
「万能鑑定士Q モナ・リザの瞳」 佐藤信介監督 ○
天才鑑定士の凛田莉子(綾瀬はるか)のもとに、「日本でモナ・リザ展を開催する」ためにルーブル美術館の臨時学芸委員になるための試験を受けてほしいとの要請があります。別の事件がきっかけで莉子を知った雑誌編集者の小笠原(松坂桃李)とともにパリに行き、見事に候補者に選ばれます。帰国して本物を見分ける訓練をするうちに「モナ・リザの呪縛」に囚われ、鑑定眼が狂い始めるのでした。
果たして無事、本物の「モナ・リザ展」は開けるのでしょうか。
莉子が天才鑑定士にどうやってなったのか、そのあたりをはしょりすぎていて「ありえない話」になってしまい残念です。また、パリの観光案内はそれなりにきれいでしたが、もう少し身近な事件で「万能鑑定士」の力を見せて欲しかったです。2作目があるならもう一工夫期待したいところです。
タバコはなし。無煙です。主役の二人は2012年度の無煙映画大賞受賞の主演女優と主演男優でした。元気に活躍されていて嬉しい限りです。