
「ジュラシック・ワールド 新たなる支配者」 コリン トレボロウ監督 米 ○
恐竜を蘇らせた「パーク」シリーズと「ワールド」シリーズが合体し最終章を飾りました。
恐竜たちの島ヌブラルが噴火し救出された恐竜たちが各地に解き放たれた4年後、遺伝子操作技術を使って巨万の富を得ようという不届きな研究が進められる、一方パーク建設に協力した科学者ロックウッド(エルバ トリル)のクローン娘メイジー(イザベラ サーモン)はオーウェン(クリス プラット)とクレア(ブライス ダラス ハワード)のもと人里離れた森の中でひっそり暮らしていました。しかし、オーウェンと心を通わせていた恐竜ブルーが生んだ子どもをメイジーとともに密猟者に誘拐されオーウェンは救出に乗り出します。別の理由でバイオテクノロジー大企業を追っていたサトラー博士(ローラ ダーン)とグラント博士(サム ニール)は秘密基地に潜入し懐かしいマルコム博士などと合流するのですが。
恐竜より恐ろしい人間の欲望が主眼となっています。勧善懲悪の物語なので安心して見ることができます。懐かしい面々が揃いあのテーマ曲が一瞬流れるサービスも気が利いています。
輸送機のパイロット役のディワンダ ワイズが冷静沈着でかっこよかったです。アメリカ映画は特に娯楽作品ではジェンダー、人種などでのバランスがとても良く取れていて見ていて心がざわつくことがほとんどありません。
恐竜ファンとしてはこれで最後かと思うとちょっとさみしいです。
タバコは、なし。無煙です。