止れ3米後に

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銀河鉄道に乗ってきました・・・

2012年01月07日 | バス
タイトルだけ見ると訳が分からない記事ですが、まあ…

銀河鉄道というバス会社が東京都東村山市にあります。
1999年に設立された同社は比較的小規模な事業者で、特定輸送・観光バス・そして路線バスを運行しています。
とここまでならありがちな新規参入のバス会社。でも銀河鉄道がひと味違うのは、社長さんが自他共に認める「バス好き」であることです。
興味のある方は同社のウェブサイトを見てみてください。
http://www.gintetsu.co.jp/
さてバス好きが立ち上げたバス会社の路線とは一体どういうモノなのか気になりました。
小平の方に用事が出来たので、そのついでに乗ってみることにしました。

まず乗ってみたのは東村山駅東口から出ている「東村山青葉恩多町線」。循環系統で、団地や工業地帯をまわり東村山駅東口に戻ってきます。


車両は日野の小型バス・リエッセが使われています。たまに中型バスが入ることもあるそうですが…。

運賃は均一で大人170円。前乗り前払いです。

さて乗ってみると結構狭い道を走ったりしてなかなか楽しめました。
乗客の方はといえば、途中でそこそこお客さんを乗せて、終点に着く頃には座席はほぼ埋まっている感じでした。
時刻表を見ればわかりますが日中は15分間隔で運行されています。小規模な事業者にしては高い運行頻度だと思いますがどうでしょうか。


東村山駅東口で並ぶ銀河鉄道のリエッセと東村山市「グリーンバス」のCNGリエッセ。グリーンバスも同社と西武バスが共同で運行しており、写真のバスは銀鉄車でした。

さて西武線で小平駅に移動し、次は小金井循環線に乗ってみました。

こちらは小平駅から、小平団地などを通り、小金井市の学芸大学など学校が集まった地区を通過し小平駅に戻る循環系統です。
2010年4月から運行を開始した新しい路線です。メインターゲットは学生なのか、平日と土曜日のみの運行です。

車両は三菱のエアロミディワンステップでした。どこかの中古車だそうですが出所不明…。
小金井循環線で運用される車両はもう1台あり、そちらは観光顔の日野HRという妙な車両で、それも中古車らしいですが出所不明とか。

こちらも運賃は先払いで170円均一です。

小平駅を出てから、ほとんどの区間で他社の別な路線と並行していますが、バス停はほとんど他社とは違う位置に置かれていました。
他社とは関係なく、乗客が乗りやすい・集まりやすい場所にバス停を置いている…そうとも取れますが、別な解釈をすれば、既存の他社のバス停と同居できなかった…とも思えます。

さてお客さんは小平駅を出た時点で3~4名ほど…。途中の中央大学付属までで全て降りられていきましたが、学生が乗ってきたりして乗客が途切れることはありませんでした。
しかしガラガラなのには間違いなく…汗 まあ時間帯もあると思いますが。


さて銀河鉄道のバスに乗って素直にすごいなあと思ったのは「バスが綺麗」ということです。
車体はピカピカに磨き上げられ、車内もゴミ一つなく、窓ガラスの曇りも鱗もありません。さすがバス好きがやってる会社だけあります。。
聞けばドライバーさんは入庫後2時間、車両の清掃を行うとか…。頭が下がります。でもお陰で気分良くバスを利用できるからありがたいことです。
(あと路線車にまでホイールキャップがついてるのはすごい)

ちなみに銀河鉄道の路線はあと一つあり、新小平駅から出ている小平学校線というのがそれです。
これは小金井循環線よりスクールバス的要素が強く、ちょっと乗りづらいのが残念。。

銀鉄の路線車は他にも個性の強い車が多いようなので、また撮影しに来たいなあと思ってます。