東洋医学の理論~人間が病むということの過程的構造からの東洋医学的治療論~

人間が病むということの過程的像から、鍼灸等の問題を説いてみたいと思います。よろしくお願いいたします。

<時間>の唯物論的な把握とは〜唯物論的と観念論的の区別と連関〜

2015-12-06 15:58:19 | 鍼灸理論・東洋医学
 「夢講義 第6巻」(南郷継正著 現代社)、読み返した。唯物論的な把握ということ初めてわかった。と思える。  「夢講義 第6巻」で、<時間>について、<時間>をあるものとして捉えるのは観念論的な捉え方で、<時間>を人類が創造したものとして捉えるのが唯物論的な<時間>の捉え方である。と説(解)いていただいている。  本来、<時間>というものは、人類が世界の変化、運動を、<時間>として捉え返すこと . . . 本文を読む
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大阪モーターショー〜時代のココロを視る〜

2015-12-06 10:25:25 | 日記
 大阪モーターショーに行った。時代の移り変わり、時の流れを実感した。  昨日、仕事後、学校まで時間があったので、大阪モーターショーへ行った。  日本の基幹産業の一つである自動車産業の最先端(の技術とデザイン)と未来(の技術とデザイン)を見ておきたい、との思いで、久しぶりのモーターショーであった。もちろん、現代の若者と違って車好きということもあるのだが・・・・・・。  しかしながら、自身の予想に . . . 本文を読む
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背部兪穴は何故に棘突起間陥凹部の横にあるのか?〜歴史の重みについて〜

2015-12-05 23:20:22 | 日記
 本日の鍼灸実技。経穴の持つ歴史の重み実感した。  月に一回の土曜日の鍼灸実技。そこまでに鍼灸実技で学んだことを使って、お互いの鍼灸実技のパートナーを治療する。という課題の実技授業である。  自身は、腰の古傷の治療をしてもらい、パートナーに対しては、特に不調は無いということだったので、背部を触診して、張り、硬結のあった背部への施術(鍼の)を行った。  膀胱經の背腰部の経穴は、すべて棘突起間の . . . 本文を読む
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もう一つの気の学び~気の事実を持つ実践の必要性~

2015-12-04 23:28:54 | 鍼灸理論・東洋医学
 「気とは何か」を分かって行くには、自身での事実を持つことも必須である。と思う。  具体的には、自身の鍼灸(と狭義の手技療法術)の実践において、というものが、言ってみれば、現象して来るまでの実践の深まりが、必要なのではと思える。  別言すれば、自身の鍼灸(と狭義の手技療法術)の治療において、を駆使しての診断・治療が可能となる高みに至ることが必要なのではと思える。  これは例えば、絵画におい . . . 本文を読む
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biglobeのsimカード、その後〜3GB→6 GBへ〜

2015-12-03 23:57:57 | 日記
 simカード、その後。月契約を3GBから6GBへと変更した。理由は二つ。  一つは、自身の使っているbiglobeのsimカードは月3GB契約では、72時間制限というものがあって72時間に600MB以上の通信をすると200Mbps以下へと通信速度が制限される。  これは、メールやブログには何の問題も無いのだが、動画はもちろん、画像を多用したページを閲覧するのに支障をきたす。  もう一つは、以 . . . 本文を読む
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本当の!「気血津液」の歴史性とは〜「看護の生理学」に学ぶ対象の構造への分け入り方〜

2015-12-03 21:14:54 | 鍼灸理論・東洋医学
 「看護の生理学」を読み返し始めることで、「気血津液」をいかに捉えるかについての、示唆をいただけた。と思う。  1週間後に、実力テスト(解剖生理、経絡経穴、東洋医学の内容を含むもの)が実施されるので、かつ、その得点が基準に満たないと課題が出されその提出を求められるということなので、解剖生理の復習としての意味もあって、「看護の生理学(1〜3)」(薄井坦子、瀬江千史共著 現代社)を読み . . . 本文を読む
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ちりげの灸、小児差斜の灸、肺兪、膏肓、心兪~今日の鍼灸実技

2015-12-02 20:49:42 | 鍼灸術・手技療法術
今日の鍼灸実技。ちりげの灸、小児差斜の灸。肺兪、膏肓、心兪への鍼。 「ちりげの灸(身柱への灸)」 主治:疳の虫 取穴:大椎(第7頸椎棘突起下陥凹部)を取って、下がっていって、第3胸椎棘突起下陥凹部に「身柱」穴を取る。 「小児差斜の灸(肝兪、脾兪への灸)」 主治:小児疾患(特に疳の虫) 取穴:筋縮(第9胸椎棘突起下陥凹部)、脊中(第11胸椎棘突起下陥凹部)を取って、それぞれの一寸五分外側 . . . 本文を読む
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手の太陰肺経と手の陽明大腸経~昨夜の経絡経穴概論~

2015-12-02 10:28:27 | 鍼灸術・手技療法術
昨夜の経絡経穴概論。手の太陰肺経(列欠~)と手の陽明大腸経(~肘髎)の取穴、解説であった。 手の太陰肺経(列欠、経渠、太淵、魚際、少商)、手の陽明大腸経(商陽、二間、三間、合谷、陽渓、偏歴、温る、下廉、上廉、手三里、曲池、肘髎) . . . 本文を読む
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左合先生へのメール~東洋医学の歴史性について~

2015-12-02 10:01:19 | 日記
東洋医学の学び、学びかたについて、自身の現時点での認識をまとめておきたい。そして、それをブログ記事に。と思っていたのだが、少し前に、左合先生へのメールでその事を簡単にまとめたので、当初はそれを元に、とも思ったのだが、時間の制約もある。かつ、内容的には、きちんと書けている。と思えるので、そのままにブログ記事にすることとした。惡しからず了解いただければ。と思う。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ . . . 本文を読む
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気と血、津液の区別と連関〜人類の精神の歴史に学ぶ必要性〜

2015-12-01 21:12:41 | 鍼灸理論・東洋医学
気と血、津液とは、明らかによって立つものが異なる。と思う。 身体の中を流れるものを「気の類」と称する。具体的には気、血、津液をいうのだが、気血津液と三つを並列して、一つのものの如く呼ぶこともある。 しかしながら、気と血、津液とは明らかによって立つものが異なる。 血と津液は、実体としてある血液と血液以外の体液の実体と機能が、その大元である。 それに対して、気は、まず働きの認識があって、気とい . . . 本文を読む
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