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「ブレット・トレイン」

2022-09-20 | 2022映画評


「ブレット・トレイン」 R15+ デビッド リーチ監督 日本 ☓NTS

 伊坂幸太郎原作の殺し屋シリーズ第2作目の「マリアビートル」を「デッドプール」の監督が映画化しました。
 世界一運の悪い殺し屋レディバグ(天道虫 ブラッド ピット)は仲介業者のマリア(サンドラブロック)からの「簡単なミッション、高速列車に東京から乗ってブリーフケースを盗み、次の駅で降りるだけ」を受けます。ブリーフケースは簡単に盗めましたが何故か車内に9人もの世界的な殺し屋たちが乗っていて次々とトラブルに見舞われます。実は犯罪組織の大物ホワイトデス(マイケル シャノン)の悪巧みが仕掛けられていたのです。レディバグは無事マリアのもとに成果を報告できるのでしょうか。

 ハチャメチャな楽しい作品です。殺し屋たちの映画なのでバイオレンス・アクションはあるし血潮も飛びますがゾンビ映画に比べればおとなしいものです。それよりも冒頭の「ステイン・アライブ」から始まり「時には母のない子のように」や「上を向いて歩こう」、他にも名曲の数々が盛り上げてくれます。応援上映があってもいいですね。
 原作は何度も読んでいるし、吹き替えで見たので映像に集中できより楽しめたと思います。伊坂ファンとしてはいつもの日本映画だと「ちょっとがっかり」しますが、今作は「似ているけど別物」と思えば原作の雰囲気は表現できていたと思います。真田広之まで吹き替えっていうのはちょっと残念だったけど。
 ブラピはずっと傷だらけでしたが、一回だけ「いいお顔」が拝めました。
また、チャニング・テイタムの印象的なちょい役も効果的でした。

タバコは、悪党たちが喫煙していましたが、かなりマイナスイメージでした。ただ、悪役も生身の俳優ですから健康は守ってあげたいですね。