからわざわざ宮崎まで応援・サポートに駆けつけてきてくれました。

監督はとても助かりましたし,この4週間とても楽しい時間になりました!







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