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秩父鉄道100形カラーリバイバル急行の撮影・乗車記

2009年05月30日 | 旅行記
こんばんは。
予告通り行ってきました。
長文ですが、ゆっくりご覧いただけたらなぁ、と思います。

まずは歩いて地元駅へ。同行のMLながとろ氏と合流。
地元駅を6時50分くらいに出る電車で、飯能→西武秩父と乗り継ぎ。
西武秩父から御花畑まで歩き、御花畑からは1000系の羽生行きに乗る。
久々の秩鉄の電車にすっかり体をほぐされ(?)、上長瀞で下車。

今回はここで臨時急行を撮影しようと思う。
駅の羽生方に、線路に沿って桜並木があるのだが、この青々と茂った並木とともに撮ろうというわけだ。
・・・着いたのは、9時頃。
急行が来るのは・・・12時過ぎ。
まぁ、他の電車や貨物でも撮ってのんびり過ごしましょ、ってことだが、他に人はいなかった。
で、写真の善し悪しは別として秩鉄の旅客車両全形式は撮影したと思う。
(ここで撮影した他の写真は、また日を改めて。)

しばらくすると人がポチポチ現れ始め、パレオ通過前は5~6人いたと思う。
ただ、自分たちのように直線区間で撮る人は少数で、多くの人はもっと上長瀞駅よりの、カーブした部分を狙っているみたいだった。
パレオも通過し、一本前の各停も行って、やっと急行が来た。

↑なんか傾いているような・・・(汗

さてさて、今度は乗車せねば、ということで次の各停で影森を目指す。
車両はまたも1000系。今日はどうやら全ての標準色の編成が運用に出てるらしかった。(見落としがあるかもしれませんが・・・)
そして影森に着くと・・・人がいっぱい。
こんなに人がいる影森駅なんて初めてだった。
ホームには写真を撮る人が群がっていた。


のんびり発車を待つ。
しばらくしたらパンタが上がった。

発車時刻の10分くらい前に入線してきた。
デハ1102の車端部の座席に腰掛ける。

14:02、電車は発車した。
ここでなんと、乗車証明書が配られた。
事前のアナウンスでは配られるのは影森行きのみ、ということだったので、嬉しかった。
逆に・・・余ってしまったのかな・・・とも思った。

秩父を出ると次は皆野。1000系の急行に乗るのははじめてなので、わくわくしていたが、やはり期待は裏切られなかった。
結構なスピードを出して飛ばす。ただし駅間限定だが。駅進入時は、相変わらずゆっくり入っていく。
武州原谷で石灰石の積み込みを行っているD305以下ヲキ編成を眺め、新緑のなかを飛ばす。
皆野の次は長瀞。荒川橋梁で上流側を眺めると、撮影者が二人いた。
この天気の悪い中がんばるなぁ、と思った。

長瀞で貨物と西武4000系と並び、野上を過ぎると荒川がぐんと近くなる。
平行する国道140号線の車列をどんどん追い抜き、寄居へ到着。
ここでは貨物の交換待ち合わせで数分停車時間があった。

寄居を出るとここからは開けた田園地帯。
この田園地帯の中を行くのも絵になるのだろう。
撮影者がちらほら見受けられた。

武川を出ると次は終点熊谷。
あっという間の一時間だった。広瀬川原の車両基地を過ぎ、新幹線の高架をくぐって、終点熊谷には15:03に到着した。


熊谷駅はまるで昭和の時代に戻ったようであった。
薄暗いこの駅に、この塗装の電車はよく似合うと思う。
実際に小豆色の100形や500形、800形を見たことはないが、その車両が走った秩父鉄道という路線の古き良き時代を、少しだけ味わえた気がする。

臨時急行の大役を果たした小豆色1000系は、ゆっくりと熊谷駅の留置線へ入っていった。


この後、明戸・大麻生の両駅に寄って帰りました。


今日得た鉄道関係の品?

(左から)
秩鉄カラー・リバイバルトレインの記念台紙入場券
西武秩父の仲見世通りで買ったE851の箱に入ったお菓子
臨時急行の乗車証明書

久々に充実した一日だったです。

本日、このような素晴らしい列車を運転してくださった秩父鉄道の皆様には、深く感謝します。ありがとうございましたm(_ _)m


最後までお読みいただきありがとうございました。


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4 コメント

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Unknown (二枚橋)
2009-05-31 00:11:59
意外と似合うねぇ・・・。
1000系を黄色+茶色以前の塗装にすると聞いた時には、どんな電車になるのか少し不安になったけれど、これは似合ってる。

しかし、消滅から20年以上も経ってから、また秩父路にあずき色が帰ってくるとは・・・。
 すごい世の中になったものだ。。
お返事 (影森三輪)
2009-05-31 20:40:40
>>二枚橋様
コメントありがとうございます。

こういうのは当たりはずれが大きいと思いますが、先にあった富士急の旧塗装復活編成とともになかなかよい出来映えだと思います。
側面に「CTK」のロゴがしっかり入っているのもなんとも・・・・

100形がなくなった頃は、リバイバル塗装なんて考えられないような時代だったのでしょうね。
そういう意味では、ここ数年のリバイバル塗装が多数増えているのは我々にとっては嬉しいことなのかもしれませんね。
ただ、もうじきリバイバル塗装を施す車両・似合う車両がどんどん消滅していくでしょうから、そうしたら下火になっていくのかもしれませんね。

トラックバックありがとうございます。
なにやら古い写真が拝見できる予感が(笑)
早速訪問させていただきます。
Unknown (きえふにいさん)
2009-06-01 15:27:27
影森三森さま

はじめまして。おっとっと様のページでときどきご一緒する「きえふにいさん」と申します。高校生のころに秩父鉄道デハ100形が好きだったオッサンです。

土曜日の秩鉄リバイバルカラー撮影では下りを上長瀞で撮影されたとのこと。私、西武からの直通長瀞行きから上長瀞桜並木にいらっしゃる方々を観察していました! なんせ運転室真後ろでかぶりついてロケハンしていましたので。で、樋口-野上で有名な場所を避けて撮り、上りは影森三森さまがいらした上長瀞桜並木で撮影しました。

あのカラーはほんとうに懐かしいです。デハ1000形に意外に似合うのがうれしいですね。でも、今の鉄道の姿もどんなものでも写しておくとその後に役立つものです。今後の影森三森さまのご活躍を期待しております。
お返事 (影森三輪)
2009-06-01 23:01:10
>>きえふにいさん様
こんばんは、コメントありがとうございます。
おっとっと様のブログでご一緒するので、お名前は存じておりましたが当ブログにご来場していただけるとは。
ありがとうございますm(_ _)m

直通の長瀞行きですか~。後追いで撮ってますね(笑)
復路の桜並木にいらした方・・・見かけているかもしれません・・・
はっきりと記憶がないですが(汗)

当時デハ100などを見ていない私が嬉しくて嬉しくて仕方ないくらいですから、往時をご覧になった方はもう懐かしくて仕方ないでしょうね。
それもよく似合っているから何とも言えませんね。

今の鉄道の姿・・・新型車を毛嫌いする傾向をどうにかしなければ(汗)
消えゆく物と新たに現れるもの、両方ともにきっちりと写せればいいんですが(笑

ありがとうございますm(_ _)m
是非、またご来訪下さい(^_^)

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