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グッドライアー 偽りのゲーム

2020-02-15 | 2020映画評


「グッドライアー 偽りのゲーム」 ビル コンドン監督 米 ☓NTS

 ニコラス サールのサスペンス小説「老いたる詐欺師」が原作で、ヘレン ミレンとイアン マッケランの名優が競演しています。
 冷酷な詐欺師ロイ(マッケラン)は資産家の未亡人ベティ(ミレン)に出会い系サイトを通じて近づきます。孤独で気弱な未亡人から財産を乗っ取ろうと計画通りに着々と親密になっていきます。ところが、ベティが急に倒れ余命が1年ほどだとわかった時点からロイの計画は徐々に脇にそれベティの希望で死ぬ前に行きたいというヨーロッパそれもベルリンへ旅に出るのでした。
 
ロイが嘘つきの詐欺師なのは最初からわかっていて、それでは「グッドライアー」であるベティがどんな嘘をついているのかがこの作品の見所です。タネが明かされると、二人がデートで見た映画が「イングロリアス・バスターズ」だったことも納得です。ネタバレ厳禁の作品なので詳細は書けませんがタネ明かしの部分をもう少し丁寧に説明してくれても良かったかなとも思います。
 謎が溶けてからもう一度観たい作品です。

タバコは、オープニングからロイが喫煙しながら出会い系サイトのフォームにチェックしていてそれも「喫煙」の欄に「いいえ」とチェックし、いきなり「嘘」をついています。ロイは何回か喫煙していました。悪役なのでマイナスイメージですが。(☓☓ですがNTSです。)

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