「ばるぼら」 R15+ 手塚眞監督 日独仏合作 ✗✗✗
漫画家の手塚治虫が1970年に発表した大人向けの漫画を息子の手で実写映画化しました。
大人向きの小説で人気がある作家の美倉(稲垣吾郎)は酒ビン片手の薄汚い服を着た「ばるぼら」(二階堂ふみ)と出会います。彼女が口ずさんだ詩に惹かれたこともあり家に連れていきます。傍若無人な態度のばるぼらでしたが美倉は彼女から刺激を受け、奇妙な世界に入り込んでいくのでした。
大人の男の都合のいいファンタジーでしょうか。映像(クリストファー ドイル)音楽(橋本一子)がいわゆる「日本映画」の枠を超えヨーロッパの作品の雰囲気でした。
内容はともかく、合作で映画を作るということには評価をしたいと思います。
タバコは、主演の二人が喫煙者で度々喫煙していました。その点は1970年でした。(✗✗✗)