怪人クンのムフフ日記

ムフフ、ムフフ、時々オヨヨの〝怪人クンワールド〟炸裂!
あの大物も、この人も。愉快な仲間続々登場!

キャバ嬢との別れ方

2009年08月16日 | Weblog
<8月15日(土)>

特設ビアガーデンもある。今宵も商店街には多くのブースが並び、家族連れやカップルで賑わっていた。お盆の時期はこれ。「夜店市」という恒例のイベントも2日目。
ドーン、ドーン。くしくも夜空を彩るは花火。夏の風物詩。

ダメだこりゃ…。そう感じたら、指名から外せばいい。
相手は恋人でもなく友だちでもない。ハコという空間と一定の時間の中、ときどきを別の場所でケータイ越しに、文字を送り合っては微笑むだけの付き合いさ。
たまたま夜の街で知り合った男と女。キャバ嬢とお客。それ以上でも以下でもない。
仲良くなるのも早いけど、壊れるのも実にあっけない。いつだって背中合わせの、ガラスのふたり。
今まで愛用していた商品が、あることをキッカケにして気に入らなくなったら次からは買わない。他社の製品に乗り換える。消費者の視点でいえば、なんら日常で起こっている出来事といっしょ。
そうは言ってもモノと違い、対人間であることが厄介。決断=決別を迷わすことはたしかだ。〝楽しかった時間〟が多く長かったりするとなおさらだ。
けど、一度でもそうなると感情が後戻りを許さない。決して安くはないカネを払ってまで同じ嬢には帰らない。

ならば、指名嬢だった彼女のいる店には二度と行かないのか? 少しのインターバルを挟むかもしれないけど、怪人クンはかまわず行くよ。
よく「相手のコにもプライドがあるだろうから」と己自身に最低限のルールを作り、勝手にひいた〝常識線〟を律儀に越えず、気を遣って(?)近づかなくなる男たちもいるようだけどそうはならないなぁ。
やさしすぎるよ、野郎たち。そこまで〝いいひと〟でい続けなくてもいいんじゃない?
じゃあ、怪人クンはわざわざどうして?
♪もう1回、もう1回、未練があるから?
とんでもない。この世界はご存知、入れ替わりも激しい。彼女が辞めずに在籍していてもニューフェイスしかり、これまで〝独占契約〟を理由に交わってこなかった嬢がわんさかいる。まだ見ぬ未来、出会いの宝庫を、たったひとりの女のために遠慮する必要はどこにもない。
そのくらいの図太さなくしてムフフ…、〝夜の旅人〟なんざ名乗れないですよ。万が一フリーで怪人クンの席に行くようボーイに指示されたらキッパリ、彼女が「あのお客さんには付きたくないの!」と断ればいい。簡単なことだ。

さてさて。みなそれぞれに考えも意見も違うけど、怪人クンが思う「キャバ嬢との別れ方」を書いてみる。あるいは、「終わり方」と表したほうがいいのかな?
メールで幕。これがベストと考える。
意見の違いから、店でもめておしまい。こうなると帰り道も後味も最悪。
「楽しむために行ったはずなのに…」
不快をお持ち帰りは御免だ。幸い、そういう経験はないけど(笑)。
メールなら顔を見ることもなく、声を聴く必要もない。指ひとつでポチッとさよなら。
きれいなラスト。怒りの最後。自然消滅。ほぼ怪人クンのエンディングはこのパターンだ。

あ、また余震だ。夜揺れを感じるも、テレビに速報は流れなかった。あまりに頻繁すぎて追いつかないのか?
『静岡新聞』の夕刊によれば、真ん中の体育館も北の体育館も市のプールも、スポーツ施設の復旧はメドが立たない、と書かれていた。現場を見てないから状況が把握できないけど、想像をはるかに上回る破損のようだ。合気道仲間と青畳での再会はいつになることやら?


※青畳は今?(写真)