日本で、デング熱が発生したそうですね。感染媒介のヒトスジシマカは青森県以南の日本にも居ます。5月中旬~10月下旬。日中屋外での活動性が高く、範囲は50~100m程度。症状は、頭痛、筋肉痛、皮膚の発疹など。ワクチン無し、治療薬無し、対症療法のみ。まだ、発生源(人が持ち込んだか蚊が入り込んだのか、海外からか)が分からないようですね。ウイルスが蚊の卵で一緒に越冬することは無いようなので、涼しくなれば大丈夫ですね。
<デング熱に関する注意喚起>
デング熱について
(1)感染源
デング熱はデングウイルス(フラビウイルス属で1~4型まである)を持つ蚊(ネッタイシマカ、ヒトスジシマカなど)に刺されることで感染します。感染には蚊が必ず媒介し、人から人への直接感染はありません。一度かかると免疫が出来ますが、異なった型のデングウイルスに感染した場合は再発症します。デング熱を媒介する蚊の活動はハマダラカ(マラリア媒介蚊)と異なり、夜明け少し前から日暮れまでの間(特に朝と夕方)です。
(2)症状
3~15日(通常5~6日)の潜伏期を経て、突然の発熱で始まります。38~40度程度の熱が5~7日間続き、激しい頭痛、眼窩後部痛、関節痛、筋肉痛、発疹を伴います。この発疹は風疹と同じような小さな紅斑で、かゆみや痛みはありません。また、発熱期の最後や解熱後に軽い皮下出血が足や脇の下、手のひらなどに現れます。通常、症状が現れてから自然軽快するまでの期間は7日間前後です。
(3)治療方法
デング熱には特効薬がなく、一般に対症療法が行われます(デング熱が疑われた場合には、鎮痛解熱剤としてアスピリン等の使用は避け、アセトアミノフェンを使用することをお勧めします)。特別な治療を行わなくても軽症で済む場合が多く、死亡率は1%以下であると言われています。ただ、時にデング出血熱という重篤な病気になる事があります。
デング出血熱は、死亡率の低いデング熱と異なり、口や鼻等の粘膜からの出血を伴い、通常でも10パーセント前後、適切な手当がなされない場合には40~50パーセントが死亡するといわれています。この出血熱は発熱して2~7日してから発症することが多いようですが、デング熱にかかった人がデング出血熱になるかどうかは事前に予測が出来ません(大人よりも小児に多発する傾向があります)。
(4)予防方法
デング熱には予防接種も予防薬もなく、蚊に刺されないようにすることが唯一の予防方法です。デング熱発生地域に旅行を予定されている方は、次の点に十分留意の上、感染の予防に努めてください。
●デング熱を媒介するネッタイシマカ、ヒトスジシマカ等は古タイヤなどのわずかな水たまりで繁殖するため都市部でも多く見られるので、外出する際には長袖シャツ・長ズボンなどの着用により肌の露出を少なくし、肌の露出した部分には昆虫忌避剤(虫除けスプレー等)を2~3時間おきに塗布する。
●室内においても、電気蚊取り器、蚊取り線香や殺虫剤、蚊帳(かや)等を効果的に使用する。
●規則正しい生活と十分な睡眠、栄養をとることで抵抗力をつける。
●突然の高熱や頭痛、関節痛や筋肉痛、発疹等が現れた場合には、デング熱を疑って、直ちに専門医師の診断を受ける。
(問い合わせ先)
在タイ王国日本国大使館領事部
在チェンマイ日本国総領事館
55555(ハハハハハ) こっちでは年中居ますよ。特に今は雨季で少し涼しいので、蚊が多いですよ。

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デング熱について
(1)感染源
デング熱はデングウイルス(フラビウイルス属で1~4型まである)を持つ蚊(ネッタイシマカ、ヒトスジシマカなど)に刺されることで感染します。感染には蚊が必ず媒介し、人から人への直接感染はありません。一度かかると免疫が出来ますが、異なった型のデングウイルスに感染した場合は再発症します。デング熱を媒介する蚊の活動はハマダラカ(マラリア媒介蚊)と異なり、夜明け少し前から日暮れまでの間(特に朝と夕方)です。
(2)症状
3~15日(通常5~6日)の潜伏期を経て、突然の発熱で始まります。38~40度程度の熱が5~7日間続き、激しい頭痛、眼窩後部痛、関節痛、筋肉痛、発疹を伴います。この発疹は風疹と同じような小さな紅斑で、かゆみや痛みはありません。また、発熱期の最後や解熱後に軽い皮下出血が足や脇の下、手のひらなどに現れます。通常、症状が現れてから自然軽快するまでの期間は7日間前後です。
(3)治療方法
デング熱には特効薬がなく、一般に対症療法が行われます(デング熱が疑われた場合には、鎮痛解熱剤としてアスピリン等の使用は避け、アセトアミノフェンを使用することをお勧めします)。特別な治療を行わなくても軽症で済む場合が多く、死亡率は1%以下であると言われています。ただ、時にデング出血熱という重篤な病気になる事があります。
デング出血熱は、死亡率の低いデング熱と異なり、口や鼻等の粘膜からの出血を伴い、通常でも10パーセント前後、適切な手当がなされない場合には40~50パーセントが死亡するといわれています。この出血熱は発熱して2~7日してから発症することが多いようですが、デング熱にかかった人がデング出血熱になるかどうかは事前に予測が出来ません(大人よりも小児に多発する傾向があります)。
(4)予防方法
デング熱には予防接種も予防薬もなく、蚊に刺されないようにすることが唯一の予防方法です。デング熱発生地域に旅行を予定されている方は、次の点に十分留意の上、感染の予防に努めてください。
●デング熱を媒介するネッタイシマカ、ヒトスジシマカ等は古タイヤなどのわずかな水たまりで繁殖するため都市部でも多く見られるので、外出する際には長袖シャツ・長ズボンなどの着用により肌の露出を少なくし、肌の露出した部分には昆虫忌避剤(虫除けスプレー等)を2~3時間おきに塗布する。
●室内においても、電気蚊取り器、蚊取り線香や殺虫剤、蚊帳(かや)等を効果的に使用する。
●規則正しい生活と十分な睡眠、栄養をとることで抵抗力をつける。
●突然の高熱や頭痛、関節痛や筋肉痛、発疹等が現れた場合には、デング熱を疑って、直ちに専門医師の診断を受ける。
(問い合わせ先)
在タイ王国日本国大使館領事部
在チェンマイ日本国総領事館
55555(ハハハハハ) こっちでは年中居ますよ。特に今は雨季で少し涼しいので、蚊が多いですよ。


