二村嘉一のネオジャパニズム

 世界の中で生きて行く、私達の創る新しい日本の形とは

 父の背中。

2010年11月12日 00時00分00秒 | 日記・エッセイ・コラム
 
 
 
 
 
    
 今の日時は

11月10日(水)

午後21時25分です。

今は、NHKの

ニュースウオッチ9を

見ながら書いています。

今日は、この時間に

書いていますが、

いつもは、

NHKのFMラジオの

ミュージックラインを

聴いている時間です。

今はもう、

テレビを終えて

窈ちゃんの

花蓮街を聴いて

います。

久しぶりに

ヘッドホンで

ボリュームを上げて

ガンガンと

聴いていますが、

新鮮な音がして

音響装置とは

不思議なものだと

そう思いました。







 



  人生は

一人で生きているのでは

ないなと思います、

人間一人では

生きて行けない

その事に、

立ちすくむような

気持ちになる時も

ありますが、

見てくれている人が

必ずいると

そう思います。

信じる者は救われるで

捨てる神あれば拾う神あり

ですね。











 父の仕事が

牛乳屋であり

その事について

悩んでいた時期が

ありましたが、

正直今でも

厳しい仕事だけど

父はよくがんばっているなと

そう思います。

まあ、あまり

尊敬をされる仕事では

ありませんが、

何か道を求めるように

生活のライフスタイルが

規則正しく

そして、

当然、朝が早いので

旅行も出来ず

禁欲的な職業です。

夜遊びも出来ないしね。












 まあ、父は

まじめで働き者です、

昔は、

年収が

2000万円あったそうですが

今はもう半分以下だと

そう思います。

三菱商事の社員が

年収1000万円あるそうだと

アルバイト先の

名古屋の百貨店の

丸栄で、まあ過去ですが

バイト仲間の父が

そういう

三菱商事の社員

そうらしいので

そういう話をしたら

父は

その、2000万ある話をして

そんな奴たいした事ないがやと

名古屋弁で言っていた事を

思い出します。











 父の兄弟には

遊び人の人が多くて

人生に失敗をしてしまった

そんな人が多いのですが、

父だけは何故か

今の財産を築き上げ

平和で、幸せな生活を

しています。

言葉は悪いし

あまり、教養もありませんが

仕事だけは

真面目にこなしてきて

僕を育て上げてくれました。










 でもまあ、

小さい牛乳屋ですが

こういう仕事をする

人が居なければ

牛乳を安く

手軽に飲める人が

居なくなって

困る人も

居るだろうなと

そう思う事もありますが

100円の商品を売って

粗利が30円だそうですが、

薄利多売で

がんばっているようです。

人を使っていないので

人件費も掛からず

家族経営で

気楽なものです。











 きっと父は

もうすぐ、

静かにこの仕事を

終えるんだろうなと

そう思いますが、

僕が後を継がない事には

何も言いません。

父は、勉強をして欲しいと

そう思っているらしく

最近は、あまり言いませんが

見守ってくれているようです。











 でもまあ、

資源の無い日本は

人材が命で

真面目に勉強をする

国民を作らなくては

ならないので、

できるだけ、

若い人の可能性を

伸ばすという、

社会風土が涵養

されているようで、

それが日本の強みに

なっているとそう思います。










 
 今の豊かな

そんな家庭に生まれた

その幸運を

感謝をしますが、

子供の頃は

あまり、

夢のある職業では

ないなと思っていたので

正直、この家から

逃げ出したいと

そう思っていましたが、

今は、

それだからこそ

守られているのだと

そう素直に感謝を

する事が出来ますが、

まあ、言葉にして

直接父に言う事は

照れ臭くて

まだできません。

いつかは

生きている間に

感謝の気持ちを伝える事が

できればとそう思っています。









 変わり行く世の中の事思う時父というのは花を咲かせた





 God bless you !