鹿児島高校陸上競技部

監督雑感を中心に鹿児島高校陸上競技部の様子をお知らせします!

全国高校総体 和歌山インターハイ

2015年08月07日 01時49分39秒 | 大会結果
みなさん,こんばんは。
久しぶりの更新になってしまいました。

その間,Facebookのみの更新でしたので,こちらでも書きたいと思います。

先日,一年でもっとも大きなイベントである,インターハイが和歌山で行われ,我々も参加してきました。

今年は,個人8種目,リレー4種目で合計27人がエントリーしました。
それに,マネージャー2名,応援団長1名,監督,コーチ2名,トレーナーの総勢34人で和歌山へ乗り込みました。


私が監督として赴任したのが,2009年。
ありがたいことに,毎年インターハイに来ることができています。

年々参加人数も増え,今年は,プログラム巻末の学校別参加人数を見ると
東京高校30人
大阪高校28人につぎ
鹿児島高校が3番目に多いエントリー人数になれました。

実績では,他の学校ほどなく,また,地区のレベルが違うので,単純な比較はできませんが,
それでも,年々,インターハイへ進む人数が増え,こうして全国でも上位の人数を送り込むことが出来うれしく思います。


さて,今年の結果というと,

中釜佐和子が,3年目にして400mHで4位入賞を果たしてくれました。

本当は58秒台で3位以内を目指していましたので,やや悔しさもありますが,
自己ベスト(県記録・県高校新記録)での入賞ですから,立派です。

中釜は中学時代は全国大会へ進むことができましたが,入賞することはできませんでした。
この3年,全国入賞はもちろん,全国制覇を目標に取り組み,
昨年日本ユースではじめて6位に入賞し,そして,今年のインターハイで4位にはいることができました。

本当によく頑張ったと思います。


また,他では

これまた400mHで3年連続出場となった浦村星来は,昨年は準決勝に進むことができましたが,
今年は,ここ1ヶ月,シンスプリントに苦しめられ,十分にトレーニングが積めず
不完全燃焼な走りになってしまいました。
しかし,本人は,秋の日本ジュニアに向け,前向きに気持ちを入れ替えていますので,
今後こそ入賞してほしいと思います。

女子は,走幅跳に田中亜季と川島杏純の二人が出場しました。
二人は,まだ2年生と1年生。
今回は,よい経験ができたと思います。
残念ながら予選落ちとなりましたが,二人とも,思い切った跳躍ができていました。
まだまだ改善の余地が十分にありますので,秋のシーズンの飛躍に期待します。

男子は,2年の米森亮が走幅跳に出場。
自己ベストを跳べば決勝進出でしたが,
残念ながら予選敗退でした。
それでも7m08を2本揃え,向かい風の中でもこれだけ跳べたことは
大きな成長でした。
また,1,2年生の中では2番目の成績でした。
このまま,来年のインターハイでも上位入賞をしてもらいたいです。


走高跳には,1年の久保木春佑が出場。
目標としていた2mも惜しい跳躍でした。
まだ1年生で,体幹トレーニングなどまだまだ未熟な点がたくさんあります。
この舞台でしっかり記録を残せたことも十分な結果です。
来年,再来年と入賞していけるよう,これから頑張りましょう。

男女の両リレーは残念ながら,予選通過なりませんでしたが,
女子のマイルはチームベストを記録できました。

男子の4継は1,2年生中心ですから,来年はこの種目で上を狙いたいですね。

女子4継,マイルに出場した原璃音は小さい頃から頑張ってきた選手。
この1年本当に大きく成長できました。

男子マイルは昨年とまったく同じメンバー,同じオーダーで臨むことができました。
昨年,急遽,このメンバーで走る事になりましたが,同時に,翌年への期待が膨らんだことを思い出します。
目標達成はなりませんでしたが,3年生の絆を見ることができました。



すいません,時期がちょっと過ぎてしまい,旬なネタの提供ができませんでしたが,
今年のインターハイも無事終わりました。


一番の感想は,
「暑かった!!」
ですかね。


昨年の松田に続き,今年は中釜が入賞をしてくれました。
来年も跳躍陣を中心に,さらなる活躍ができるよう,頑張っていきたいと思います。


大会に際しましては,
多くの方々から,応援,ご支援,ご指導を頂きました。

本当にありがとうございます。


今後とも,鹿児島高校陸上競技部をよろしくお願いします。